エンプラネット営業権 富士経済子会社に譲渡

2002.09.17

丸紅はこのほど、丸紅が運営するエンジニアリングプラスチック情報ポータルサイト「エンプラネット」(http://www.EnplaNet.com)の営業権を、リサーチ会社富士経済のグループ子会社である富士グローバルネットワークに譲渡することで合意した。これにともない10月1日から富士グローバルがエンプラネットを運営、同社の持つ豊富なコンテンツとのリンクを図り、情報ポータルサイトとして強化していく。

エンプラネットは2000年4月スタート、昨年4月にエンプラ関連のソリューション提供サイトとしてコンセプトを一新している。現在、主要化学企業など64社が出展、アクセスページビュー月間平均30万を超える人気ポータルサイトに成長した。しかし丸紅は、業界で確固たる地位を獲得したものの、当初予想に比べeビジネスの進展のスピードが遅いこと、また多額の先行投資がかかるなどの問題を考慮。商社の立場で次のステップに進むよりも、豊富な調査資料をベースに充実したコンテンツを持つ富士経済グループに移管し、現在のコンセプトを維持しつつ発展を目指す方が得策と判断した。

富士経済グループは、以前からデジタル化した調査データをネットワークで配信する事業の立ち上げを目指しており、今回両者の狙いが一致した。

富士グローバルは、10月1日からエンプラネットの営業・企画・運営・サービスを提供することになる。ただし丸紅も引き続きエンプラネットに関する知的財産権およびドメイン、商標のほか、現在申請中のビジネスモデル特許を保有し、有償でこれらの使用権を提供する。富士グローバルは今後、エンプラネットのコンテンツと同社の持つリサーチ系データベースなどをリンクさせ、ビジネスモールとしてさらに活性化を図る考えで、出展企業は当面150社への倍増を目指す。

なお、今回の営業権譲渡により丸紅から化学関連のeビジネスは一時的に姿を消すものの、今後もエンプラネットには支援を続け、将来のeビジネスへの展開に備える。

(化学工業日報)

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