2010年版 機能性塗料・コーティングの現状と将来展望

2010年版 機能性塗料・コーティングの現状と将来展望

特殊機能付与、環境対応を開発キーワードに市場展開が進む機能性塗料・コーティング市場分析

価格 106,700円(税抜 97,000円) 出版社 富士キメラ総研
発刊日 2010年10月06日 体裁 A4版 303ページ

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調査の背景

  • 塗料は被塗物の美装や保護などを主な目的としており、被塗物に付与される機能(性能)は化学的機能や物理・機械的機能、電気・電子機能、光学的機能と非常に多岐に亘り、被塗物の高機能化、付加価値化に寄与している。
  • 応用用途となる被塗物には、自動車、電気機器・家電製品、建築・土木資材、その他日用雑貨等、あらゆる領域に及んでおり、塗料はこれら最終製品の高品質化、高機能化に大きく貢献している。また、塗膜に独自の性能を付与し、被塗物に塗布することで、塗装前には使用不可であった用途・部位で使用可能になるなど、被塗物の応用領域拡大の一役を担っている。
  • 但し、塗装業界を取巻く環境は厳しさを増しており、2008年の景気後退の影響から、塗料需要は大きく落込みを示した。2010年以降は回復基調に戻してはいるものの、大半の塗料では、ピーク時の市場規模を取り戻すまでには至っていない。
  • 自動車、電気・電子等エンドユーザーの海外生産シフトに伴い、国内塗料需要は成熟の様相をみせており、今後の大幅な需要拡大は見込みにくい状況である。一方で、中国、東南アジアを主体とする新興国地域では旺盛な需要が続いており、今後も安定した需要推移が見込まれる。
  • また、グローバル化の進展と共に、塗料業界の重要なテーマとなるのが「環境対応」である。水性化、粉体化などによるVOC対策や重金属の不使用等、材料設計面での取り組みが継続的に行われており、環境対応品の市場投入が進展している。遮熱塗料や光触媒コーティング材など、塗料自体が環境対応となる製品需要も拡大基調にある。
  • 本調査レポートでは、グローバル化の進展や環境対応・配慮型製品の導入、開発状況に注目し、機能性塗料・コーティング市場の市場動向・分析をまとめ、2014年までの市場の方向性を明確化したものである。当該資料が関連企業の経営、製造、販売、研究等のマーケティング全般において、御活用頂けるものと確信している。

調査目的

  • 本調査レポートは、自動車、電気・電子、建築など広範な応用領域で、使用されている各種塗料を対象とし、その市場規模、用途動向、環境対策状況、グローバル化の動向等を把握することにより、各塗料の現状と今後の方向性を明確化することを目的とした。

調査ポイント

分類 品目名
電気・電子・光機能 蛍光塗料(蛍光体)、蓄光塗料(顔料)、UV硬化塗料(トップコート)、帯電防止塗料(塗装材)、導電性塗料(電磁波シールド塗料)、電気絶縁塗料
物理・化学的機能 重防食塗料、超厚膜塗料(ウレタンエラストマー型)、水中硬化型塗料、船底防汚塗料、弾性塗材(弾性吹付材)、改修塗材(微弾性フィラー)、高耐候性塗料(フッ素樹脂)、高耐候性塗料(アクリルシリコン樹脂)、結露防止塗料、制振塗料、結氷・着雪防止塗料、(超撥水性塗料含む)、自己修復塗料、コンクリート剥落防止コーティング、落書き防止塗料
熱的機能 耐熱塗料、熱発泡性耐火塗料、遮熱塗料(高反射率塗料)、遮熱ガラスコーティング剤
環境対応型塗料 エマルション塗料、水溶性樹脂塗料、粉体塗料、ゼロVOC塗料、光触媒コーティング材(常温乾燥型)、院内感染対策用塗料、自然塗料、植物系塗料、天然素材配合塗料
その他注目用途別塗料 自動車用塗料(新車・中上塗り)、自動車用塗料(新車・電着塗料)、自動車補修用塗料、自動車前処理剤、プラスチック用塗料、マグネシウム合金用塗料、航空機用塗料、PCM塗料、路面標示用塗料

調査ポイント

1. 製品概要
2. 主要参入企業一覧
3. 市場規模推移及び予測(2007年~2014年予測)
4. 価格動向
5. 用途動向
6. メーカーシェア
7. 採用素材動向
8. 環境対策動向
9. 研究開発・技術動向
10. 競合用途・技術
11. グローバル動向
12. 今後の方向性

目次

I. 総合分析編(1)

  • 1. 機能性塗料・コーティング市場概要(3)
  • 1) 市場規模推移及び予測(2007年~2014年予測)(3)
  • 2) 機能分野別需要動向(2010年見込、2014年予測)(6)
  • 2. 主要用途別需要動向(2010年見込)(7)
  • 1) 自動車分野(8)
  • 2) 建築分野(12)
  • 3) 電気・電子分野(16)
  • 3. 成長品目市場(22)
  • 4. 環境対応型塗料動向(24)
  • 5. 採用素材動向(25)
  • 1) 分野別採用素材動向(25)
  • 2) 採用素材一覧(2010年見込)(26)
  • 3) 塗料構成材料の概要(合成樹脂、顔料、溶剤、他)(28)
  • 6. 塗料の環境適合化と法規制(29)
  • 7. グローバル化動向(32)
  • 1) 主要塗料における世界需要動向(2010年見込、2014年予測)(32)
  • 2) 主要品目別需要ウエイト(2010年見込、2014年予測)(34)
  • 3) 用途・分野別動向(35)
  • (1) 自動車分野(35)
  • (2) 電気・電子分野(36)
  • (3) インフラ関連分野(37)
  • 4) 日系塗料メーカーの海外生産動向(38)
  • 8. 国内の上位塗料メーカーの売上高(39)
  • 1) 関西ペイント(株)(42)
  • 2) 日本ペイント(株)(45)
  • 3) 中国塗料(株)(48)
  • 4) 大日本塗料(株)(50)
  • 5) エスケー化研(株)(51)
  • 9. 塗装レス素材・技術との関係(53)
  • 1) 加飾フィルム(53)
  • 2) メッキ技術(55)

II. 集計編(57)

  • 1. 主要参入企業一覧(59)
  • 2. 品目別市場規模推移及び予測(2007年~2014年予測)(68)
  • 3. メーカーシェア及び用途別ウエイト一覧(2010年見込)(82)
  • 4. 品目別環境対策状況(91)
  • 5. 品目別価格一覧(2010年見込)(95)
  • 6. 主要材料メーカー一覧(96)

III. 品目別市場編(103)

  • 電気・電子・光機能
  • 1. 蛍光塗料(蛍光体)(105)
  • 2. 蓄光塗料(顔料)(108)
  • 3. UV硬化塗料(トップコート)(113)
  • 4. 帯電防止塗料(塗装材)(119)
  • 5. 導電性塗料(電磁波シールド塗料)(123)
  • 6. 電気絶縁塗料(128)
  • 物理・化学的機能
  • 7. 重防食塗料(133)
  • 8. 超厚膜塗料(ウレタンエラスマー型)(139)
  • 9. 水中硬化型塗料(144)
  • 10. 船底防汚塗料(149)
  • 11. 弾性塗材(弾性吹付材)(155)
  • 12. 改修塗材(微弾性フィラー)(159)
  • 13. 高耐候性塗料(フッ素樹脂)(163)
  • 14. 高耐候性塗料(アクリルシリコン樹脂)(169)
  • 15. 結露防止塗料(174)
  • 16. 制振塗料(178)
  • 17. 結氷・着雪防止塗料(超撥水性塗料含む)(183)
  • 18. 自己修復塗料(188)
  • 19. コンクリート剥落防止コーティング(192)
  • 20. 落書き防止塗料(196)
  • 熱的機能
  • 21. 耐熱塗料(201)
  • 22. 熱発泡性耐火塗料(206)
  • 23. 遮熱塗料(高反射率塗料)(211)
  • 24. 遮熱ガラスコーティング剤(216)
  • 環境対応型塗料
  • 25. エマルション塗料(219)
  • 26. 水溶性樹脂塗料(223)
  • 27. 粉体塗料(227)
  • 28. ゼロVOC塗料(233)
  • 29. 光触媒コーティング材(常温乾燥型)(238)
  • 30. 院内感染対策用塗料(243)
  • 31. 自然塗料(247)
  • 32. 植物系塗料(251)
  • 33. 天然素材配合塗料(253)
  • その他注目用途別塗料
  • 34. 自動車用塗料(新車・中上塗り)(256)
  • 35. 自動車用塗料(新車・電着塗料)(262)
  • 36. 自動車補修用塗料(267)
  • 37. 自動車前処理剤(274)
  • 38. プラスチック用塗料(278)
  • 39. マグネシウム合金用塗料(284)
  • 40. 航空機用塗料(289)
  • 41. PCM塗料(294)
  • 42. 路面標示用塗料(299)