
2010 光機能材料・製品市場の全貌 No.1
~感光性樹脂材料&応用製品編~
| 税込価格 | 101,850円 (本体:97,000 円) |
出版社 | 株式会社 富士経済 |
|---|---|---|---|
| 発刊日 | 2010年01月20日 | 体裁 | A4版 349ページ |
関連書籍
・2010年 光機能材料・製品市場の全貌 No.2
はじめに
このたび弊社では感光性材料およびその応用製品について調査を行い、定期刊行資料『2010 光機能材料・製品市場の全貌 No.1』としてまとめました。『光機能材料・製品市場の全貌』は2008年版より上巻と下巻の2分冊となり、上巻では感光性材料とその応用製品を調査対象とし、下巻では透明・屈折材料および光学製品を調査対象としました。上巻および下巻の調査対象は光機能という点では共通しているものの直接的な関連性には乏しいことから、2010年版ではタイトルを見直し、上巻、下巻をそれぞれNo.1、No.2として発刊することとしました。No.1については2009年版における上巻の調査テーマをそのまま引継ぎ、感光性材料とその応用製品を調査対象としています。
当調査資料では、感光性材料として応用製品の原料となる各種モノマー、オリゴマーおよび添加剤を取り上げています。また応用製品として、エレクトロニクス分野の製造工程で用いられる各種レジスト、薄膜材料、テープおよび産業用インキ、塗料・コーティング剤、接着剤などを取り上げています。
「感光性材料編」では、ラジカル重合系の原料である各種アクリル系モノマーやオリゴマーに加え、カチオン重合系の原料である脂環式エポキシ、ラジカル重合とカチオン重合の双方に対応するハイブリッドモノマー、各種レジストの原料となるフォトレジスト用ポリマーやアダマンタン誘導体、さらに添加剤として不可欠である光開始剤や光酸発生剤など、感光性材料や添加剤をほぼ網羅しています。
「応用製品編」ではフォトリソ工程で用いられる各種レジストを16品目、半導体やFPD、プリント基板の製造プロセスで用いられるテープや薄膜材料、電極などの電子材料を9品目、自動車や携帯電話機、フィルム、光ディスク、建材などに使用されているUV硬化型塗料・コーティングおよびインキを10品目、接着剤やシール材などを3品目取り上げています。
当調査資料では上記の品目について、市場規模やその将来予測、メーカーシェア、用途別の販売量、地域別販売量、価格動向、技術開発動向、ユーザー動向などを詳しく調査、レポートしています。
感光性材料はエレクトロニクス産業において広く採用されており、中国をはじめとした新興国の経済成長、半導体やLCDをはじめとしたエレクトロニクス製品の生産拡大を背景に、その市場は毎年金額にして前年比10%~20%の高い成長率を示してきました。しかし2008年、米国の金融危機に端を発する世界的な景気悪化の影響を受け、エレクトロニクス製品は軒並み生産縮小し、感光性材料や応用製品についてもその多くの製品が販売量を減らしました。
これらの製品は世界の工場と言われる中国を始めとしたアジア地域における消費が需要の多くを占めています。中国は毎年高い経済成長率を示し、感光性材料や応用製品などの工業製品市場も大きく成長していました。しかし、それは米国など先進諸国に輸出するための製品を中国で生産していたためであり、景気悪化により米国の消費が冷え込むことで中国における工業材料の需要も急激に減退しました。
しかし、エレクトロニクス製品の大幅な生産縮小は、消費低迷による販売不振を警戒したメーカーによる過度な在庫圧縮という面もあり、中国の内需拡大政策などにより2009年4月頃からはエレクトロニクス製品の生産は上向きました。またSamsung電子、LG電子など韓国電機メーカーの販売が好調であったこともあり、中国や韓国を中心にエレクトロニクス産業にも回復の兆しが見え、感光性材料市場も回復に向かいつつあります。
ただ、高い成長率を誇ってきたLCD市場の成熟や北米を中心とした自動車産業の衰退など、感光性材料の需要を支えた産業もややその勢いを失っています。一方で、タッチパネルの採用拡大や3Dディスプレイの登場、太陽電池、LEDの普及など、近年、成長著しい分野は感光性材料にとっても有望市場となります。さらに地球温暖化が深刻化する中で、その使用において熱を必要としない感光性材料はCO2の排出量削減に貢献する材料としても期待されます。
このように感光性材料およびその応用製品を取り巻く環境が激変する中で、弊社では感光性材料関連業界においてつぶさにフィールド調査を行い、その最新情報を当調査資料にまとめました。当資料が関連企業や関係者の皆様にとって市場分析や事業推進の一助となり、さらには関連産業の発展に繋がることを切に願います。
最後に、当調査資料の作成にあたり各関連業界の方々から多大なるご協力を賜りました。末筆ながらこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。
2010年1月
株式会社 富士経済
東京マーケティング本部
ケミカル&マテリアルグループ
調査の目的
感光性材料と応用製品市場を幅広く調査することによって、最新の需要動向、参入メーカー、用途、製品開発、技術課題点、将来性など感光性材料市場の全貌を明らかにする。
調査ポイント
- 感光性材料市場を原料から応用製品まで網羅
- 2008年10月の金融危機以降、激変した市場の最新情報を掲載
調査対象品目
| 応用製品編 | ||
|---|---|---|
|
||
| 感光性材料編 | ||
|
調査方法
- 弊社専門調査員による対象企業および関連企業、関連団体などへの面接取材を基本とした情報収集を行う。
- 販売数量や販売金額などの数値は特に断りのない限り、メーカー出荷数量、メーカー出荷金額として提示する。
- 各カテゴリーの数値は年次ベース(1月~12月)とする。
調査期間
- 2009年11月~2010年1月
調査担当
(株)富士経済 東京マーケティング本部 ケミカル&マテリアルグループ
目次
[A]総括・集計編 (1)
- 1. 光機能材料・応用製品の全体市場展望 (3)
- 2. 光機能材料・応用製品の分野別市場総括 (4)
- 2-1) レジスト分野(世界) (4)
- 2-2) レジスト分野(国内) (6)
- 2-3) テープ・フィルム・薄膜分野(世界) (8)
- 2-4) テープ・フィルム・薄膜分野(国内) (10)
- 2-5) 塗料・接着剤・その他分野(世界) (12)
- 2-6) 塗料・接着剤・その他分野(国内) (14)
- 2-7) 感光性材料(世界) (16)
- 2-8) 感光性材料(国内) (18)
- 3. 光機能材料・応用製品の2010年世界需要伸び率予測比較 (20)
- 3-1) レジスト分野 (20)
- 3-2) テープ・フィルム・薄膜分野 (20)
- 3-3) 塗料・接着剤・その他分野 (21)
- 3-4) 感光性材料 (21)
- 4. 応用製品の用途別世界市場構成 (22)
- 5. 応用製品の用途・種類別世界市場 (22)
- 5-1) FPD (22)
- 5-2) 半導体 (23)
- 5-3) プリント基板 (24)
- 5-4) イメージセンサ (24)
- 5-5) MEMS (25)
- 5-6) 塗料・コーティング・接着剤 (25)
- 6. 応用製品の反応形態別世界市場構成 (26)
- 7. 応用製品の反応形態・種類別世界市場 (27)
- 7-1) ラジカル反応型 (27)
- 7-2) カチオン反応型 (28)
- 7-3) その他 (28)
- 8. 光機能材料・応用製品の生産地域集中度比較 (29)
- 8-1) レジスト分野 (29)
- 8-2) テープ・フィルム・薄膜分野 (30)
- 8-3) 塗料・接着剤・その他分野 (31)
- 8-4) 感光性材料 (32)
- 9. 光機能材料・応用製品の需要地域集中度比較 (33)
- 9-1) レジスト分野 (33)
- 9-2) テープ・フィルム・薄膜分野 (34)
- 9-3) 塗料・接着剤・その他分野 (35)
- 9-4) 感光性材料 (36)
- 10. 光機能材料・応用製品メーカーの市場独占化比較 (37)
- 10-1) レジスト分野(世界) (37)
- 10-2) テープ・フィルム・薄膜分野(世界) (38)
- 10-3) 塗料・接着剤・その他分野(世界) (39)
- 10-4) 感光性材料(世界) (40)
- 10-5) 塗料・接着剤・その他分野(国内) (41)
- 10-6) 感光性材料(国内) (42)
- 11. 光機能材料・応用製品メーカーの2010年販売伸び率予測 (43)
- 12.メーカー別販売数量およびシェア (44)
- 12-1) 応用製品編 (44)
- 12-2) 感光性材料編 (53)
- 13.用途別販売数量および構成比 (56)
- 13-1) 応用製品編 (56)
- 13-2) 感光性材料編 (60)
- 14.世界の地域別生産・販売動向 (61)
- 14-1) 応用製品編 (61)
- 14-2) 感光性材料編 (68)
- 15.価格動向 (70)
- 15-1) 応用製品編 (70)
- 15-2) 感光性材料編 (72)
[B]応用製品編 (73)
1.製品概要
2.製品の材料構成
3.主要参入企業及び製品概要
4.製品別市場規模推移(2007年実績~2014年予測)
5.メーカー別販売数量及びシェア
6.用途別需要量及び構成比率
7.世界の地域別生産・販売動向
8.価格動向
9.現状における技術的課題・問題点
10.新用途/新製品グレードの開発動向
11.競合状況と代替要因
12.当該製品の業界構造
13.今後の方向性
- B1. g線・i線レジスト (75)
- B2. KrFレジスト (79)
- B3. ArFレジスト (83)
- B4. EUVレジスト (88)
- B5. 液状ソルダレジスト (90)
- B6. 電着レジスト (96)
- B7. プリント基板用ドライフィルムレジスト (102)
- B8. TFT配線用フォトレジスト (107)
- B9. ブラックレジスト (112)
- B10. カラーレジスト (117)
- B11. パッケージ基板用ドライフィルムレジスト (122)
- B12. バンプ形成用ドライフィルムレジスト (126)
- B13. リードフレーム用ドライフィルムレジスト (130)
- B14. フォトマスク用レジスト (133)
- B15. イメージセンサ用カラーフィルタレジスト (137)
- B16. MEMS用レジスト (141)
- B17. ダイシングテープ (145)
- B18. バックグラインドテープ (152)
- B19. フォトスペーサ (158)
- B20. 光重合性液晶 (163)
- B21. カラーフィルタ用オーバーコート剤 (165)
- B22. バッファコート膜用材料 (169)
- B23. PDP電極防湿コート (175)
- B24. PDP用バス電極・アドレス電極材料 (179)
- B25. 感光性カバーレイフィルム (184)
- B26. UV硬化型塗料・コーティング(自動車用) (189)
- B27. UV硬化型塗料・コーティング(携帯電話機・弱電製品用) (196)
- B28. UV硬化型塗料・コーティング(建材用) (205)
- B29. UV硬化型塗料・コーティング(化粧品容器用) (212)
- B30. UV硬化型塗料・コーティング(FPD・IMD/IML用) (215)
- B31. UV硬化型インキ (221)
- B32. UV硬化型インクジェットインキ (234)
- B33. UV硬化型光ファイバ用コーティング剤 (242)
- B34. 光ディスク用コーティング剤・接着剤(CD・DVD用) (248)
- B35. 光ディスク用コーティング剤(Blu-ray Disc用) (263)
- B36. UV硬化型接着剤 (273)
- B37. UV硬化型FPD用メインシール剤 (279)
- B38. UVナノインプリント材料 (285)
[C]感光性材料編 (291)
1.製品概要
2.製品の材料構成
3.主要参入企業及び製品概要
4.製品別市場規模推移(2007年実績~2014年予測)
5.メーカー別販売数量及びシェア
6.用途別需要量及び構成比率
7.世界の地域別生産・販売動向
8.価格動向
9.現状における技術的課題・問題点
10.新用途/新製品グレードの開発動向
11.競合状況と代替要因
12.当該製品の業界構造
13.今後の方向性
- 感光性材料の分類・応用製品と構成 (293)
- C1. アクレートモノマー (295)
- C2. メタクリレートモノマー (302)
- C3. エポキシアクリレート (305)
- C4. ウレタンアクリレート (309)
- C5. ポリエステルアクリレート (313)
- C6. ハイブリットモノマー (316)
- C7. フォトレジスト用ポリマー (319)
- C8. ARFポリマー (323)
- C9. アダマンタン誘導体 (327)
- C10. 脂環式エポキシ (331)
- C11. 光開始剤 (335)
- C12. カチオン重合光増感剤 (339)
- C13. 光酸発生剤 (344)
- C14. オキセタン (348)