大型成形機用取出ロボット「RAII−α−1800」を商品化


平成18年8月29日

RAII−α−1800−HS  ハートフルテクノロジーを標榜する射出成形機用取出ロボット専業メーカーの(株)ユーシン精機は、需要が急増している大型取出ロボットの拡充を目的に、インターネットやLANなどに よるネットワーク化に対応するサーボトラバース (横走行)タイプ取出ロボット「RA/RAII−α(アルファ)シリーズ」 の大型機として「RAII−α−1800」を商品化、9月1日から受注を開始する。

 ユーシン精機では、ここ5年間で、中・大型取出ロボットが受注・売上台数ともに約2倍の伸びを示している。これは、好調な自動車関連を対象に中・大型取出 ロボットの機種の拡充を図ってきたことが奏功したものである。

 今回商品化した「RAII−α−1800」は、既販の1300クラスと2500クラスの中間にあたる機種で、自動車関連や大型ディスプレーのフレーム等の需要が期待される。これにより、「RAII−αシリーズ」は、他社に類の見ないきめ細かなラインナップとなった。

 本機は、射出成形機の型締力1500トン〜2000トン対応の天井の低い工場にも適した昇降軸2段式で、製品側アームのみのSタイプ、製品側・ランナ側の 両アームのあるDタイプがある。 制御装置はE-touch Web(Eタッチウェブ)コントローラを標準装備している。同コントローラはインターネットやLANを介しての生産情報のやりとりや、遠隔地からの生産管理を前提に設計されたものである。

E-touch Webの主な特長は次の通りである

1.ネットワーク接続用の通信ポートを標準装備。
2.WindowsをOSとして柔軟な拡張性を実現。
1 ネットワークによるデータ転送機能
ネットワークを介し、 既存のティーチングデータを別のE−touch Webコントローラ搭載の機体にダイレクトにコピーすることが可能 (コンパクトフラッシュなど記録媒体の介在は不要)。またメール送信機能で各種データや情報を、事務所や別の機体に送信することも可能。
1 リモート操作機能
リモートソフトの組み込みによって、インターネット経由でティーチングデータの取得や、動作プログラムの更新が可能。将来的にはユーシン精機の サービスセンターからプログラム内容を確認するなど、操作・不具合の復旧支援を行える拡張性のある機能。
1 メモ機能
ペン入力による手書きのメモを残すことが可能。 またUSBカメラ(オプション)を接続することで、成形品の画像データも取り込める。取り込んだ画像の上に 「注意事項」や「申し送り事項」をメモして、ティーチングデータとともに保存することもできる。
1 カメラフォン機能
USBカメラを装着することで、インターネットを介したインターフォンとして成形現場と管理事務所の映像付通話が可能。成形品の状態や不具合発生時の状況を画像で確認するなどの利用法がある。これも将来的には、ユーシン精機のサービスセンターとの通話による操作支援・不具合の復旧支援を行える拡張性のある機能。
3. 取出ロボットの動作プログラムをユーザーにて簡単に追加・変更が可能な「リードスルーティーチング」ソフトを標準装備。

 価格は本体定価(消費税別)で、1,050万円からである。販売目標は、年間約30台を見込んでいる。


● この件に関するお問い合せ
【ユ−シン精機 広報】
広報担当:営業管理部 小谷 美樹
電話:075(933)9555
本社:京都市伏見区久我本町11−260




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