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株式会社富士キメラ総研は、本年5月に先端医療・医薬品分野、化粧品分野、機能性食品分野等ライフサイエンス分野における主なデバイス、材料の国内市場を調査した。今回は、そのレポートの概要を2回に渡って紹介する。
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このレポートでは、再生医療分野、人工臓器・整形材料分野、生体適合材料分野、プロテオミクス/ゲノミクス分野、試薬・診断薬分野、バイオ医薬関連分野、その他の7カテゴリーに区分され、全部で40品目のデバイス/材料市場が取り上げられている。 |
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1.再生医療分野(国内市場)
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| 2010年 |
前年比 |
2020年予測 |
2010年比 |
| 11.9億円 |
106.3% |
45.8億円 |
384.9% |
数値はヒト細胞、皮膚、軟骨の3品目の合計
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ヒト細胞は、現状はすべて輸入品であり、大学の研究室や公的研究機関などの各種研究素材や、製薬・化粧品メーカーの製品開発用に使用されている。臓器系や血液系、幹細胞などの需要は増加しているが、先行して使用されてきた皮膚系や血管系の需要が減少していることから、市場は緩やかに縮小している。
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皮膚はジャパン・ティッシュ・エンジニアリングの自家培養皮膚「ジェイス」が2009年に保険適用を受け、市場が立ち上がった。適用疾患が重度の熱傷及び熱創傷であることから患者数は少ないが、需要は増加している。今後適用範囲が広がれば市場は大きく拡大すると予想される。
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軟骨はジャパン・ティッシュ・エンジニアリングが2009年に製造承認を申請している。市場は2012年頃から立ち上がると予想した。入院を要する関節障害や関節症患者、約2万人が対象になると見られる。高齢化が進んでいることから今後対象疾患患者は増加すると予想される。
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| ヒト細胞 |
Cell Applications(AGCテクノグラス、東洋紡績)
Cell Systems(DSファーマバイオメディカル)
Lifeline Technology(ライフテクノロジーズジャパン)
Lonza(ロンザジャパン、エーディア、タカラバイオ)
その他(コスモバイオ、日本ミリポア、フナコシ他)
※カッコ内は国内総代理店を示す |
| 皮膚 |
(株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング (株)セルバンク |
| 軟骨 |
(株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
(株)セルシード
(株)高木産業
(株)ポラリスRx |
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2.人工臓器・整形材料分野(国内市場)
| 2010年 |
前年比 |
2020年予測 |
2010年比 |
| 620.8億円 |
100.3% |
679.2億円 |
109.4% |
数値は人工心臓(補助人工心臓)、人工腎臓(ダイアライザー)、人工肺(人工心肺装置)、人工骨、人工皮膚(人工真皮)の5品目の合計
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各品目とも技術的に進化し、応用範囲も広まりを見せている。市場規模は高齢化の進行に伴い微増傾向である。2011年は高価な埋め込み型人工心臓の新製品が市場投入されており、金額ベースでの伸びが期待される。
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| 人工心臓 |
二プロ(株) テルモ(株) |
| 人工腎臓 |
旭化成メディカル(株) 東レ・メディカル(株) 日機装(株) ニプロ(株) |
| 人工肺 |
テルモ(株) 泉工医科工業(株) (株)JMSニプロ (株) |
| 人工骨 |
HOYA(株) オリンパス テルモ バイオマテリアル(株) 日本特殊陶業(株) |
| 人工皮膚 |
グンゼ(株) オリンパス テルモ バイオマテリアル(株) センチュリーメディカル(株) |
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3.生体適合材料分野(国内市場)
| 2010年 |
前年比 |
2020年予測 |
2010年比 |
| 11.9億円 |
96.7% |
9.9億円 |
83.2% |
数値はゼラチン(医療向け)と抗血栓性コーティング剤の2品目の合計
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ゼラチンはカプセル剤、錠剤、トローチ剤などの材料として使用されている。医薬品の国内生産量の減少に伴い、需要が減少している。
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抗血栓性コーティング剤は、各種医療用部材の他、細胞培養容器など用途拡大に伴い、拡大推移している。
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主要参入企業/研究機関
ゼラチン (医療向け) |
新田ゼラチン(株) (株)ニッピ ゼライス(株) |
| 抗血栓性コーティング剤 |
東洋紡製(株) 日油(株) |
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参考文献:「2011年 ライフサイエンスケミカルの現状と将来展望」 (2011年07月01日:富士キメラ総研)
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