| ■ワールドワイドの用途別需要構成 2005年販売量ベース |
| 用途 |
構成比(%) |
主な用途例 |
| フィルム・押出 |
34 |
レトルト食品等の食品包装フィルム、漁網等のモノフィラメント(押出糸)など |
| 自動車 |
31 |
インテークマニホールド、エアークリーナーのインレートパイプ、エンジンカバーなど |
| 産業機器 |
10 |
電動工具部品、農機具部品(草刈機等のエンジンカバー)、鉄道の枕木バネ受けなど |
| 電気・電子機器 |
5 |
白物家電部品(電源用のスイッチ、コネクタ)など |
| その他 |
20 |
ボタン、食品容器、オフィス家具(事務用椅子の脚)など |
| 合計 |
100 |
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| ● |
自動車分野では、インテークマニホールドに代表される部品においてモジュール化が進展しており、ポリアミド6樹脂の需要増につながっている。
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| ■ポリアミド6の材料動向 |
| ● |
ポリアミド6樹脂の原材料にはカプロラクタムが使用されている。そのカプロラクタムはアンモニアやベンゼンを使用し重縮合反応によって製造され、世界的にポリアミド6の需要増に対応して大型のカプロラクタムプラントが建設されている。
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| ■市場規模推移及び予測(2005~2008年、2010年 世界/国内需要) |
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2005年 |
2006年見込 |
2007年予測 |
2008年予測 |
2010年予測 |
| 世界販売数量 |
1,081 |
1,150 |
1,220 |
1,293 |
1,450 |
| 前年比 |
― |
106.4 |
106.1 |
106.0 |
― |
| 国内販売数量 |
140 |
147 |
154 |
160 |
172 |
| 前年比 |
― |
105.0 |
104.8 |
103.9 |
― |
| 国内販売比率 |
13.0 |
12.8 |
12.6 |
12.4 |
11.9 |
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| ● |
2005年のポリアミド6の世界市場は5,189億円であり、2010年には7,105億円(2005年比1.37倍)に拡大すると予測している。
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| ● |
自動車の生産台数はワールドワイドで伸びていく見通しであり、また中国や東南アジアなどでレトルト食品の需要拡大が予想されることから、ポリアミド6は特に自動車部品、食品包装フィルム用途で市場拡大が見込まれる。
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| ● |
日本市場においても世界市場と同様に、自動車部品と食品包装フィルム向けの需要が堅調である。
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| ■参入企業とメーカーシェア(2005年 世界需要) |
| メーカー名 |
販売数量ウェイト(%) |
| BASF(ドイツ) |
45 |
| ランクセス(ドイツ) |
13 |
| DSM(オランダ) |
13 |
| 宇部興産 |
12 |
| その他 |
17 |
| 合 計 |
100 |
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| ● |
BASFは競合他社の買収などでシェアを伸ばしており、ポリアミド6市場では世界最大手の企業である。同社はヨーロッパでは初めて、インテークマニホールドへの採用実績があり同部品には強みを持っている。
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| ● |
その他のメーカーには三菱エンジニアリングプラスチックス、東レなどが挙げられる。
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| ■今後の動向 |
| ● |
中国では2006年、フィルム用途の需要が伸びており、フィルム需要は今後PA6市場を牽引していくと見られる。フィルムの成形設備が相次いで設置されており設置計画も多数発表されている。
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| ● |
しかし中国でのフィルム事業は頓挫することも多く、現在計画されている事業が市場拡大につながるとは言い難い状況もある。
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| ● |
また、市販市場では中国現地のフィルムメーカーが台頭しており、低価格品を展開しているためフィルム価格の低下が懸念される。
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参考文献:「2006年 エンプラ市場の展望とグローバル戦略」 (2006年6月5日:富士経済) |
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