2009年 メディカルマテリアル市場の現状と将来展望

2009年 メディカルマテリアル市場の現状と将来展望

高齢化社会の到来により進展する、医療機器の高品質化、高機能メディカルマテリアル市場の徹底分析

価格 106,700円(税抜 97,000円) 企業名 富士キメラ総研
発刊日 2009年06月10日 体裁 A4版 254ページ

調査の背景

  • 医療関連産業は現在、本格的な高齢化社会の到来や食生活の変化などによる患者数の増加、また改正薬事法の完全施行など需要環境の変化を背景とし、大幅な変貌を遂げようとしている。 医療関連技術も益々高度化しており、高品質の医療機器の出現と、それに対応した材料面の高機能化が求められている。これら医療材料が人工臓器や医療機器等に使用されることで、より安定した治療や早期治療に結びつき、人体への負担をより軽減する治療法を可能としている。
  • 例えば、生体適合性のより優れた材料が開発され、膜材料やナノテクノロジーの医療への応用、さらに再生医療の進展もみられるなど、次世代に向けた医療材料の開発はこれまで以上の進展がみられる。 高度な材料開発技術を保有する国内材料メーカーにとって、メディカルマテリアル分野は、欠くことの出来ない開発対象として、また事業化の面からも近年、より重要性を増している分野に位置付けられている。
  • 弊社では、「メディカルマテリアル市場の現状と将来展望」と題し、人工臓器類や整形外科用材料、治療用材料やディスポーザブル医療用具等を広く対象とした、市場調査レポートをほぼ隔年で発刊してきている。今回の2009年版においても、需要拡大が目立つ市場を中心に、9分野、48品目を調査対象として取り上げた。
  • なお2009年版では、研究開発が進む主要な医療用高分子や無機材料、バイオマテリアル、医療機能材料等を取り上げ、これらの需要構造と先端の研究開発の状況、新たな事業化の方向性等を示している。
  • これら9分野の2008年における需要規模を示すと、ディスポーザブル医療用具分野は2,390億円、眼科用材料が2,000億円、人工臓器類が1,641億円、整形外科用材料が956億円、膜材料が535億円、治療用材料が390億円、歯科用材料が194億円規模を示し、さらに、バイオ・医療機能材料分野が566億円、医療用高分子・無機材料分野が28億円規模となった。
  • 本調査レポートは、メディカルマテリアル市場を、末端製品の需要構造と材料開発面を関連付け捉えており、市場及び研究開発の方向性を明確化している。関連企業の事業計画、製品開発、企画に関わる各位の参考となるデーターベースとしてご活用頂けるものと確信している。

調査目的

  • 本調査レポートでは、社会環境の変化が著しいメディカルマテリアル市場を対象とし、各品目の市場規模推移、マーケットシェア、研究開発動向などを調査・分析し、今後の方向性を明確化することを目的とした。

調査品目

人工臓器類
補助人工心臓、人工心臓弁、人工肺、人工血管、人工腎臓(ダイアライザ)、人工肛門、植込型ペースメーカー、埋込型除細動器
歯科用材料
光重合型コンポジットレジン、人工歯根
整形外科用材料
人工関節、人工靭帯、人工骨(セラミックス)、人工皮膚(人工真皮)
眼科用材料
眼内レンズ、コンタクトレンズ
治療用材料
創傷被覆材、縫合糸、湿布薬基材、湿布薬離型フィルム
膜材料
人工肺用膜、人工腎臓用膜、血漿分離膜、白血球除去膜、輸血用フィルター、ウィルス除去膜
ディスポーザブル医療機器
カテーテル・チューブ、注射器(プレフィルドシリンジ含む)、真空採血管、血液回路、血液バッグ、輸液バッグ、手術用不織布
医療用高分子・無機材料
コラーゲン、ゼラチン、PGA、PLA、PEG、キチン・キトサン、抗血栓性マテリアル、バイオゲル、チタン
バイオ・医療機能材料
DNAチップ、プロテインチップ、バイオ微粒子、磁性粒子、マイクロカプセル、血液吸着材

調査ポイント

1. 製品概要
2. 主要参入企業一覧
3. 流通構造
4. 価格動向
5. 市場規模推移及び予測(2005年~2012年予測)
6. 用途動向
7. メーカーシェア
8. 採用素材・技術動向
9. 競合・棲み分け状況
10. 新製品開発・技術動向
11. 医療廃棄物対策動向
12. 今後の方向性

目次

I. 総合分析編(1)

  • 1. メディカルマテリアル需要構成(3)
  • 2. メディカルマテリアル市場概要(4)
  • 1) 全体市場規模推移(2005年~2012年予測)(4)
  • 2) 分野別・種類別需要トレンド(5)
  • 3) メディカルマテリアル市場における品目別位置付け(10)
  • 3. 日本の医療社会制度・傷病・高齢化の状況(11)
  • 4. メディカルマテリアルの採用素材状況(17)
  • 1) 製品分野別・材料別使用量及びウエイト(2008年)(17)
  • 2) 有機系材料の使用状況(18)
  • 3) 無機系材料の使用状況(20)
  • 4) 品目別採用材料一覧(2008年)(21)
  • 5. 成長要因分析(22)
  • 6. 注目医療材料の状況(24)
  • 1) 再生医療(24)
  • 2) 生体吸収性材料(26)
  • 3) DDS(27)
  • 7. 主要医療機器メーカー概要(29)

II. 集計編(31)

  • 1. 主要参入企業一覧(33)
  • 2. 市場規模推移及び予測(41)
  • 1) 品目別平均成長率(金額ベース)(41)
  • 2) 市場規模推移及び予測(2005年~2012年予測)(42)
  • 3. 品目別メーカーシェア及び用途別ウエイト(2008年)(50)
  • 4. 品目別価格一覧(58)

III. 品目別市場編(61)

  • 人工臓器類
  • 1. 補助人工心臓(63)
  • 2. 人工心臓弁(67)
  • 3. 人工肺(72)
  • 4. 人工血管(76)
  • 5. 人工腎臓(ダイアライザ)(82)
  • 6. 人工肛門(88)
  • 7. 植込型ペースメーカー(93)
  • 8. 植込型除細動器(97)
  • 歯科用材料
  • 9. 光重合型コンポジットレジン(102)
  • 10. 人工歯根(106)
  • 整形外科用材料
  • 11. 人工関節(110)
  • 12. 人工靭帯(116)
  • 13. 人工骨(セラミックス)(120)
  • 14. 人工皮膚(人工真皮)(125)
  • 眼科用材料
  • 15. 眼内レンズ(129)
  • 16. コンタクトレンズ(134)
  • 治療用材料
  • 17. 創傷被覆材(138)
  • 18. 縫合糸(143)
  • 19. 湿布薬基材(147)
  • 20. 湿布薬離型フィルム(150)
  • 膜材料
  • 21. 人工肺用膜(154)
  • 22. 人工腎臓用膜(156)
  • 23. 血漿分離膜(159)
  • 24. 白血球除去膜(163)
  • 25. 輸血用フィルター(166)
  • 26. ウイルス除去膜(169)
  • ディスポーザブル医療用具
  • 27. カテーテル・チューブ(173)
  • 28. 注射器(プレフィルドシリンジ含む)(179)
  • 29. 真空採血管(184)
  • 30. 血液回路(189)
  • 31. 血液バッグ(193)
  • 32. 輸液バッグ(198)
  • 33. 手術用不織布(203)
  • 医療用高分子・無機材料
  • 34. コラーゲン(208)
  • 35. ゼラチン(211)
  • 36. PGA(ポリグリコール酸)(215)
  • 37. PLA(ポリ乳酸)(218)
  • 38. PEG(ポリエチレングリコール)(220)
  • 39. キチン・キトサン(222)
  • 40. 抗血栓性マテリアル(226)
  • 41. バイオゲル(231)
  • 42. チタン(232)
  • バイオ・医療機能材料
  • 43. DNAチップ(236)
  • 44. プロテインチップ(241)
  • 45. バイオ微粒子(245)
  • 46. 磁性粒子(247)
  • 47. マイクロカプセル(250)
  • 48. 血液吸着材(253)