東洋機械金属:電動ディスク成形機「ST50discPRO−V」を開発
DVDディスク基板2枚同時成形が可能に!


2003年 1月28日


東洋機械金属(兵庫県明石市)は、同社ディスク成形機の集大成として、DVDディスク基板の2枚同時成形が可能な、世界初の全電動ディスク成形機「ST50discPRO−V」を開発した。

DVDは、肉厚0.6mmのディスク基板を2枚貼り合せて1枚のディスクとするフォマーットである。そのため、DVD生産ラインでは、1枚のディスクを生産するために、2台の成形機を要することが常識となっていたが、新製品「ST50discPRO−V」はこの生産方式を覆すことになる。



1.同機の特長は
(1) 従来のDVD生産システムと比較して大幅なコスト削減
1)イニシャルコスト−30%
2)ランニングコスト−50%
3)設置面積−70%

(2) 操作性の向上と省資源化を達成
成形機が1台となるため、成形のオペレーターの作業性が大幅に向上し、作業工数が減少。また従来のように、成形スタート時に2台のうち1台を稼動後、もう1台を稼動させるまでの廃棄ショットが皆無になるため、原料の省資源化にも寄与出来る。

(3) 周辺装置を成形機内に設置し省スペースを達成
成形をサポートする金型温調器(4系列)、真空ポンプを成形機フレーム内に設置し、大幅な省スペースを達成(当社従来比−70%)。

(4) 新開発「4TD(フォー・タイバー・ドライブ)」システムを採用
DVDのような薄肉成形品は、厚みのバラツキが極小であることが要求される。
4TDシステムは、連続運転中に、実成形品を確認しながら成形機のパラメータ変更によりディスクの板厚調整を可能とした画期的なシステムである。(PATENT PEND)

(5) 「2−MOLD」の採用
独立した金型を2台搭載してDVDディスク基板をそれぞれ成形する方式のため、従来の「ディスク基板2枚取り金型」に比べ金型重量の低減が可能になり、金型交換やメンテナンス時の作業を軽減でき、保守部品の共有化が容易となった。

(6) 新制御方式「SYSTEM21」を採用
SYSTEM21は高速処理が可能で、スキャンタイムを短縮し、精度アップを実現、これによりサーボモータ駆動源のクローズドループ制御の安定・高速化が可能となり、成形品の重量バラツキの縮小に貢献。

(7) ハイサイクル3.5秒を実現
DVD成形に最適化された成形機と金型の組合せにより、従来の1枚取りと同様の成形サイクル3.5秒を実現。


2.同機は、5月13日に開催される「MEDIA TECH」(アメリカ ラスベガス)に出展する。



3.販売計画
(1)販売価格
35,000千円 (金型・温調器・取出機・真空ポンプ含む)

(2)販売開始
2003年6月

(3)販売台数
初年度は、月産5台で市場投入。 次年度から月産15台。


4.本件に関するお問い合わせ先
兵庫県明石市二見町福里523−1
東洋機械金属株式会社 ディスク営業部
TEL(078)942-2658  FAX(078)942-5881

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