日本ゼオン、カーボンナノチューブ製造プラントの建設を決定

2014年05月15日

日本ゼオン株式会社(社長:田中 公章)はこの度、当社徳山工場内にスーパーグロース法で得られる高品位なカーボンナノチューブ製造プラントを建設することを決定しました。

当社は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)プロジェクト※)を通じ、2004年に独立行政法人産業技術総合研究所(以下、産総研)畠博士らにより見出された革新的な単層カーボンナノチューブの合成法である「スーパーグロース法」を基盤としたカーボンナノチューブの量産技術開発を進め、2011年には量産実証プラントの建設(2009年経済産業省補正予算事業)・運転・サンプル提供による技術普及を産総研と共同で進めてきました。

スーパーグロース法で得られるカーボンナノチューブは、他のカーボンナノチューブと比較して、高いアスペクト比、高純度、高比表面積といった特長を有するため、従来にない機能や特徴を持つ新機能性材料、次世代デバイス等への応用が期待される材料です。NEDOプロジェクトを通じ、高性能キャパシタ、高機能ゴム材料、高熱伝導材料等の革新的材料、デバイスの可能性が示唆され、その需要も大きく拡大すると予想されます。

これら市場での需要に応えるべく、当社は産総研の量産実証プラントで得られた技術を活用し、スーパーグロース法で得られる高品位な単層カーボンナノチューブの工場を建設することを決定しました。投資場所は山口県周南市の既存工場(徳山工場)内で、2015年下期の量産開始を目指します。

※)「カーボンナノチューブキャパシタ開発プロジェクト」(平成18年度~平成22年度)、「低炭素社会を実現する革新的カーボンナノチューブ複合材料開発プロジェクト」(平成22年度~平成25年度)

お問い合せ先:

日本ゼオン株式会社

CSR統括部門 広報室

電話:03-3216-2747

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