スマートハウスの最新市場動向

スマートハウスの最新市場動向

Market Trend in Smart House

  • エコハウスにおける創エネ・蓄エネ・節エネと,それらを制御するHEMSに注目!
  • 震災後のスマートハウス関連製品を巡る市場環境を探る!
価格 88,000円(税抜 80,000円) 出版社 シーエムシー出版
監修 (編集)(株)シーエムシー出版 発行日 2012年4月
体裁 A4判、170ページ ISBNコード ISBN:978-4-7813-0588-2
商品コード Z0200    

発刊にあたって

3.11の東日本大震災を境にスマートハウスを巡る市場環境が一変した。電力需給の逼迫や計画停電を受けて、再生可能エネルギーの必要性が再認識されると共に、エネルギーの自律分散や地産地消、また、節電やピークシフトなどのエネルギーマネジメントが注目を集めるようになった。

海外では発電・送電系統の脆弱性からたびたび大停電が起きるなどといった問題が横たわっており、再生エネルギーの利用を前提とした、スマートグリッド化が急速に高まっている。ここ昨今では、スマートグリッド導入の世界的な潮流は住宅産業が注目を浴び、その市場動向と今後の見通しに大きな影響を与える可能性が出てきた。

なかでも、スマートハウスの中核であるHEMS(Home Energy Management System)が注目され、住宅メーカーと電機メーカーが、このHEMSシステムの開発に向けて連携を進めている。HEMSは、住宅のエネルギー消費機器である複数の家電機器や給湯機器を、IT技術の活用によりネットワークでつなぎ、自動制御する技術で、機器の使用量などを制限してエネルギーの消費量を抑えることができるもので、2012年の国内市場は35億円で、2015年まで年率10~20%以上の高成長を遂げていくと予測する。

震災後、「住まい」に注目が集まり、住宅・建築物の省エネ性能の向上が世界的に喫緊の課題となっている。環境・エネルギーへの負荷を低減し、安全で安心して暮らすことがキーワードであり、住宅メーカーが未来に向け、改めて住まいのあるべき姿として、生活の質と節電を両立した新しい暮らし方の実現を提示している。

スマートハウスは、太陽電池、電気自動車、省エネ家電、IT技術を生かしたHEMSといったさまざまな分野の技術の集大成だけに、他業界への波及効果も大きいものとなる。それだけに、本書が情報収集の一助となれば幸いである。

キーワード

国内のスマートハウス実証プロジェクト/スマートハウスの関連市場/標準化/ZEB/スマートシティプロジェクト/スマートメーター市場動向/アメリカの動き/ヨーロッパの動き/中国の動き/日本の電力事情/ 自動車メーカーとハウスメーカーが連動する動き/ワイヤレス給電技術/電磁誘導方式/HEMS/ZigBeeモジュール/企業の動き

目次

第1章 国内のスマートハウス実証プロジェクト

  • 1 3.11で始まったエネルギー需給のパラダイムシフトとスマートハウス元年
  • 2 家庭内エネルギーマネジメントシステム(HEMS)が重要になる社会
  • 3 スマートハウスの関連市場の規模
  • 4 スマートハウスをめぐる日本政府の動き
  • 5 スマートハウスをめぐる経済産業省の動き(スマートハウス実証プロジェクト)
  • 6 次世代エネルギー・社会システム協議会の動き
  • 7 スマートハウスのビジネスモデルの調査研究
  • 8 スマートハウスの標準化の状況
  • 9 スマートコミュニテイ・アライアンス
  • 10 スマートハウス情報活用基盤整備フォーラム(eSHIPS)
  • 11 HEMSアライアンス
  • 12 ECHONET Lite
  • 13 ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)
  • 14 次世代エネルギー・社会システム実証実験(スマートコミュニティやスマートシティの実証実験)
  • 15 スマートシティプロジェクト
  • 16 パナソニック「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン構想」
  • 17 三井不動産 柏の葉キャンパスシティ
  • 18 CEATEC JAPAN 2011や東京モーターショー2011で多くの企業がスマートハウスをアピール
  • 19 スマートメーター市場動向
  • 20 スマートメーターの動き

第2章 世界におけるスマートハウス関連の注目の動き

  • 1 アメリカの動き
  • 2 ヨーロッパの動き
  • 3 中国の動き

第3章 日本におけるスマートハウスの取り組み

  • 1 日本の電力事情
  • 2 注目の自治体・民間プロジェクト
  • 3 企業におけるスマートハウス事業
  • 4 日本市場でのスマートハウス関連の新しい動き

第4章 創エネ関連

  • 1 住宅向け太陽光発電システム
  • 2 家庭用燃料電池システム
  • 3 創エネや省エネに関わる企業の新しい動き

第5章 蓄エネ関連

  • 1 家庭用リチウムイオン電池(定置型)
  • 2 家庭用リチウムイオン電池の開発
  • 3 蓄電池をめぐる住宅メーカーの動き
  • 4 マンションなどでも蓄電池
  • 5 自動車メーカーとハウスメーカーが連動する動き
  • 6 パソコン向け充電池を応用する動き
  • 7 世界的な蓄電池の技術開発競争
  • 8 電気自動車(EV/PHV)とその充電器
  • 9 自動車メーカー以外のEV/PHV関連の動き
  • 10 V2G/V2H
  • 11 ワイヤレス給電技術
  • 12 直流送電
  • 13 電磁誘導方式

第6章 エネルギーマネジメント関連

  • 1 HEMS(home energy management system)
  • 2 HEMSを開発するハウスメーカー
  • 3 参入するエネルギー事業者
  • 4 スマートコミュニティ「福岡スマートハウスコンソーシアム」
  • 5 スマートコミュニティ「横浜スマートコミュニティ」

第7章 省エネ関連

  • 1 LED照明
  • 2 スマート家電

第8章 通信・センサ関連

  • 1 スマートメーターの動き
  • 2 ZigBeeモジュール
  • 3 無線ネットワーク

第9章 企業の動き

  • 1 大和ハウス
  • 2 積水ハウス
  • 3 積水化学工業
  • 4 住友林業
  • 5 ミサワホーム
  • 6 トヨタホーム
  • 7 アキュラホーム
  • 8 日立製作所
  • 9 シャープ
  • 10 東芝
  • 11 パナソニック
  • 12 ソニー
  • 13 三菱電機
  • 14 東京ガス
  • 15 大阪ガス
  • 16 NTTファシリティーズ
  • 17 JX日鉱日石エネルギー
  • 18 トヨタ自動車
  • 19 パナソニック電工
  • 20 三菱自動車工業
  • 21 日産自動車
  • 22 IHI
  • 23 アルバック
  • 24 NTTデータ
  • 25 三菱重工業
  • 26 Gemeral Electoronic(GE)
  • 27 日本電気
  • 28 富士通
  • 29 沖電気工業
  • 30 東芝ソリューション
  • 31 日立ソリューションズ
  • 32 日本IBM
  • 33 NTTドコモ
  • 34 KDDI
  • 35 凸版印刷
  • 36 北九州市
  • 37 ヤマダ電機