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アラミドは全芳香族ポリアミドの別称であり、ナイロンと区別する目的で米国連邦通商委員会が「アラミド(aramid)」という一般名をつけその呼称が定着している。
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アラミド樹脂はパラ系とメタ系の2種類があり、フィルム用途に使用されているのはパラ系である。パラ系アラミド樹脂は、剛性(弾性率)があり、耐熱性に優れた特性を持っている。
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| ■用途別需要構成 2005年 国内販売数量ベース |
| 用途 |
構成比(%) |
具体的用途例 |
| 記録媒体用 |
80 |
デジタルデータストレージ(DDS)向けデータ保存用磁気テープなど |
| 工業用 |
20 |
絶縁フィルム、離型フィルムなど |
| 合計 |
100 |
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当該製品は、東レが1992年に大容量記録に対応した磁気記録テープ向けに事業化したフィルムであり、1990年代は当該用途が需要のほとんどを占めていた。
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近年は、記録媒体用途においてディスク媒体との棲み分けが進んだことにより、需要の伸びは頭打ちとなっており需要拡大は厳しい状況にある。
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| ■市場規模推移及び予測(2005~2009年 国内需要) |
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2005年 |
2006年見込 |
2007年予測 |
2008年予測 |
2009年予測 |
| 販売数量 |
490 |
525 |
570 |
620 |
680 |
| 前年比 |
- |
107.1 |
118.6 |
108.8 |
109.7 |
| 販売金額 |
26,300 |
27,800 |
30,100 |
32,600 |
35,500 |
| 前年比 |
- |
105.7 |
108.3 |
108.3 |
108.9 |
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2005年のアラミドフィルムの国内販売数量は490t、金額では263億円である。2009年には355億円(2005年比1.35倍)に拡大すると予測される。
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2006年の成長性はやや鈍化しているが、フレキシブルプリント配線板(FPC)用などの新規需要開拓の進展により、2007年以降、市場は拡大推移が予測される。
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| ■参入企業とメーカーシェア(2005年 国内需要) |
| メーカー名 |
販売数量ウェイト(%) |
| 東レ |
86 |
| 帝人アドバンストフィルム |
14 |
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参入メーカーは、1992年に記録媒体向けに事業化した東レの「ミクトロン」と帝人アドバンストフィルムの「アラミカ」の2社である。
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帝人アドバンストフィルムは2003年に設立された帝人と旭化成の合弁会社であり、旭化成が1999年に立ち上げたアラミドフィルム事業を継承している。
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| ■今後の動向 |
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当該製品の主力用途である磁気記録テープの需要が頭打ちになっていることから、市場の成長率が鈍化してきた。
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今後はアラミドフィルムの優れた機能(高剛性、耐熱性など)を活かし、新規用途(薄肉、軽量化に有利なFPCなど)の開拓が注目される。
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参考文献:「2006年 プラスチックフィルム・シートの現状と将来展望」 (2006年7月18日:富士キメラ総研)
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