日本ゼオン、スマートフォン用カメラ対応のレンズ樹脂材料を新規開発

2012年8月31日

日本ゼオン株式会社(本社:東京都千代田区、社長:古河 直純)は、このたびスマートフォン用カメラ対応のレンズ材料として、熱可塑性透明樹脂シクロオレフィンポリマー ZEONEX® の新製品「ZEONEX® K26R」を開発した。

ZEONEX®は携帯電話用カメラレンズとして高い実績を持つプラスチックであり、携帯電話の高性能化にともなうカメラ性能向上の要求に応えてきていた。

現在、スマートフォンやタブレット端末市場が拡大する中で、それらに搭載されるカメラモジュールのさらなる小型化、薄型化が進んでいる。
カメラモジュールの薄型化を実現するためには、従来より薄いレンズを必要とするため、薄肉レンズ成形に対応できるレンズ用樹脂材料が要求されている。また、表示画面の大型化に伴い、画質向上等カメラの高性能化も求められている。

今回、日本ゼオンは、従来のZEONEX® と比較して、より薄いレンズに成形でき、複屈折をさらに低減した新グレード「ZEONEX® K26R」の開発に成功した。「ZEONEX® K26R」を使うことで、レンズの厚みを1/2程度に薄くすることが可能となり、スマートフォンに搭載するカメラモジュールの薄型化、高性能化に貢献する。

2012年9月よりサンプル配布を開始する。「ZEONEX® K26R」の販売により、2014年度売上高10億円以上を計画している。

熱可塑性透明樹脂シクロオレフィンポリマー(製品名:ZEONEX®ZEONOR® )は、LCD用光学フィルム(製品名:ゼオノアフィルム®)、プリンター・スマートフォン・デジタルカメラ・医療検査機器市場での光学用途、およびアンテナ用途において需要が急拡大している。そのような中、今後も市場のニーズに対応した新製品提案を積極的に行う予定。




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