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PETボトルリサイクル塗料は回収したPETボトルを原料にして、塗料向けに適用可能な改質ポリエステル樹脂(アルキド樹脂)を製造し、再生PET樹脂を再利用した塗料である。
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| ● |
塗料業界大手の日本ペイントと関西ペイントは、PETボトルを再利用するための研究開発を独自に行い、油性ペイント用アルキド樹脂の原料として再利用できる技術を確立した。
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| ■主な製品の概要 |
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関西ペイントは、重防食用塗料において再生PET樹脂を採用したリサイクル塗料「ラスゴンセーフティ」を販売している。製品特性は以下の通りである。製品の販売は関西ペイント販売が対応。
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| 企業名 |
製品概要 |
| 関西ペイント |
製品カテゴリー |
重防食用塗料 |
製品区分 「製品名」 |
長油性フタル酸樹脂系さび止塗料 「ラスゴンセーフティ」、「超速乾ラスゴンセーフティ」 |
| 荷姿 |
20kg |
| 製品特性 |
【再生PET樹脂を採用】 再生PETボトルを用い、塗料ワニスとしてリサイクルし樹脂に使用している。 |
【鉛・クロムフリー】 鉛・クロム等重金属を含有しない環境対応型塗料である。(塗膜中の鉛含有率:0.06%以下、同クロム:0.03%以下) |
| JIS K 5674(鉛・クロムフリーさび止めペイント)品質規格の基準に適合している。 |
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| ■用途別ウェイト(2004年 国内需要) |
| 用途名 |
具体的用途例 |
販売数量ウェイト(%) |
| 建築用 |
歩道橋・橋梁、住宅、ビル、鉄扉、手すり、他 |
83 |
| その他 |
電気製品、鋼製家具、他 |
17 |
| 合 計 |
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100 |
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基本的にはアルキド樹脂系塗料と殆ど同じ用途である。主要用途は建築用の錆止めや防食用途であり、住宅やビル、橋梁などに採用されるケースが大半である。その他、電気製品、鋼製家具などの防食用途に採用されている。
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| ■PETボトルリサイクル塗料の市場規模推移(2004〜2008年 国内需要) |
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2004年 |
2005年見込 |
2006年予測 |
2007年予測 |
2008年予測 |
| 販売数量 |
8,500 |
10,000 |
11,500 |
13,000 |
14,500 |
| 前年比 |
― |
117.6 |
115.0 |
113.0 |
111.5 |
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| ● |
回収PETボトルを再利用して得られたPETボトルリサイクル塗料(アルキド樹脂塗料)の2004年市場は、販売数量が8,500t、販売金額(メーカー出荷ベース)は36億円である。2005年以降の販売量は前年比11〜17%増のペースで拡大する見通しであり、2008年は62億円(2004年比1.72倍)に拡大すると予測している。
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| ● |
PETボトルリサイクル塗料は、回収PETボトルを利用していることに加え、鉛フリーを実現しVOCが削減された環境対応型製品であり、従来のアルキド樹脂塗料と同等の価格で提供している。
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| ■参入企業とメーカーシェア(2004年 国内需要) |
| メーカー名 |
販売数量ウェイト(%) |
| 関西ペイント |
53 |
| 日本ペイント |
47 |
| 合計 |
100 |
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| ● |
関西ペイントは、使用済みPETボトルから回収したPETポリマーを塗料原料の一部に利用する「油性ペイント製造技術」を開発しており、年々、生産・販売量が拡大している。
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| ● |
日本ペイントは、再生PET樹脂を使用した「ニッペHi-CRエコ」は2002年から販売を開始した。同製品の樹脂に含まれているリサイクル原料の含有率は35%以上である。
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| ■今後の動向 |
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日本ペイント、関西ペイントは2001年から回収PETポリマーを利用したPETボトルリサイクル塗料の製造・販売を開始している。リサイクル塗料という特徴以外には、VOC削減や有害物フリーなどの機能を持つ塗料として販売されており今後の需要動向が注目される。
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参考文献:「2005年版 機能性塗料・コーティングの現状と将来展望」 (2005年1月31日:富士キメラ総研) |
※本記事は富士経済グループ各社の独自調査により編集したものです。 |
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