| ■ワールドワイドの用途別需要構成 2005年販売数量ベース |
| 用途 |
構成比(%) |
主な用途例 |
| 自動車 |
36 |
燃料ポンプモジュール部品(乗用車)、ウィンドレギュレータ、パワーシートギア、電装部品(スイッチ)など |
| 電気・電子機器 |
27 |
複写機やファクシミリ(用紙を排出する回転体ギア)、DVD プレーヤ、ゲーム機、洗濯機など |
| 産業機器 |
9 |
スプリンクラー、給水機器、食品製造撹拌機(羽根)など |
| その他 |
28 |
玩具(ミニカー、人形)、医療機器、衣料用ファスナーなど |
| 合計 |
100 |
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| ● |
POM樹脂の主な需要先である自動車、電気・電子用途を合計すると世界需要の61%を占める。
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| ● |
その中で自動車向けの需要は、「自動車生産台数の拡大」「自動車用機構部品の拡大(エアバックの搭載、電装化の進展)」「燃料ポンプのモジュール化に伴うPOM化」などを背景に、今後、POM樹脂の需要増が期待される。
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| ■ポリアセタールの材料動向 |
| ● |
POM(ホルムアルデヒドの重合体)は、物性的に強化しなくても高い摺動性、耐クリープ性、強度がある樹脂である。POMの非強化グレードについては、ポリマーの設計段階から特性を改善した新規グレードの製品開発が行われている。
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| ● |
自動車分野では、室内空間から発生する極めて微量のホルムアルデヒドを抑制するため、自動車内装部品向けに使用されるPOMは2005年以降、低VOCグレードの製品ニーズが高まっている。
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| ■市場規模推移及び予測(2005~2008年、2010年 世界/国内需要) |
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2005年 |
2006年見込 |
2007年予測 |
2008年予測 |
2010年予測 |
| 世界販売数量 |
793 |
834 |
874 |
914 |
994 |
| 前年比 |
― |
105.2 |
104.8 |
104.6 |
― |
| 国内販売数量 |
90 |
86 |
86 |
86 |
86 |
| 前年比 |
― |
95.6 |
100.0 |
100.0 |
― |
| 国内販売比率 |
11.3 |
10.3 |
9.8 |
9.4 |
8.7 |
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| ● |
販売数量はPOMメーカーがニートレジン(パウダも含む)及びコンパウンド製品を販売した合計値である。尚、コンパウンド製品の販売比率は上記販売数量の25%程度である。
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| ● |
2005年のポリアセタール樹脂の世界販売数量は79.3万tで、販売金額は3,093億円である。2010年には3,976億円(2005年比1.29倍)に拡大すると予測している。
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| ■参入企業とメーカーシェア(2005年 世界需要) |
| メーカー名 |
販売数量ウェイト(%) |
| ティコナ(ドイツ) |
22 |
| デュポン(米国) |
20 |
| ポリプラスチックス |
19 |
| 三菱エンジニアリングプラスチックス |
10 |
| その他 |
29 |
| 合 計 |
100 |
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| ● |
1位のティコナは欧米市場を主体に展開し、3位のポリプラスチックス(ティコナとダイセル化学工業の合弁会社)は「ジュラコン」ブランドでアジア市場向けに事業展開を行っている。
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| ● |
両社は幅広い商品グレードをラインナップし用途別に供給している。ポリプラスチックス-ティコナグループはPOM市場で4割強のシェアを有している。
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| ● |
その他のメーカーは、韓国エンジニアリングプラスチックス、旭化成ケミカルズ、BASF(ドイツ)、KTPインダストリーズなどが挙げられる。
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| ■今後の動向 |
| ● |
2006年以降、自動車部品の生産拠点が、中国やタイ及び周辺地域に分散化していくことが予想される。生産拠点のグローバル化に伴って、中国及びアジアにおける自動車向けPOM樹脂の需要は急速な拡大が予想される。
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参考文献:「2006年 エンプラ市場の展望とグローバル戦略」 (2006年6月5日:富士経済) |
※本記事は富士経済グループ各社の独自調査により編集したものです。 |
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