電動自動車関連市場の全貌 2009

電動自動車関連市場の全貌 2009

価格 97,000 円+税 企業名 富士経済
発刊日 2009年05月18日 体裁 A4版 213ページ

関連書籍
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はじめに

 世界的な経済不況下において、自動車についても販売台数の大幅減少などが続く中で、電動自動車の注目度は増すばかりで、その市場拡大は誰の目にも明らかになっている。

 エコカー、低公害車と呼ばれる車種は、天然ガス自動車、メタノール自動車など多数あるが、もっとも安定的に燃料(ガソリン、電気)を確保しやすいのが、電動自動車である。既にハイブリッド車は、トヨタ自動車「プリウス」の発売以来、車種も増加し、次世代自動車とされた燃料電池車までのつなぎ役とされていたのが、いまや本命となっている。

 このような状況の中で、電気自動車、ハイブリッド車、さらには燃料電池車と、電力をエネルギーとして駆動する電動自動車は、制御の面などでも有利となっている。また自動車のインテリジェント化が進み、自動車に対するニーズが多様化する中で、これらに対応するのが電動自動車とも言える。ITインフラとの協調性や、自動車や自動車を媒介にしたサービス提供の可能性も見出されつつある。

 そしていよいよ電気自動車が本格販売を開始する段階となり、その動向が大いに注目される。国内を皮切りに、海外でも販売される。ただ課題も残っていて、充電スタンドなどインフラ整備が伴わないと電気自動車の一層の普及は困難で、官公庁などとの協力、推進は必須になっている。

 またプラグインハイブリッド車の実証実験が進行し、2010年頃の製品化が予定されている。より電気自動車としての機能を持つハイブリッド車への進化が期待されている。

 この電動自動車には、日系自動車メーカーのみならず、海外の大手自動車メーカーをはじめ、ベンチャー企業など多数の企業が参入している。これは、中・長期的に見ても、電動自動車が伸長し、有望であることの証左であるとともに、環境性などを考慮すると必然の流れでもある。また部材メーカーも、その市場性を見込んでいる企業は参入し、いまだ需要が小さいとの判断をしている企業は参入していない。

 当調査資料では、このように大いに注目され、期待されている電動自動車について、その市場性を、部材から自動車そのもの、サービス・インフラに至るまで、ワールドワイドベースで調査し、今後の成長性も合わせて明確化している。

 末筆になりましたが、今回の資料作成にあたり、快く取材などに御協力頂きました企業様、御担当者様に深く感謝致しますとともに、当調査資料が業界発展に多少なりとも寄与できれば幸いです。

調査対象品目 / メーカー

【主要部品/主要部材】
モータ、ハイブリッド・トランスミッション、インバータ、バッテリー(二次電池)、燃料電池、DC-DCコンバータ、電動コンプレッサ(空調用)、スタータジェネレータ(ISG)、駆動系電子制御ユニット(ECU)
【注目機器/システム】
X-by-Wire、電力回生装置、太陽電池
【公道用自動車】
電気自動車(乗用車、トラック・バス)、燃料電池車(乗用車、トラック・バス)、シリーズ式ハイブリッド車(乗用車)、プラグインハイブリッド車(乗用車)、ストロングハイブリッド車(乗用車)、マイルドハイブリッド車(乗用車)、ハイブリッド車(トラック・バス)、小型電気自動車、電動オートバイ、パワーアシスト自転車
【電気自動車用インフラ機器/設備】
充電設備、業務用急速充電器、非接触給電システム、バッテリー交換ステーション
【関連サービス事業・インフラ政策】
ガソリンスタンド、小売チェーン、時間貸駐車場、ディベロッパー/ハウスメーカー
カーシェアリング、パーキングエリア/サービスエリア

調査期間

2009年2月~2009年4月

調査機関

株式会社富士経済 大阪マーケティング本部 第一事業部

目次

I.総括・集計編

  • 1.電動自動車の市場展望 
  • 2.2015年の主要部品/部材、インフラ機器/設備の市場展望 
  • 3.主要電動自動車の市場拡大分析 
  • 4.電動自動車市場規模推移 
  • 5.電動自動車主要部品市場規模推移 
  • 6.電動自動車市場規模及び技術の実態 
  • 7.電動自動車の経済性比較 
  • 8.電動自動車1台当たりに占める主要部品のウエイトの変化 
  • 9.キーデバイスの技術開発進展動向 
  • 10.主要自動車メーカーの部品内製・調達状況 
  • 11.主要部品の供給-調達関係 
  • 12.自動車及び関連インフラのIT化と電動自動車普及状況 
  • 13.エコロジーの観点から見た電動自動車の位置づけと方向性 
  • 14.電動自動車別キープレーヤーの動向 
  • 15.主要部品別キープレーヤーの動向 
  • 16.注目機器の開発実態、方向性 
  • 17.インフラの整備状況、今後の普及見通し 
  • 18.関連サービスの状況、今後の普及見通し 
  • 19.電力会社における電気自動車への取り組み 
  • 20.大学・研究機関における電気自動車への取り組み 
  • 21.行政、自治体の電動自動車普及策 
  • 22.企業や市町村における電気自動車の導入事例及び計画 
  • 23.国内における電気自動車の普及予測 
  • 24.主要自動車メーカーの電気自動車、同自動車向けインフラの普及見通し 
  • 25.国内における業態別充電サービスの可能性 
  • 26.主要自動車メーカーの電気自動車、同自動車向けインフラの取り組み状況、及び事業化方向性 
  • 27.電機メーカーの電気自動車への取り組み 
  • 28.カテゴリー別集計 
  • 29.電動自動車関連企業品目別主要参入企業一覧(2009年4月時点) 
  • 【参考資料】1.国内における電気自動車及び各種ハイブリッド車一覧 
  • 【参考資料】2.海外における電気自動車及び各種ハイブリッド車一覧 
  • 【参考資料】3.米国におけるハイブリッド車の車種別販売台数推移 

II.市場編

  • 主要部品/主要部材
  • a.モータ 
  • b.ハイブリッド・トランスミッション
  • c.インバータ 
  • d.バッテリー(二次電池)
  • e.燃料電池
  • f.DC-DCコンバータ
  • g.電動コンプレッサ(空調用)
  • h.スタータジェネレータ(ISG)
  • i.駆動系電子制御ユニット(ECU)
共通調査項目
  • 1.製品概要/応用動向
  • 2.市場規模推移及び予測
  • 3.メーカーシェア
  • 4.部品メーカーと自動車メーカーとの供給関係、納入実態
  • 5.価格動向
  • 6.主要部材のキープレーヤーと開発・応用動向
  • 7.今後の展望
  • 8.主要参入メーカー一覧

  • 注目機器/システム
  • a.X-by-Wire 
  • b.電力回生装置 
  • c.太陽電池 
共通調査項目
  • 1.機器・システム概要
  • 2.現状の開発動向
  • 3.実用化と電気自動車への応用見通し
  • 4.研究開発事例
  • 5.主要参入メーカー・機関一覧

  • 公道用自動車
  • a.電気自動車(乗用車、トラック・バス) 
  • b.燃料電池車(乗用車、トラック・バス)
  • c.シリーズ式ハイブリッド車(乗用車) 
  • d.プラグインハイブリッド車(乗用車) 
  • e.ストロングハイブリッド車(乗用車) 
  • f.マイルドハイブリッド車(乗用車) 
  • g.ハイブリッド車(トラック・バス) 
  • h.小型電気自動車 
  • i.電動オートバイ 
  • j.パワーアシスト自転車 
共通調査項目
  • 1.車両特徴と市場総括
  • 2.市場規模推移
  • 3.需要・ユーザー特徴
  • 4.メーカー別実績・シェア
  • 5.メーカー別生産計画、研究開発動向
  • 6.主要部品内製化/外部調達の現状と今後の展望
  • 7.開発・市場予測と要因
  • 8.主要参入メーカー一覧

  • 電気自動車用インフラ機器/設備
  • a.充電設備
  • b.業務用急速充電器
  • c.非接触給電システム
  • d.バッテリー交換ステーション
共通調査項目
  • 1.市場定義
  • 2.機器・設備の普及状況
  • 3.参入企業動向
  • 4.市場規模推移
  • 5.充電・給電技術の開発と解決課題
  • 6.今後の市場、用途、顧客開拓展開
  • 7.主要参入メーカー一覧

  • 関連サービス事業・インフラ政策
  • a.ガソリンスタンド
  • b.小売チェーン
  • c.時間貸駐車場
  • d.ディベロッパー/ハウスメーカー
  • e.カーシェアリング
  • f.パーキングエリア・サービスエリア
共通調査項目
  • 1.関連サービス事業概要
  • 2.今後の方向性
  • 3.個別企業事例
  • 4.主要参入メーカー一覧