粉体塗料の開発(1999年『粉体塗料の開発と応用』普及版) |
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近年,環境汚染防止に関しPRTR(環境汚染物質排出・移動登録)の法制化や,環境管理システムISO 14000取得など企業は環境対応が身近になってきた。 製品の塗装は,工業製品の付加価値を高めるため重要な工程であるが,塗料中に含まれるVOC(揮発性有機物質)や廃水の処理は極めて厄介な問題である。水系塗料でも廃水処理ばかりでなく,VOCも含有しているので排気処理も必要である。粉体塗料は究極の環境適応塗料といわれ,VOCを全く含まないので,排気処理はもちろん廃水処理も必要としない わが国には,粉体塗料に関する基本的な成書としては粉体協刊行の「粉体塗装技術要覧」第2版があるのみである。本書は技術的開発が進み,外観,性能,価格など溶剤型塗装に匹敵する域に達した粉体塗料と粉体塗装の最新の情報を,現在わが国で活躍する第一線の技術者がそれぞれの専門分野について記載していて,現状および将来展望について余すところがない。 現在,粉体塗料や粉体塗装に関わっておられるメーカー,販売店,塗装業者はもとより,環境適応塗装を検討されている企業が求めておられる要望に応えることができるものと自負している。 1999年10月 武田進
本書は1999年に『粉体塗料の開発と応用』として刊行されました。普及版の刊行にあたり,内容は当時のままであり加筆・訂正などの手は加えておりませんので,ご了承ください。
なお,本書を監修された武田進先生は,2004年に御逝去されております。ここに心より哀悼の意を表します。 2006年1月 シーエムシー出版 編集部
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