成形工場用の新生産監視パッケ−ジソフトを開発


2005.10.7

 ハ−トフルテクノロジ−を標榜する射出成形機用取出ロボット専業メ−カ−の(株)ユ−シン精機は、このほど、2003年に発売したコストパフォーマンスに優れた成形工場の生産監視パッケ−ジソフト「Mold Mate」の上位機種として、新パッケージソフト「Mold Mate Professional」を開発、9月24日から幕張メッセで開催された「IPF2005」への出展と同時に受注を開始した。

Mold Mate Professional
※「Mold Mate Professional」の全機能メニューの画面
 今回のパッケージソフト「Mold Mate Professional」は、豊富なユーザーカスタマイズ機能を設けており、インターネットやLAN(構内情報通信網)を通しての現場からの正確なデータ収集や帳票カスタマイズ機能などによって、ユーザーのTPM(※1)活動に貢献するものである。

(※1)TPM:
トータル・プロダクティブ・メンテナンスの略語で、意味は、設備の生産性を高める最も経済性に優れた全社的な生産保全。


 「Mold Mate Professional」の最大特長は、非稼動要因や不良要因の分析による生産の効率化である。すなわち、QC(品質管理)活動のための数値目標を設定し結果を検証できるもので、小ロット単位の品質管理により、大量の不良発生を防止し、歩留まり向上に貢献する。また、不良要因のトレーサビリティーが可能で、ISO9001品質システムを支援する。

本ソフトの新たな機能としては
1 ユーザーカスタマイズ機能
これまでユーザーからのカスタマイズ要望が多かった日報、帳票等をユーザーにてカスタマイズすることができる。また、稼動実績、生産実績から稼動率などの計算式も自由に設定することができる。
2 ロットモニタ機能
ロット単位で生産の進捗状況が表示される。
3 設定機能
生産モニタレイアウト設定:工場のレイアウトに合わせてモニタ画面のレイアウトが変更可能。
4 登録機能
最上級生産管理用FAシステム「Y・MAPII」の機能である標準の成形ステーションマスタ登録、製品マスタ登録に加え、金型マスタ登録、樹脂マスタ登録、作業者マスタ登録、カレンダマスタ登録、停止要因マスタ登録(オプション)、マスタデータのCSV(※2)登録(オプション)が可能。

(※2)CSV:
デ−タベ−スソフトや表計算ソフトのデ−タをファイルとして保存するフォ−マットのひとつで、主にアプリケ−ション間のファイルのやりとりに使われる。
5 稼動チャート表示機能(オプション)
成形ステーションごとに過去の各ステーションの稼動状態をグラフにて表示する。
6 停止要因画面表示機能(オプション)
取出ロボットが停止した時に停止要因を選択することができ、選択した要因はサーバ側にて集計する。
7 CSV出力(オプション)が可能な印刷機能
ロット単位で生産の進捗状況が表示される。

 ユ−シン精機では、今回の「Mold Mate Professional」のほか、FA機器による省力化を支援する最上級の生産管理FAシステム「Y・MAPII」、コストパフォーマンスに優れた生産監視パッケ−ジ「Mold Mate」をラインナップしており、ユーザーの要望や生産形態に応じた選択が可能である。

 「Mold Mate Professional」は、年間20セットの販売を見込んでいる。 価格は、取出ロボット10台、本体オプションを含むフルスペック、無線LANを含む立ち上げ作業費込みのシステムで、約185万円程度(消費税別)。



● この件に関するお問い合せ
【ユ−シン精機広報】
広報担当:営業管理部 小谷
電話:075(933)9555
本社:京都市伏見区久我本町11−260




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