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クロゼット扉は、通常洋室に設置された洋服類(スーツやワンピースなど)を収納するための部材である。収納部材はクロゼット扉以外には、システム収納、玄関収納、床下収納などがある。
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最近では、クロゼットなどの収納製品をインテリアとして捉えるユーザーが増えており、従来主流の「内部に隠す収納」から「露出する収納」や大胆な配色などデザイン重視型商品が注目されている。
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| ■クロゼット扉における材料特性 |
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クロゼット扉などに用いる内装建材用化粧フィルムは、PVCフィルム(ポリ塩化ビニルフィルム)から、非塩ビ系(ポリオレフィン系、ポリエステル系、 PMMA系)フィルム・シートや紙に移行している。
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従来、クロゼット扉の化粧部材は、例えば木製のフラッシュドアや化粧合板などが使用されていた。フラッシュドアは、芯材の上に接着剤を使用して基板を形成、基板上にメラミン樹脂化粧板やジアリルフタレート樹脂化粧板などを接着し、芯材と基板に囲まれる部分には中空部を有する場合がある。
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扉などの表面化粧材は、基材に貼り付ける木質化粧板向けの印刷シート用樹脂は、熱可塑性ポリエステル樹脂が使用され、例えば、PET、PBT樹脂などが使用できる。
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| ■クロゼット扉の用途動向(2003年 国内需要) |
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| 用途 |
戸建住宅 |
集合住宅 |
合計 |
| 国内販売金額 |
34,500 |
12,000 |
46,500 |
| 構成比 |
74.2% |
25.8% |
100.0% |
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2003年のクロゼット扉市場における用途別需要構成比は、戸建住宅向けが3/4を占め集合住宅の3倍需要が多くなっている。
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| 住宅用途における新築・既築別需要構成 |
単位:百万円 |
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| 用途 |
新築住宅 |
既築住宅 |
合計 |
| 国内販売金額 |
31,500 |
15,000 |
46,500 |
| 構成比 |
67.7% |
32.3% |
100.0% |
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クロゼット扉の販売比率は2/3が新築住宅向けに販売されている。残りの1/3は既築住宅で需要が発生している。
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| ■クロゼット扉の市場規模推移(2003〜2005年)国内需要 |
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2003年 |
2004年見込 |
2005年予測 |
| 国内販売金額 |
46,500 |
46,100 |
45,500 |
| 前年比 |
− |
99.1 |
98.7 |
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2003年のクロゼット扉の国内市場は465億円(前年比103.3%)とプラス成長で推移した。2003年においてリフォーム市場は活性化しておらず、長期的には新設住宅着工戸数も減少していくことが考えられ、2005年は455億円(同98.7%)と市場の縮小を予測している。
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| ■参入企業とメーカーシェア(2003年 国内需要) |
| メーカー名 |
販売金額ウェイト(%) |
| 松下電工 |
20 |
| ユニオン |
15 |
| 永大産業 |
12 |
| 大建工業 |
12 |
| その他 |
41 |
| 合 計 |
100 |
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松下電工が首位を獲得しており大手木質建材メーカーが上位に位置付けられている。クロゼット扉ではマンション向けに強いユニオンが2位をキープしている。
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その他には、南海プライウッド(本社:香川県高松市)、東洋プライウッド(同:名古屋市)、などの木質建材メーカーのほか、トステムなどのサッシメーカーも参入している。
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| ■今後の動向 |
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新設住宅着工戸数の減少が予測されるため、今後はリフォーム需要の拡大が課題である。エンドユーザーに対する商品訴求と潜在需要の掘り起こしがクロゼット市場拡大のポイントになっている。
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参考文献:「2004年版 住設建材マーケティング便覧」 (2004年7月16日:富士経済)
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