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アウトサイドミラーは、自動車の外部に取り付けられ後方の交通状況を確認するミラーであり、フェンダーミラーとドアミラーの2種類に大別される。
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フェンダーミラーはフェンダー上部に取り付けられたミラーであるが、現状では一部のタクシーや公用車に限定されている。ドアミラーはリヤドアに取り付けられ、日本国内では電動格納式が一般的である。
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近年、アウトサイドミラーは安全性を考慮しつつ、新たな機能を付加した新製品が開発されている。また、アウトサイドミラーをモジュール化することによって、部品点数の削減や生産コストの低減を推進している。
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| ■アウトサイドミラーにおける材料特性 |
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アウトサイドミラーは一般に、ミラーユニット及びそれをリモートコントロールで傾斜させる駆動ユニット、駆動ユニットを固定する固定部材、駆動ユニットをベース版に掛け止める被掛け止かぎ部と掛け止め用舌片、そしてビス(駆動ユニットをミラーボディに固定)から構成される。
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アウトサイドミラーの成形材料は主にABS樹脂が使用されている。他にはポリアミド(PA)樹脂やABS樹脂よりも耐候性が優れているAAS樹脂(アクリルゴム、アクリルニトリル、スチレン樹脂が主原料)が採用されている。
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| ■市場規模推移及び予測(2004~2007年、2010年 世界/国内需要) |
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2004年 |
2005年見込 |
2006年予測 |
2007年予測 |
2010年予測 |
| 世界販売数量 |
128,300 |
132,230 |
139,260 |
144,270 |
156,300 |
| 前年比 |
― |
103.1 |
105.3 |
103.6 |
― |
| 国内販売数量 |
22,300 |
22,230 |
22,260 |
22,270 |
22,300 |
| 前年比 |
― |
99.7 |
100.1 |
100.0 |
― |
| 国内販売比率 |
17.4 |
16.8 |
16.0 |
15.4 |
14.3 |
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| ● |
2005年において、親水機能付きアウトサイドミラーは量販モデルではほぼ標準装備されている。また、サイドシグナル(ウィンカー)内蔵型ミラーの採用は増加傾向にある。他には、カメラ内蔵型ドアミラーの採用も増えており、国内では特に日産自動車の採用が顕著である。
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| ● |
2004年の世界市場の販売数量は1億2,830万個で、販売金額は4,873億円(メーカー出荷ベース)である。2010年は同5,795億円に成長すると予測している。
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| ● |
2005年以降、世界市場の伸び率は活発であるのに対して、国内市場は微増/微減傾向を示している。
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| ■参入企業とメーカーシェア(2004年 世界需要) |
| メーカー名 |
販売数量ウェイト(%) |
| シェフェンアッカー |
18 |
| ジェンテックス |
8 |
| マグナドネリー |
7 |
| 村上開明堂 |
7 |
| その他 |
60 |
| 合 計 |
100 |
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| ● |
村上開明堂は世界市場では同率3位にランクされる。国内メーカーでは村上開明堂以外に市光工業(本社:東京都品川区)、東海理化(同:愛知県丹羽郡)、ホンダロック(同:宮崎県宮崎市)などが参入している。
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| ● |
村上開明堂は親水機能付きミラー(HCM)を開発している。鏡面に付着した水滴の影響を受け後方視界の見づらさを解消するタイプの製品である。
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| ● |
HCMは光触媒反応を応用(鏡面に特殊コーティングを施す)することにより、水滴を膜状に拡散し半永久的に効果(視界を広げる)を保持できるドアミラーである。
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| ■今後の動向 |
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北米市場では販売価格の低価格化が進み、日本国内では自動車生産台数の停滞などを背景として、今後、中国・アジア圏における海外生産・現地供給体制がますます活発化していくことが予想される。
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また、日本市場ではアウトサイドミラーの低価格化が進む一方で、高付加価値ミラーやドアモジュールなどのミラー開発も同時に進んでいく。
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参考文献:「2005年版 自動車部品マーケティング便覧」 (2005年5月31日:富士キメラ総研) |
※本記事は富士経済グループ各社の独自調査により編集したものです。 |
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