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玄関ドアのタイプは、材質面から「アルミ玄関ドア」「スチールドア」「木製玄関ドア」に分けられる。それぞれ順に、戸建住宅中心、集合住宅中心、高級戸建住宅用途での採用が多く見られる。
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本稿では「アルミ玄関ドア」「スチールドア」を対象とするが、木製玄関ドアは対象外とする。
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| ■住宅用金属製玄関ドアおける材料特性 |
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アルミ製/スチール製玄関ドアのパネル表面は、雨や紫外線による劣化を回避するために、耐候性の高いPETフィルムやフッ素フィルムなどを貼り合わせた化粧鋼板が使用されている。
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また、PVCフィルム被覆化粧鋼板は、焼却廃棄の際にダイオキシンなどの有毒物質や塩化水素などの汚染物質が発生し、環境に悪影響を及ぼすことから使用量は減少している。
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トステムが2007年5月に発売した新商品「ディクシード」は、繊維強化プラスチックス(FRP)を採用し、衝撃強度や塩害等に対して耐蝕性を強化している。
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| ■住宅用金属製玄関ドアの市場規模推移(2007~2009、2011年 国内需要) |
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| タイプ\年次 |
2007年 |
2008年見込 |
2009年予測 |
2011年予測 |
| アルミ玄関ドア |
640 |
673 |
673 |
672 |
| 前年比 |
― |
105.2 |
100.0 |
― |
| スチールドア |
864 |
860 |
820 |
820 |
| 前年比 |
― |
99.5 |
95.3 |
― |
| 合計 |
1,504 |
1,533 |
1,493 |
1,492 |
| 前年比 |
― |
101.9 |
97.4 |
― |
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2008年の住宅用金属製玄関ドア(アルミ玄関ドア+スチールドア)の国内販売数量は153.3万セット(前年比101.9%)、販売金額は1,269億円(同102.8%)と見込まれる
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2011年は数量では149.2万セット(2007年比99.2%)、金額では1,241億円(同100.5%)と予測される。
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タイプ別には、アルミ玄関ドアの販売数量構成比は42.6%(2007年数量ベース)であり、スチールドア(同57.4%)を下回っている。
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| ■技術開発動向 |
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玄関ドアにおける商品開発トレンドは、デザイン性重視の傾向が続いている。
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アルミ玄関ドアは特に、施主が直接商品選択するケースが多い。基本的にはシンプルモダン住宅に合致したデザインが流行している。
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玄関ドアのカラートレンドは、2000年頃はブラック系が主流であった。現状ではグレー系が人気を集めている。その他、伝統的な木目調も支持されている。
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| ■参入企業とメーカーシェア(2007年 国内需要) |
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| メーカー名 |
販売数量シェア(%) |
| トステム |
36 |
| YKK AP |
27 |
| 新日軽 |
15 |
| その他 |
22 |
| 合計 |
100 |
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アルミ玄関ドア市場については、2006年に実績が微増で推移したメーカーが多く見られた。2007年は出足が低調気味であり見通しが不透明なメーカーが多い。
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新日軽は大型商品である「FACE」の投入により、商品構成の見直しや利益優先の営業を行った関係から2006年の実績は減少した。
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| ■今後の動向 |
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2007年は新設住宅着工戸数が減少しており玄関ドアの販売実績も低迷している。一方で、集合住宅向けを中心としたスチールドア市場は、高度成長期に建設されたマンション、公団住宅が今後改修時期にきているためリフォーム需要が本格化しつつある。
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また、国を挙げて防犯・防災に対する機運が高まっている中で、以前、公団住宅等で採用されたプレスドアからの代替需要が一気に高まる可能性がある。
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参考文献:「2008年版 住設建材マーケティング便覧」 (2008年1月25日:富士経済)
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