2010 新自動車部品マーケティング便覧

2010 新自動車部品マーケティング便覧

EV・HEV部品から新興国対応車部品市場を徹底解明

価格 106,700円(税抜 97,000円) 出版社 富士キメラ総研
発刊日 2010年05月24日 体裁 A4版 364ページ

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調査の背景

  • 2009年は、世界の自動車業界にとって未曾有の危機となり、日本市場は前年比68.6%の793万台、W/W市場でも前年比86.2%の5,993万台の実績まで落ち込んだ。
  • しかし一方で、HEVの躍進やEVの実用化などメーカー各社の戦略転換やドライバーの環境意識の高まりが顕著となり、本格的な次世代自動車時代に突入した年ともなった。
  • また地域間での違いも明確化してきており、中国は2009年に1,349万台の生産実績を達成しアメリカを抜いて自動車生産No1の座を獲得、インドも263万台と前年比二桁増の実績を残すなど、新興国の生産・需要の拡大が最悪のシナリオに陥りかけた業界を既のところで救ったと言えよう。
  • 2010年に入りギリシャ問題等のEU市場でのマイナス要因は残るものの、好調さを維持する新興国に加え、北米の景気も回復基調を迎えたことから、自動車需要は上向きに転じている。
  • 先進国の自動車メーカーは、HEVやEVの開発を積極的に推進する一方で、新興国の現地ニーズにあったローコストカーの開発が急務となっており、搭載する装備や部品点数、特に部品コストは限界を超える水準まで落とす必要に迫られている。
  • ダブルスタンダードを嫌う日系自動車メーカーや部品サプライヤにとっては難しい選択であるが、現地部品サプライヤとの提携や買収を進めつつ、既に新興国向けの製品を開発して供給を始めている部品サプライヤも数多く存在している。
  • 今後、世界的にコンパクトカーやローコストカーの需要が増えると予想され、採用する部品/モジュール品の品質や性能をコントロールして開発し如何に適切な価格で提供できるかが、2020年までの自動車メーカー/部品サプライヤの勝ち負けを決定付ける大きな要因になると思われる。
  • 本調査では、HEV/EV向けの高性能部品とローコスト部品という対極的な開発が不可避となっている自動車メーカー及び部品サプライヤの現状での取り組み状況、問題点に対する対策や今後戦略について、調査・分析してまとめた。
  • 本レポートを、自動車関連業界各位の中長期戦略のための基礎データとして活用頂ければ幸いである。

調査目的

本調査は、次世代自動車(HEV/PHEV/EV)と、中国・インドといった今後の自動車市場を牽引していく新興国向け車両の動向を追いながら、既存構成部品と次世代自動車構成部品を調査・分析・予測することで、今後の自動車業界における高機能化と低価格化への各自動車メーカー、部品サプライヤの取組み状況、問題点に対する対策や戦略を明らかにすることを目的とした。

調査対象品目

既存部品・システム A. エンジンルーム 8品目 B. 駆動・足回り 6品目
C. 吸・排気 3品目 D. 室内 4品目
E. 電装部品 9品目 F. 外装 6品目
次世代自動車
構成部品
HEV/EVシステム、モータ、バッテリー(ニッケル水素/リチウムイオン)、インバータ、DC-DCコンバータ、コンデンサ、高圧ハーネス、冷却ファン、次世代センサ、電動コンプレッサ、アイドリングストップシステム、インホイールモータ、燃料電池システム、スタック 14品目
合計 50品目

調査項目

I.総括・集計編

1.自動車業界動向
2.自動車部品市場概況
3.技術トレンド
4.部品サプライヤの新興国向けを含むコスト戦略
5.素材動向
6.自動車部品メーカーの戦略的生産拠点の概要
7.世界市場における主要部品供給マトリクス
8.省エネ/環境に関する法制度(日・米・欧・その他)
9.日・米・欧主要自動車メーカーの新興国戦略
10.スモールカー、ローコストカー戦略
11.新興国での次世代自動車(EV/HEV/PHEV/環境対応車)の中長期的展開と方向性

II.部品市場編

1.製品概要
2.ワールドワイド市場規模推移
3.メーカーシェア及び供給関係
4.価格動向
5.次世代自動車への取組状況と問題点
6.調達/コスト戦略
7.生産拠点戦略
8.今後の見通し

目次

I. 総括・集計編(1)

  • 1. 自動車業界動向(3)
  • 1) 自動車市場概況(自動車業界の今後と方向性)(3)
  • 2) 国内/世界の自動車生産台数推移(4)
  • 3) 次世代自動車生産台数推移(HEV/EV/PHEV/FCV)(10)
  • 2. 自動車部品市場概況(15)
  • 1) 全体部品市場概況(15)
  • 2) 品目別市場規模推移(17)
  • 3) 品目別メーカーシェア(2009年実績)(25)
  • 3. 技術トレンド(34)
  • 1) HEV/EVの普及に伴う変化、問題点(34)
  • 2) 次世代自動車構成部品の技術課題(37)
  • 3) HEV/EV用バッテリーの技術進展(39)
  • 4. 部品サプライヤの新興国向けを含むコスト戦略(42)
  • 5. 素材動向(47)
  • 6. 自動車部品メーカーの戦略的生産拠点の概要(52)
  • 7. 世界市場における主要部品供給マトリクス(58)
  • 8. 省エネ/環境に関する法制度(日・米・欧・その他)(66)
  • 9. 日・米・欧主要自動車メーカーの新興国戦略(72)
  • 10. スモールカー、ローコストカー戦略(88)
  • 11. 新興国での次世代自動車
  • (EV/HEV/PHEV/環境対応車)の中長期的展開と方向性(90)

II. 個別部品市場編(93)

  • A. エンジンルーム(95)
  • カテゴリー別市場概況(96)
  • A-1) エンジンバルブ(97)
  • A-2) 可変バルブタイミングユニット(102)
  • A-3) ラジエータファン(109)
  • A-4) スタータ/オルタネータ(113)
  • A-5) コントロールユニット(121)
  • A-6) インジェクタ(128)
  • A-7) 燃料ポンプ(135)
  • A-8) 電子制御スロットルボディ(139)
  • B. 駆動・足回り(145)
  • カテゴリー別市場概況(146)
  • B-1) CVT(147)
  • B-2) DCT(151)
  • B-3) 電動パワーステアリング(156)
  • B-4) サスペンションシステム(162)
  • B-5) タイヤ空気圧警報システム(166)
  • B-6) ESC(170)
  • C. 吸・排気(175)
  • カテゴリー別市場概況(176)
  • C-1) EGRバルブ(177)
  • C-2) 過給気システム(181)
  • C-3) 触媒(186)
  • D. 室内(191)
  • カテゴリー別市場概況(192)
  • D-1) シートシステム(193)
  • D-2) エアコン(202)
  • D-3) エアバッグ(208)
  • D-4) インストルメントパネル(212)
  • E. 電装部品(217)
  • カテゴリー別市場概況(218)
  • E-1) コンビネーションスイッチ(219)
  • E-2) 盗難防止装置(223)
  • E-3) ワイヤーハーネス(227)
  • E-4) 駐車アシストシステム(232)
  • E-5) 車間距離感知システム(235)
  • E-6) カーナビゲーションシステム(240)
  • E-7) PND(245)
  • E-8) ドライブレコーダ(249)
  • E-9) 小型モータ(253)
  • F. 外装(259)
  • カテゴリー別市場概況(260)
  • F-1) ボディ/シャシ(261)
  • F-2) 自動車用ガラス(265)
  • F-3) ヘッドランプ(ハロゲン/HID/LED)(269)
  • F-4) LEDリアランプ(276)
  • F-5) クリアランスソナー(コーナーセンサ)(281)
  • F-6) 車載用カメラ(CCD/CMOS)(285)
  • G. 次世代自動車構成部品(289)
  • G-1) HEV/EVシステム(290)
  • G-2) モータ(駆動・発電)(298)
  • G-3) バッテリー(ニッケル/リチウムイオン)(303)
  • G-4) インバータ(314)
  • G-5) DC-DCコンバータ(319)
  • G-6) コンデンサ(324)
  • G-7) 高圧ハーネス(329)
  • G-8) 冷却ファン(333)
  • G-9) 次世代センサ(回転角センサ・電流センサ)(337)
  • G-10) 電動コンプレッサ(342)
  • G-11) アイドリングストップシステム(346)
  • G-12) インホイールモータ(352)
  • G-13) 燃料電池システム(356)
  • G-14) スタック(361)