射出成形金型専用二次元CADソフト
「FP−PACK/2D on CADPAC−FUSION2001」を開発


2001年3月22日 ニュースリリース
 日精樹脂工業(株)は、このほど二次元・三次元CAD/CAMソフトメーカーのデザインオートメーション社(社長・竹原 司、本社・京都府長岡京市、資本金・1億1,160万円)との共同により、射出成形金型専用二次元CADソフト「FP−PACK/2D on CADPAC−FUSION2001」を開発し、来る4月11日から14日まで東京ビッグサイトで開かれる「INTERMOLD 2001」(第12回国際金型加工技術展)への出展を機に受注を開始する。

 この「FP−PACK/2D on CADPAC−FUSION2001」は、日精の射出成形金型CADソフト「FP−PACK」とデザインオートメーションの二次元/三次元総合CAD「CADPAC−FUSION2001」をセットにしたもので、販売は両社で行う。

 セット価格は205万円。向こう3年間で1200セットの販売を見込んでいる。

 「FP−PACK/2D on CADPAC−FUSION2001」は、「CAD作業の合理化」と「設計者との調和」をテーマに開発された射出成形金型専用の仕様となっている。具体的には、金型設計における二次元CAD作業の手順・時間を分析して操作性を追求すると共に設計者にとって煩雑な作業を自動化したことにより、設計の自由度を損なうことなく作業の合理化を実現したものである。

 射出成形金型製造業界では、成形品レベルのデータは三次元化が進展しつつあるが、金型設計においては、依然として二次元CADが主流となっている。射出成形金型製造業界への販売に注力する日精樹脂工業にとって今回の開発は、二次元CADソフトのさらなる拡充の一環である。

 両社が発売する「FP−PACK/2D on CADPAC−FUSION2001」の主な機能として、
1)各社市販の射出成形用金型部品や標準モールドベースの寸法諸元を選択して自動創成できる金型標準部品・モールドベース表示。
2)加工方法別に分類された穴をCADPACに準じた操作で表示させると共に、穴の属性(加工工具・公差)を付加し穴加工注記の表示を行う。
3)プレート内の同一穴(加工工具・径・公差・表裏)を自動判定し、数量カウントを行い穴加工注記を自動作成する。
4)組立図面から各プレート図面への加工穴取付けを半自動で行うプレート自動ばらし。
5)プレート内の穴から金型寸法を自動作成すると共に、設定ファイルの編集によりユーザーのノウハウを反映させたり、CADIAN図面の情報をCADPACに変換する機能をも備えている。

 デザインオートメーション社は、二次元CAD「CADPAC」の販売で機械・電気・建築業界を中心に7万5千本の出荷実績を持つ統合CADソフトの大手であり、同社の最新「CADPAC−FUSION2001」は、二次元と三次元の統合をコンセプトに据え、既存の二次元データを三次元設計に活用可能な統合CADシステムである。

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