反射防止(AR)フィルムの市場動向

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■用途動向

分類 用途例
PDP ウェットコート品
CDT ドライコート中心
CPT 32インチ以上の超大型フラットTV
LCD ディスクトップモニタ、カムコーダのファインダ、カーナビ、タッチパネル、ノートパソコン


●PDP光学フィルタには反射防止フィルムが標準装着となっており、ウェットコートARフィルムが1〜2枚使用される。今後もPDP需要増が確実視されている。


■市場規模推移と地域別需要(1998〜2002年:推定)

●世界市場規模推移
年次 1998 1999 2000 2001 2002
販売量(千m2) 960 1,700 2,400 2,590 3,330
前年比(%) 141.2 107.9 107.9 128.6
出典:富士キメラ総研「2002年版機能性高分子フィルムの現状と将来展望」

2001年の反射防止(AR)フィルム世界市場は259万m2、140億円規模で、前年比22.2%減となった。安価なウェットコートタイプの割合が増加したためである。


●世界の国別需要構成(2001年)
国名 需要構成比(%)
日本 38.6
韓国 22.6
台湾 9.2
中国 4.5
その他 25.1

●需要は日本が最大で38.6%、次いで韓国22.6%、台湾9.2%と続く。


■今後の動向

<技術的課題>
●歩留りを維持した多層化による反射率の低下。
●表面防汚層やAGハードコート層を複合化することによりコストダウン、差別化すること。

<今後の見通し>
●需要はCRTテレビの大型平面向けが先行してきたが、反射フィルムを標準装着とするPDPが立ち上がり、急速に需要が拡大すると予想される。
●CRT、LCDでの採用率が未だ低く、市場拡大の余地は大きい。

■主要メーカー一覧

企業名 商品名
旭硝子 「アークトップ」「ワイドARASフィルム」
日本油脂 「リアルック」
積水化学工業  
富士写真フイルム 「CVフィルム」
ソニーEMCS  
凸版印刷  
大日本印刷  

参考文献:「2002年版 機能性高分子フィルムの現状と将来展望
(2002年8月:富士キメラ総研)


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