2009 タッチパネルと構成部材市場の将来展望

2009 タッチパネルと構成部材市場の将来展望

携帯電話・スマートフォン等のモバイル機器へ搭載が進むタッチパネル市場の全貌を徹底解明

価格 97,000円+税 企業名 富士経済
発刊日 2009年09月04日 体裁 A4版 253ページ

はじめに

 タッチパネルは携帯電話やゲーム機、カーナビ、ATMなど広範にわたって採用されており、消費者から見ても身近な存在になりつつある。
 タッチパネルは使用用途に応じて入力方式が使い分けられるが、特に抵抗膜式タッチパネルと投影型静電容量式タッチパネルはモバイル端末への搭載が増加しており、近年の成長には瞠目すべきものがある。
 
 抵抗膜式タッチパネルは原理がシンプルで、低コストで生産できるため、タッチパネルの中で最も普及が進んでいる。また、指以外にぺん入力が可能であり、入力自由度において優位性を持つことが特徴である。成長が著しい中国は漢字文化圏であり、携帯電話の入力デバイスとして最適であることから、需要は順調に増加している。
 
 静電容量式タッチパネルは表面型、投影型に分けられるが、市場として注目を浴びているのは投影型である。製造技術は古くからあるが、近年になってICチップが小型化し、低価格化してきたことから、携帯電話への搭載が急速に進んでいる。また、マルチタッチが可能でピンチ操作ができることが消費者の遊び心を捉え、爆発的な需要を生み出している。
 
 タッチパネル関連市場が活況を呈している一方で、多くのデバイスメーカー、材料メーカーは金融危機に伴う世界同時不況の影響で業績が低迷しており、回復の見通しが立たない状況が続いている。タッチパネルは半導体やFPDのように高度な技術を必要とせず、汎用的な技術・材料を用いて製造することから、他分野から成長市場であるタッチパネル関連市場への横展開が目立ってきている。他分野と比較して市場規模がまだ小さい中、多くの企業が参入してきたことで、競争は激しさを増している。
 
 こうした背景を踏まえ、弊社ではタッチパネル関連市場について調査を行い、調査資料『2009 タッチパネルと構成部材市場の将来展望』として発刊した。当調査資料では、デバイスと構成部材を網羅することでタッチパネル関連市場を総合的に捉え、体系的にレポートしている。
 デバイス編では抵抗膜式タッチパネル、投影型静電容量式タッチパネル、表面型静電容量式タッチパネル、電子ペーパーの計4品目、個別品目編ではITOフィルム、偏光板、粘着テープ、電極ペーストなど計30品目を取り上げた。
 
 当調査資料が、タッチパネル関連市場に携わる皆様方の事業戦略立案において、有益な情報源となることを切に望む次第である。
 
 なお、当調査資料の作成にあたり、関連各業界の方々より様々なご協力を賜りました。末筆ながらこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。

2009年9月

株式会社 富士経済
東京マーケティング本部
ケミカル&マテリアルグループ

調査目的

タッチパネルと構成部材の需要動向及び今後の方向性を明らかにし、タッチパネル関連業界の方々の事業戦略立案に資することを目的とする。

調査ポイント

  • フィルム、粘接着剤、等の各構成部材の技術動向と今後の方向性を明確化
  • 今後市場拡大が期待される構成部材のリストアップとその市場性を明確化
  • タッチパネル及び電子ペーパーのトレンドと将来性を明確化

調査対象品目

デバイス

  • 1.抵抗膜式タッチパネル
  • 2.静電容量式タッチパネル(投影型)
  • 3.静電容量式タッチパネル(表面型)
  • 4.電子ペーパー

構成部材

  • <タッチパネル部材編>
  • 1.透明導電性ガラス(全体)
  • 1-1.透明導電性ガラス(抵抗膜式)
  • 1-2.透明導電性ガラス(静電容量式)
  • 2.ITOフィルム・ドライコーティングタイプ(全体)
  • 2-1.ITOフィルム・ドライコーティングタイプ(抵抗膜式)
  • 2-2.ITOフィルム・ドライコーティングタイプ(静電容量式)
  • 3.ITOフィルム・ウェットコーティングタイプ
  • 4.透明導電性フィルム(ポリマータイプ)
  • 5.透明導電性フィルム(銀系タイプ)
  • 6.CNTフィルム
  • 7.ZnOフィルム
  • 8.ハードコートフィルム(透明導電性フィルム用)
  • 9.耐指紋性フィルム
  • 10.デコレーションフィルム
  • 11.自己修復フィルム
  • 12.偏光板
  • 13.位相差板
  • 14.反射防止フィルム
  • 15.視野角調整フィルム
  • 16.粘着テープ(全体)
  • 16-1.粘着テープ(抵抗膜式)
  • 16-2.粘着テープ(静電容量式)
  • 17.粘接着ペースト
  • 18.電極ペースト
  • 19.回路保護材
  • 20.ドットスペーサ
  • 21.エッチングレジスト
  • 22.異方導電性ペースト
  • 23.異方導電性フィルム
  • 24.フレキシブルプリント基板(タッチパネル用)
  • <電子ペーパー部材編>
  • 1.透明導電性ガラス
  • 2.透明導電性フィルム・ドライコーティングタイプ
  • 3.透明導電性フィルム・ウェットコーティングタイプ
  • 4.ハイバリアフィルム
  • 5.有機TFT
  • 6.フレキシブルプリント基板(電子ペーパー用)

調査方法

  • 弊社専門調査員による対象企業および関連企業、関連団体などへの面接取材を基本とした情報収集を行う。
  • 販売数量や販売金額などの数値は有価証券報告書などの提出のある企業はそれに準拠し、その他の企業もしくは限定できないものについては弊社調査員による推定値として提示する。
  • また、特に断りのない限り、販売数量や販売金額などの数値はメーカー出荷数量、メーカー出荷金額として提示する。
  • 各カテゴリーの数値は年次ベース(1月~12月)とする。

調査期間

2009年7月~2009年9月

目次

【総括編】

  • 1.デバイス別市場概況(2008年実績)
  • 2.タッチパネル市場の現状と将来展望
  • 3.タッチパネルの市場概況
  • 3-1) 全体市場動向(世界)
  • 3-2) 用途別市場動向(世界)
  • (1) 抵抗膜式
  • (2) 静電容量式(投影型)
  • 4.タッチパネル搭載注目アプリケーションの市場動向(世界)
  • 4-1) 携帯電話・スマートフォン
  • 4-2) DSC・DVC
  • 4-3) カーナビ
  • 4-4) ノートPC
  • 5.タッチパネルの地域別生産動向(2008年実績)
  • 6.タッチパネルの方式別特徴と競合状況
  • 7.タッチパネルの原価構成
  • 8.タッチパネル部材の市場概況
  • 8-1) 全体市場(世界)
  • 8-2) 地域別販売金額(2008年実績)
  • 8-3) 主要部材の動向
  • (1) ITOフィルム
  • (2) 粘着テープ
  • 9.ペーパーライクディスプレイの現状
  • 10.電子書籍の動向
  • 11.フレキシブル化の動向
  • 12.電子ペーパーの将来動向

【A デバイス編】

<<A.デバイス編の調査内容>>
  • 1.製品概要
  • 2.主要参入企業及び製品グレード
  • 3.製品別市場規模推移(2007年実績~2013年予測)
  • 4.メーカー別販売数量及びシェア(2008年実績)
  • 5.用途別需要量及び構成比率(2008年実績)
  • 6.世界の地域別生産・販売動向(2008年実績)
  • 7.価格動向
  • 8.課題・問題点及び新規開発動向
  • 9.競合状況と代替要因
  • 10.当該製品の業界構造
  • 11.構成部材の評価
  • 12.今後の方向性
  • ※当資料中の構成比は、端数処理の関係上、合計値が100.0%にならないことがあります。
  • ※当資料中では、製品が海外で実際に使用されている地域(拠点)を、その製品の海外販売実績としている。

  • 1.抵抗膜式タッチパネル
  • 2.静電容量式タッチパネル(投影型)
  • 3.静電容量式タッチパネル(表面型)
  • 4.電子ペーパー

【B タッチパネル部材編】

<<B.個別品目編の調査内容>>
  • 1.製品概要
  • 2.製品の材料構成
  • 3.主要参入企業及び製品グレード
  • 4.製品別市場規模推移(2007年実績~2013年予測)
  • 5.メーカー別販売数量及びシェア(2008年実績)
  • 6.用途別需要量及び構成比率(2008年実績)
  • 7.世界の地域別生産・販売動向(2008年実績)
  • 8.価格動向
  • 9.課題・問題点及び新規開発動向
  • 10.競合状況と代替要因
  • 11.当該製品の業界構造
  • 12.今後の方向性
  • ※当資料中の構成比は、端数処理の関係上、合計値が100.0%にならないことがあります。
  • ※当資料中では、製品が海外で実際に使用されている地域(拠点)を、その製品の海外販売実績としている。

  • 1.透明導電性ガラス(全体)
  • 1-1.透明導電性ガラス(抵抗膜式)
  • 1-2.透明導電性ガラス(静電容量式)
  • 2.ITOフィルム・ドライコーティングタイプ(全体)
  • 2-1.ITOフィルム・ドライコーティングタイプ(抵抗膜式)
  • 2-2.ITOフィルム・ドライコーティングタイプ(静電容量式)
  • 3.ITOフィルム・ウェットコーティングタイプ
  • 4.透明導電性フィルム(ポリマータイプ)
  • 5.透明導電性フィルム(銀系タイプ)
  • 6.CNTフィルム
  • 7.ZnOフィルム
  • 8.ハードコートフィルム(透明導電性フィルム用)
  • 9.耐指紋性フィルム
  • 10.デコレーションフィルム
  • 11.自己修復フィルム
  • 12.偏光板
  • 13.位相差板
  • 14.反射防止フィルム
  • 15.視野角調整フィルム
  • 16.粘着テープ(全体)
  • 16-1.粘着テープ(抵抗膜式)
  • 16-2.粘着テープ(静電容量式)
  • 17.粘接着ペースト
  • 18.電極ペースト
  • 19.回路保護材
  • 20.ドットスペーサ
  • 21.エッチングレジスト
  • 22.異方導電性ペースト
  • 23.異方導電性フィルム
  • 24.フレキシブルプリント基板(タッチパネル用)

【C 電子ペーパー部材編】

  • 1.透明導電性ガラス
  • 2.透明導電性フィルム・ドライコーティングタイプ
  • 3.透明導電性フィルム・ウェットコーティングタイプ
  • 4.ハイバリアフィルム
  • 5.有機TFT
  • 6.フレキシブルプリント基板(電子ペーパー用)