刊行にあたって
液晶テレビ、デジタルカメラなど革新的なエレクトロニクス製品は、普及率が増加し利益が回収できる期間がだんだん短くなっている。これに加えて2008年から世界的な景気悪化でデジタル家電製品の販売が急減し、更に円高も加わりエレクトロニクス機器は大きな打撃を受けている。
こうした中で、収益性確保や国際的競争力強化のため製品高付加価値化が求められている。エレクトロニクス製品に高付加価値をもたらすには多くの優れた樹脂/材料が不可欠である。これらはセットメーカーと材料メーカーの密接な協力から生まれている。本書は高コントラスト透明性樹脂、放熱樹脂や放熱材料、軽量かつ耐衝撃性が高く、美しい筐体材料、バイオマス樹脂など優れた材料のトピックスをまとめた。エレクトロニクス製品および材料に携わる方々に本書をお勧めする。