発刊にあたって
近年環境意識の高まりのなか、「色素増感太陽電池」「有機薄膜太陽電池」の研究開発競争が急速に進んでいる。その研究開発を支えているキーマテリアルに「機能性色素」がある。機能性色素はエネルギー分野だけではなく、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機EL、電子ペーパーなどの情報表示用分野に、インクジェットプリンターやレーザープリンターなどの情報記録分野などのエレクトロニクス産業に広く応用されている。また医療・診断用などのバイオメディカル分野、さらに食品から化粧品など我々の日常生活の隅々まで入り込んでいる。
弊社では1981年の「機能性色素の化学」以来10冊を超える機能性色素に関わる書籍を発行し好評を博してきた。今回は市場動向、企業動向、開発動向を中心に、前述した太陽電池などの最最先端分野を始め幅広い産業までの市場をまとめた。
(「はじめに」より抜粋)
2009年11月 シーエムシー出版 編集部