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プラスチックコンパウンド(汎用樹脂5品目、汎用エンプラ7品目、スーパーエンプラ5品目)17品目の2002年国内市場は4,712億円であり、2008年には5,300億円(2002年比1.12倍)に拡大。特に、汎用エンプラ・スーパーエンプラ12品目の2002年国内市場は2,309億円に対して、2008年には2,795億円(同1.21倍)に拡大すると予測される。
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| ■プラスチックコンパウンド事業の市場特性 |
<プラスチックコンパウンド事業の位置付け>
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使用樹脂
(ニートレジンメーカー) |
機能付与材、強化材、等
(プラスチック コンパウンドメーカー) |
成形用途
(エンドユーザー) |
機能性付与 |
| 汎用樹脂 |
GF(ガラス繊維)、CF(炭素繊維)、無機フィラー(炭酸カルシウム、シリカ、マイカ、タルク、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、酸化チタン、ウイスカー)、ポリマーアロイ、等 |
自動車、家電、OA機器、工業機械部品、光学精密部品、電装部品、等 |
帯電防止、難燃性、抗菌性、耐衝撃強化性、紫外線防止、等 |
汎用エンプラ、 スーパーエンプラ |
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| ● |
本データのプラスチックコンパウンドとは、ニートレジンに物性改質や機能性を付与した成形前材料と定義し、ニートレジン及びコンパウンド製品を取り上げ、樹脂別にコンパウンド事業の市場分析及び2008年までの市場規模を予測している。
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| <プラスチックコンパウンド事業の特徴(事業展開、受発注特性)> |
| ● |
樹脂メーカーは、国内外の生産拠点において、コンパウンド事業を内製化し事業の拡充を進めており、樹脂メーカーによるコンパウンド販売額のウェイトが、年々上昇傾向にある。
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| ● |
例えば、エンドユーザーは、大量に樹脂を使用する部品を発注する場合、樹脂メーカーにコンパウンドまで発注することにより、部材コストの低減と、樹脂メーカーによる品質保証面のメリットがある。
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| ● |
樹脂メーカー内製型コンパウンドメーカーは、樹脂メーカーと同様に大ロット受注が多い。
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| ● |
コンパウンド専業メーカーは、樹脂メーカーからの受託加工の低下、小ロット化、加工賃の低下等、事業環境が年々悪化しており、採算が取れなくなっている。そのため、カラーコンパウンドから機能性コンパウンドへのシフトや高付加価値製品の強化を進めている。
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| ■エンプラ業界におけるプラスチックコンパウンド事業の特徴 |
| ● |
PBT、GF-PET、PPE等の汎用・スーパーエンプラ業界では、ニートレジンをコンパウンドしてから供給される場合が一般的である。
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| ● |
エンプラ樹脂のコンパウンド販売は、樹脂メーカーが重合からコンパウンドまで、自社内で一貫生産し販売しているパターンが多い。
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| ● |
PPE、PCは、ポリマーアロイ(他の樹脂とのブレンド)の需要ウェイトが高く、PC/ABS、PS/PPEは、家電・情報機器のハウジング材に使用されている。
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| ● |
エンプラでは、ガラス繊維が主に使用されている。例えばGF強化PA6は、自動車分野のインテークマニホールド用途で需要拡大が顕著である。
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| ● |
エンドユーザーは、国内生産から海外生産にシフトしており、材料メーカーも日系のエンドユーザーに追随する形で、海外のコンパウンド拠点の拡充を図っている。
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| ■プラスチックコンパウンドの市場規模推移と予測(2002〜2008年予測) |
| ●種類別プラスチックコンパウンドの国内市場規模推移(コンパウンド数量ベース) |
| (単位:t、%) |
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年次 種類 |
2002年 |
2003年 見込 |
2004年 予測 |
2005年 予測 |
2006年 予測 |
2007年 予測 |
2008年 予測 |
汎用樹脂 (5品目) |
1,033,200 |
1,043,000 |
1,045,800 |
1,049,700 |
1,052,600 |
1,056,500 |
1,056,400 |
| ― |
100.9 |
100.3 |
100.4 |
100.3 |
100.4 |
100.0 |
汎用エンプラ (7品目) |
430,000 |
443,200 |
455,400 |
465,600 |
475,800 |
487,000 |
499,200 |
| ― |
103.1 |
102.8 |
102.2 |
102.2 |
102.4 |
102.5 |
スーパーエンプラ (5品目) |
33,350 |
35900 |
38,850 |
41,650 |
44,200 |
46,750 |
49,800 |
| ― |
107.6 |
108.2 |
107.2 |
106.1 |
105.8 |
106.5 |
合計 (17品目) |
1,496,550 |
1,522,100 |
1,540,050 |
1,556,950 |
1,572,600 |
1,590,250 |
1,605,400 |
| ― |
101.7 |
101.2 |
101.1 |
101.0 |
101.1 |
101.0 |
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| ※上記表中 対象製品 |
| ○汎用樹脂 |
: |
PP PVC、PS、AS、ABS |
| ○汎用エンプラ |
: |
PC、PBT、PA6、PA66、m-PPE、POM、GF-PET樹脂 |
| ○スーパーエンプラ |
: |
PPS、LCP、MXD-6、フッ素樹脂、PA9T |
| (但し、ABS、PCの販売数量はレジンベースで算出し、その他の樹脂はコンパウンドベースで算出。) |
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| ● |
汎用樹脂のコンパウンド市場は、2003年以降、104〜5万t台の販売量で推移すると推定している。
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| ● |
2002年のコンパウンド販売量は、汎用樹脂が103.3万t(構成比69.0%)、汎用エンプラ43万t(同28.7%)、スーパーエンプラ3.3万t(同2.2%)を合計すると約150万tである。2008年の同販売量は、161万t(2002年比1.07倍)に増加すると予測している。
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| ● |
2002年汎用エンプラのコンパウンド販売量は43万tであり、2008年の同販売量は50万t(2002年比1.16倍)に拡大すると推定している。
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| ● |
2002年スーパーエンプラのコンパウンド販売量は3.3万tであり、2008年の同販売量は5万t(2002年比1.52倍)に上昇すると推定している。
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| ■プラスチックコンパウンド市場における汎用エンプラ・スーパーエンプラの市場規模 |
| 調査対象の汎用エンプラ/スーパーエンプラ |
汎用エンプラ (7品目) |
ポリカーボネート(PC)、ポリアミド(PA6、PA66)、ポリアセタール(POM)、変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、GF-PET樹脂 |
スーパーエンプラ (5品目) |
ポリフェニレンサルファイド(PPS)、液晶ポリマー(LCP)、ポリアミドMXD-6 (PA-MXD6)、ポリアミド9T(PA9T)、フッ素樹脂 |
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| ●2002年種類別プラスチックコンパウンドの国内需要ウェイト |
| 種類 |
販売金額ウェイト(%) |
| 汎用樹脂(5品目) |
51 |
| 汎用エンプラ(7品目) |
43 |
| スーパーエンプラ(5品目) |
6 |
| 合計(17品目) |
100 |
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| ● |
2002年のプラスチックコンパウンドの国内市場規模(樹脂17品目)は、4,712億円である。
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| ● |
汎用エンプラとスーパーエンプラを合計した2002年の販売額は、2,309億円(49%を占有)であり、汎用樹脂の販売額とほぼ並んでおり、両者の構成比が逆転するのは2005年と予測される。
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| ■注目のプラスチックコンパウンド |
| ● |
市場規模や伸長率の観点から、以下のプラスチックコンパウンド製品が注目される。
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| ●コンパウンド製品の販売金額ベース |
(単位:百万円) |
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| 区分 |
主な需要分野 |
金額ベース |
伸長率 |
| 2002年 |
2008年予側 |
08/02比 |
汎 用 エ ン プ ラ |
ポリカーボネート(PC) |
電気・電子機器、等 |
53,500 |
64,000 |
119.6% |
| ポリブチレンテレフタレート(PBT) |
自動車部品、電気・電子部品等 |
46,000 |
52,000 |
113.0% |
| ポリアミド(PA6) |
自動車部品、電気・電子部品等 |
36,000 |
42,000 |
116.7% |
| ポリアミド(PA66) |
自動車部品、電気・電子部品等 |
35,400 |
39,000 |
110.2% |
| 変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE) |
家電・OA機器、自動車部品等 |
13,000 |
14,800 |
113.8% |
| ポリアセタール(POM) |
自動車部品、電気・電子部品等 |
8,500 |
11,000 |
129.4% |
| GF-PET樹脂 |
自動車、家電・OA機器等 |
8,000 |
9,200 |
115.0% |
ス │ パ │ エ ン プ ラ |
ポリフェニレンサルファイド(PPS) |
電気・電子部品、等 |
17,600 |
20,420 |
116.0% |
| 液晶ポリマー(LCP) |
コネクター部品、等 |
5,950 |
11,050 |
185.7% |
| ポリアミドMXD-6(MXD-6) |
自動車部品、等 |
5,000 |
6,500 |
130.0% |
| フッ素樹脂 |
自動車部品、工業機械部品等 |
1,150 |
1,210 |
105.2% |
| ポリアミド9T(PA9T) |
電気・電子部品、等 |
850 |
4,500 |
529.4% |
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| ● |
2002年に100億円を越えるプラスチックコンパウンドは、ポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド(PA6、PA66)、変性ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンサルファイドの6品目である。
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| ● |
伸長率(2008/2002年比)が著しいコンパウンドは、以下の通りであり今後の成長が期待される。
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| 汎用エンプラ |
ポリアセタール |
ポリカーボネート |
ポリアミドPA6 |
| 129.4% |
119.6% |
116.7% |
| スーパーエンプラ |
ポリアミド9T |
液晶ポリマー |
ポリアミドMXD-6 |
| 529.4% |
185.7% |
130.0% |
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参考文献:「2003年 プラスチックコンパウンド市場の全貌とグローバル戦略」 (2003年3月17日:富士経済) |
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