| ● |
当該製品はクリーンルーム内で使用される液晶ガラス基板用搬送装置をアプリケーションとしたクリーンロボットであり、特にローダ・アンローダ(ロボットハンドでガラス基板を1枚ずつ取り出し、コンベア等に移載する装置)用途を中心としたハンドリングロボットを取り上げる。
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| ● |
取り扱う液晶パネルは、ガラス基板の寸法が1.9m×2.2mの第7世代搬送ロボットまでラインアップされている。2003年の主流は第5世代(1.1m×1.3m)であるが、2004年に入り第6世代(1.5m×1.8m)の量産化を行うメーカーが出現しているなど大型搬送のニーズはますます高まっている。
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| ■応用分野別構成比(2002年度) |
| 応用分野 |
数量ウェイト(%) |
| 第5世代用 |
49 |
| 第4世代用 |
44 |
| その他 |
7 |
| 合 計 |
100 |
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| ● |
2002年度の主力は第5世代用液晶ガラス搬送ロボットとなり、第4世代用の販売台数を上回っている。
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| ● |
デスクトップ型液晶モニターの普及、ノートPCの好調な販売状況に加え、ユーザーからガラス基板サイズの大型化ニーズが高まっており、今後第6世代、第7世代用の大型液晶ガラス用搬送ロボットの販売増が期待される。
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| ■液晶ガラス搬送ロボットの市場規模推移(2002〜2005年:国内生産ベース) |
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| 年度 |
2002年 |
2003年 見込 |
2004年 予測 |
2005年 予測 |
| 国内数量 |
1,140 |
1,640 |
2,000 |
2,450 |
| 前年比 |
― |
143.9 |
122.0 |
122.5 |
| 輸出数量 |
1,995 |
2,875 |
3,600 |
4,500 |
| 前年比 |
― |
144.1 |
125.2 |
125.0 |
| 合計数量 |
3,135 |
4,515 |
5,600 |
6,950 |
| 前年比 |
― |
144.0 |
124.0 |
124.1 |
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| ● |
2002年度、2003年度は、液晶メーカー、デバイスメーカーの設備投資が顕著であり、北米、東アジアを中心に活況を呈している。
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| ● |
2002年度の液晶ガラス搬送ロボットの生産規模は3,135台であり、金額では約175億円である。さらに2005年の市場は409億円(2002年比2.34倍)に上昇し、急速な市場拡大を予測している。
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| ● |
液晶パネルは中長期的に高い伸びが予想されており、パネルメーカーは継続的な製造設備増強が見込まれることから、液晶ガラス搬送ロボットも同様な伸びが期待される。
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| ■商品開発・製品特性 |
| ● |
安川電機は液晶テレビの市場拡大に伴い、搬送ロボットの大型化や高速化等を図った新型の液晶ガラス搬送ロボットを2種類開発し、2005年10月1日から販売を開始した。
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| ● |
同社はガラス基板の大型化に対応した「MOTOMAN(モートマン)CHL2400シリーズ」と、従来の中型ガラス基板の搬送スピードを向上させた「モートマンCSL1300シリーズ」を上市している。新機種の概要は以下の通りである。
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| ロボットのタイプ |
シリーズの概要 |
| MOTOMAN-CHL2400シリーズ |
2400シリーズは、第8世代ガラス基板サイズ(縦2500mm×横2200mm)に対応した機種であり、生産性の向上を目的とした大型液晶ガラス基板搬送用ロボットを開発した。 同ロボットは、スペースを有効利用するために、高さ方向へのロングストローク化(4700mm)を実現し、同時に低パスライン化(搬送経路のミニマム化)した直動構造を採用した。50〜100インチの大型液晶テレビの量産化を支援するクリーンロボットであり、販売価格は1900万円(コントローラを含む)である。 |
| MOTOMAN-CSL1300シリーズ |
同1300シリーズは、中型ガラス基板(1300mm×1100mm)をクリーンかつ高速・高精度で搬送できるロボットである。 ガラス基板の高速搬送による生産性の向上を狙いとしたロボットであり、ガラス基板の搬送時間を短縮(当社比24%短縮)している。 ガラス搬送時間の短縮はロボットの高速動作を必要とし、ロボット動作軸のパワーアップを行っている。販売価格は950万円(コントローラを含む)である。 |
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| ■参入企業とメーカーシェア(2002年度:生産金額ベース) |
| メーカー名 |
金額ウェイト(%) |
| 安川電機 |
34 |
| ダイヘン |
18 |
| 三協精機製作所 |
17 |
| ローツェ |
12 |
| 川崎重工業 |
5 |
| その他 |
14 |
| 合 計 |
100 |
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| ● |
安川電機は、ガラス基板サイズの大型化への対応や液晶テレビ、PCの需要拡大に伴い、2002年度の売上高は好調に推移する結果となった。特に台湾、韓国の液晶メーカーを中心としたアジア市場への注力が奏功し、大幅な販売増を獲得している。
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| ● |
ダイヘンは、米国、韓国、台湾を中心に海外展開を積極的に行い、海外拠点への人員シフトなど新規ユーザーの開拓等を実施した。その結果、2003年度は前年比160%近くの売上増を達成する見込みである。
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| ■今後の動向 |
| ● |
2004年以降、液晶ガラス搬送ロボットの輸出需要は旺盛であり、液晶パネルの生産が増強の方向にあることから、同搬送ロボットの輸出は更に拡大すると予測している。今後、成長が期待されている中国市場においては、NECが第5世代の工場を2004年に新設するなど、国内外の液晶メーカーは中国へ生産拠点の移管を進めている。
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参考文献:「2004年版 FA・ロボット関連市場の全貌」 (2004年1月21日:富士経済)
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