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アルミ蒸着フィルムは、PET、PP、PA等の基材フィルムにアルミニウムを真空蒸着させたバリア機能フィルムである。
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ガスバリア性と防湿性、遮光性、保香性などに優れ、印刷及びラミネート特性も良く、折り曲げなどによるピンホールが発生しにくいなど、食品や芳香系商品のパッケージとして優れた機能を発揮している。
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| ■用途動向(2004年見込 国内需要) |
| 用途名 |
販売量 ウェイト(%) |
具体的用途例 |
| スナック菓子類 |
68 |
ポテトチップ、小麦系スナック、コーン系スナック、ライス系スナック、他 |
| その他食品 |
25 |
冷菓、冷凍食品、インスタントコーヒー、ココア、茶葉、クッキー、キャンディ他 |
| 非食品 |
7 |
農業用シート、グラスウール包材、ラベル、保温シート、バルーン、他 |
| 合 計 |
100 |
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アルミ蒸着フィルムのメイン用途は、ポテトチップを始めとしたスナック菓子類であり、その他食品用途も合わせると、食品分野の需要が9割強を占める。同分野は成熟市場であり、価格競争が激しい分野であるため今後の成長は見込みにくい。
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| ■機能性高分子フィルムの材料特性 |
| 使用部材の素材構成 (2004年見込 国内需要) |
| 使用部材名 |
使用樹脂・素材名 |
使用素材の 重量構成(%) |
備考(採用理由、等) |
| 基材フィルム |
PET |
49 |
バリア性 |
| CPP |
42 |
コスト面 |
| その他 |
9 |
ONY、OPP、PEなど |
| 合 計 |
100 |
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| ● |
アルミ蒸着フィルムに使用される基材フィルムは、以前はCPPがメインであったが、安全性を求めるユーザーが増えていることや、よりバリア機能の高いPETに切り替えるユーザーの増加によって、PETフィルムのウェイトが高まっている。
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| ● |
バリア性が良好な基材フィルムはPETとONYであり、CPPやLDPEはバリア性が劣る。バリア性に対する要求が高度になればなるほど、PETベース品のウェイトが上昇してくる。
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| ■市場規模推移及び予測(2004〜2008年)国内需要 |
| 単位:t、% |
| 年次 |
2004見込 |
2005予測 |
2006予測 |
2007予測 |
2008予測 |
| 販売数量 |
20,100 |
20,150 |
20,200 |
20,250 |
20,300 |
| 前年比 |
− |
100.2 |
100.2 |
100.2 |
100.2 |
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2004年(見込)のアルミ蒸着フィルムの国内市場は20,100t、116億円と推定される。メイン用途である食品分野の成長率が低いことから、当該市場も微増推移にとどまっている。
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そのため、メーカーサイドではアルミ蒸着フィルムの物性向上を図る以外には、非食品分野の市場開拓を進めている。非食品分野の需要は前年比5%前後の伸長率で推移している。
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| ■参入企業とメーカーシェア(2004年見込 国内需要) |
| メーカー名 |
販売量シェア(%) |
| 東レフィルム加工 |
38 |
| 東セロ |
24 |
| 麗光 |
14 |
| 尾池工業 |
11 |
| その他 |
13 |
| 合 計 |
100 |
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アルミ蒸着フィルム市場はトップの東レフィルム加工と2位の東セロ(三井化学系)の2社で市場の62%を占める。各社の製品は色目や光沢などが微妙に異なっている。一度採用したアルミ蒸着フィルムのユーザーは、同フィルムの購入先を大きく変えない傾向があるためシェアの変動は少ない。その他メーカーにはサイチ工業などがあげられる。
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| ■今後の動向 |
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アルミ蒸着フィルムは主に食品包装材用途に使用されており、比較的安定した需要を獲得している。しかしながら、メイン用途であるスナック菓子分野は消費量が低下しており、市場は横這いから縮小傾向にあるため今後の伸びは期待しにくい。そのため、非食品分野での新規用途開拓が必須である。
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参考文献:「2005年版 機能性高分子フィルムの現状と将来展望」 (2004年11月30日:富士キメラ総研)
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