世界初 10軸サーボ駆動竪型ロータリー成形機 『ETシリーズ』を開発

東洋機械金属ニュースリリース
2004年4月14日

 東洋機械金属は、同社として初の全電動竪型ロータリー成形機となる「ETシリーズ」を開発、7月より販売する。
「ET−40VR2」
 今回商品化したのは「ET−40VR2」と「ET−80VR2」の2機種である。
従来竪型機はインサート成形が容易、また設置面積が小さいことが利点とされている。しかしその反面全高が高くなる、高速型開閉が困難などの構造上の弱点があった。
東洋機械金属ではこれらの弱点を克服すべくETシリーズの開発に着手。コンパクトな機体にサーボモータ駆動の高応答高速ターンテーブルと、高速高圧の射出ユニットを搭載。さらにdisc機開発で培った高精度技術を投入した。
その結果としてインサート成形のみならず幅広い製品に対応するETシリーズは世界でトップレベルの全電動竪型ロータリー成形機である。

1.ETシリーズの特徴
(1) 高速ターンテーブル
テーブル駆動源にサーボモータを採用することにより停止位置を無段階に調整できる。またテーブル半回転(180℃)を1(sec)で完了する高速回転能力をもちサイクル短縮に貢献する。
(2) 高応答、高速高圧の射出ユニット
ツイン射出機構により300(mm/sec)までの立ち上がり時間が30(msec)、充填圧力253.2(MPa)と言う高応答、高速高圧射出は多様な成形に対応。
(3) 精度維持 3TD(スリー・タイバー・ドライブ)
精密成形の最先端であるdisc機開発で培ったタイバードライブは、個々のタイバーそれぞれに小型モータを取り付け個別に調整することにより、連続運転中に実成形品を確認しながら軸力の調整を行なうことが可能となり製品の変形やバリの原因となる圧力の偏りを低減する。さらにETシリーズでは竪型機では面倒であった平行度の維持も容易に行なえる。
(4) 高速型開閉
【1】 3本ノズルタッチ機構
ガイドバーを兼ねたボールネジを採用し、上部ユニットを3点で支持することで高速型開閉を行なっても揺れのない安定した機体となる。
【2】 ガイドレール方式
ダイプレートをフレームに取り付けたガイドレールで支持することにより高速型開閉時も振動の少ない安定した精度を保つ。
(5) コンパクトな機械構成
ロータリテーブル高さを935(mm)に設定することでステップが不要となり作業性と安全性が向上した。
また機械高さ最小2150(mm)で射出と型締めのユニットを分離することなく納入できる。なお、機械寸法は80VR2で幅1250(mm)×奥行き1850(mm)×高さ最大3000(mm)である。
(6) ネットワークサーボシステム
ETシリーズでは10軸(射出2、計量1、ノズル1、タイバー3、テーブル1、型開閉1、EJ1)のサーボモータをSi−IIIで定評のネットワークサーボシステムで駆動している。

 ET−80VR2は、4月7日(水)〜10(土)にインテックス大阪で行なわれた「PLATEX Osaka 2004」に出展し好評を得た。

PLATEX Osaka 2004 出展報告のページへ(東洋機械金属)


2.販売計画
(1) 販売価格
ET-40VR2 \16,000,000
ET-80VR2 \20,000,000
(2) 販売台数
初年度100台/2機種の販売予定
(3) 販売開始
2004年7月より販売開始

東洋機械金属 ホームページへ


EnplaNet 東洋機械金属株式会社TOP

戻る
エンプラ関連情報サイト エンプラネット トップページ