MXナイロン事業ナノテクノロジー技術で提携

2002 年7 月18 日

三菱ガス化学株式会社
 三菱ガス化学株式会社は米国ナノコア社(本社:米国イリノイ州、社長:Peter Maul)との間で、MGCがグロ―バル展開を図っている高ガスバリアナイロンのナノテクノロジー技術について戦略的な提
携交渉を開始しました。
 MGC は食品包装材などで、需要が世界的に伸びているMXナイロン事業の強化を図っています。その一環として海外立地の検討やコポリマー技術の開発などを行っていますが、画期的にガスバリア性能を向上させる方法として、ナノテクノロジー技術の採用を検討していました。
 一方、米ナノコア社は、特殊な粘土鉱物を有機剤処理し、ナノメーターサイズに分散し得るナノクレイを生産しており、独自にMXナイロンに適したナノクレイを開発しました。
 両社は、このナノクレイをMXナイロン中にコンパウンドすることで、非常に高いガスバリア性が発現することを見出し、物性評価や低コストの製造方法につき共同で検討していましたが、一定の目処を得たことから、販売のアライアンスについて基本的な合意に達した。計画では、年内にも提携し、その後、ナノコンポジットMXナイロンの出荷を始める予定です。
 MXナイロンは、高湿度下ではエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂よりも高いガスバリア性能を示すことから、各種食品包装材に使用されておりますが、市場からは広い湿度域での性能向上が求められています。
 MGC では、中期的には海外でのモノマーからの一貫生産も視野に入れており、今回の戦略的な提携については、欧米市場もにらんだグローバル事業としての基盤構築につなげたいと考えています。
 

三菱ガス化学株式会社
三菱ガス化学株式会社
http://www.mgc.co.jp/(日本語)
http://www.gasbarriertechnologies.com/(英語)

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