日本ゼオン、独自技術の「斜め延伸位相差フィルム」を3Dテレビ向けに本格生産決定

日本ゼオン株式会社
2010年8月9日


日本ゼオン株式会社(社長:古河直純)は、独自技術による世界初の大型画面向け「斜め延伸位相差フィルム」の本格量産を開始するにあたり、新設備への投資を決定した。

「斜め延伸位相差フィルム」は2007年に上市し、中小型液晶(LCD)製品向けに少量生産設備で技術確立と市場ワークを進めてきていた。このほど、大型化に伴う諸課題を解決することができたことで、大幅な能力の増強を計り、大型画面向けに本格的な量産体制を整え、今後大きな市場の伸びが期待される3Dテレビ市場向けに、「3D用ベースフィルム」として「斜め延伸位相差フィルム」を供給する。

現在LCD-3Dテレビでは、専用のメガネをかけ正面水平の位置で鑑賞する方式が中心であり、傾けて見ると画像が暗くなる。この問題を解決できる光学性能を持つ大型画面向け「斜め延伸位相差フィルム」を世界で初めて供給し、より良い3D画像の供給に貢献する。

現在、3Dテレビの市場は、2014年には40インチ以上のテレビの4割近くが3D仕様になると見られており、早期市場参入で高シェアーを獲得して行く。

LCD-3Dテレビにとって必要不可欠となる部品材料を供給するため、日本ゼオンでは従来の生産能力を年産1,500万m2に大幅に増強し、本格的な量産体制とする計画である。VA方式のLCDテレビ向けを中心に「位相差フィルム」を生産している氷見製造所内に新設備を設置することで、光学フィルム事業の一層の拡大を目指す。

3Dテレビ市場の進展に合わせて2011年10月には新設備での量産を開始させる計画である。

なお、今回の新しい「斜め延伸位相差フィルム」は、大型化の開発が進んでいる有機ELのTFT基板の光反射防止用偏光板のベースフィルムとして活用できるものであり、更なる需要が期待されている。



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