2011年版 住設建材マーケティング便覧

2011年版 住設建材マーケティング便覧

価格 95,000円+税 出版社 富士経済
発刊日 2011年02月10日 体裁 A4版 228ページ

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はじめに

 住宅は、「省エネ」「長寿命化」に向けて舵を取りつつある。
 2010年の新設住宅着工は、国の支援策によって緩やかながら回復に向かった。住宅エコポイント制度や、住宅ローン減税制度延長、贈与税非課税枠拡大などの諸施策が住宅着工の回復を支えた。さらに住宅投資を活性化すべく、環境にやさしい住宅や既存住宅・リフォーム市場の活性化、長期優良住宅の普及推進などのビジョンが示された。

 住設建材業界においては今後の新築住宅の成長鈍化が明確となりつつあるなかで、業界の再編・連携や生産拠点の統廃合を進め、マーケットサイズにあった事業体制への再構築や効率化・体力強化が進んでいる。また、リフォーム市場開拓や海外市場への進出が本格化しつつあり、生き残りをかけた需要獲得の動きが活発化している。

 2010年の住設建材市場は前年比106.7%の4兆6,840億円となる見通しであり、新築住宅着工の持ち直しに伴って市場を回復する品目が増加した。また、省エネ機器や創エネ設備の市場については、国の補助を受けて活発化する傾向にある。住宅エコポイント制度や各種補助金制度により樹脂サッシや断熱材、太陽光発電システムなど省エネや環境配慮関連商品が市場を大きく拡大しており、2011年以降も、家庭用燃料電池やLED照明器具、住宅用蓄電池などの普及・発売を控えている。都市や住宅のエネルギーシステムが大きく転換することが予想され、住宅において省エネや環境対応の重要度が増大する中、住宅設備に求められるニーズが変化している。参入メーカーは、この変化に対応して新たな商品やサービスを提供し、新市場を創出し成長を目指すことが重要となっている。

 「2011年版住設建材マーケティング便覧」では、住設建材市場の主要品目別概況を調査するとともに、中長期の展望予測をまとめた。前年版までの市場データを引き継ぐとともに、住宅の将来像を睨んだ商品開発の動向やスマートハウス・環境配慮住宅に関する住宅メーカーの取り組み状況を明確にしている。さらに、住宅エコポイント制度など支援策により市場拡大する商品を「注目商品分野」として扱い、新規品目として収録した。当該資料が貴社の事業展開上、少しでもお役に立てれば幸いである。

 末筆ながら今回の資料作成にあたり、快く取材に応じて頂いた各企業のご担当者様に心より厚く御礼申し上げます。

2011年2月
株式会社富士経済 大阪マーケティング本部
第二事業部

調査のポイント

  1. ハウスメーカーにおける環境配慮住宅およびスマートハウスの対応状況とまとめ、住宅における新動向を分析し、住設建材の新たな方向性を探る。
  2. 住宅エコポイント制度などで市場が拡大する省エネ機器・建材3品目を注目商品分野として取り上げ、動向を明確化。
  3. 定期刊行資料として、住居形態別の市場動向、流通ルート構成変化等の動向を継続的にフォローしていくとともに、基本データ以外にも、品目の特性に応じて素材、タイプ、サイズ等可能な範囲でセグメント別市場を算出。

調査期間

2010年11月~2011年1月

調査機関

株式会社富士経済 大阪マーケティング本部 第二事業部

目次

Ⅰ. 総括編

  • 1.新設住宅着工戸数の動き (1)
  • 2.2010年住設建材市場総括と将来予測 (2)
  • 3.省エネルギー・創エネルギーを実現する環境配慮住宅・スマートハウスの取り組み状況 (6)
  • 4.対象品目の市場規模推移 (11)
  • 5.エリア別市場規模の特性分析 (19)
  • 6.主要メーカーの事業戦略動向 (20)
  • 7.品目別商品開発動向 (22)
  • 8.流通特性分析 (37)
  • 9.グローバル化の現状と展望 (40)

II. 集計編

  • 1.品目別/タイプ別伸び率ランキング (53)
  • 2.メーカーシェア構造の特性(2010年見通し) (55)
  • 3.需要形態別市場動向(2010年見通し) (59)
  • 4.品目別/エリア別市場規模(2010年見通し) (63)
  • 5.新商品/売れ筋商品一覧 (65)

III. 品目市場編

【 水廻り設備分野 】
  • 1.キッチン (73)
  • 2.洗面化粧台 (77)
  • 3.浴室ユニット (81)
  • 4.温水洗浄便座 / 一体型温水洗浄便器 (85)
  • 5.水栓金具 (89)
【 水廻り関連機器分野 】
  • 6.ビルトインコンロ (93)
  • 7.食器洗浄乾燥機 (97)
  • 8.浄水器 / 整水器 (101)
  • 9.レンジフード (105)
  • 10.浴室暖房乾燥機 (109)
【 給湯機分野 】
  • 11.ガス給湯機 (113)
  • 12.石油給湯機 (117)
  • 13.電気給湯機 (119)
【 空調設備分野 】
  • 14.ルームエアコン (123)
  • 15.床暖房 (127)
  • 16.換気設備 (131)
【 創エネ分野 】
  • 17.住宅用太陽光発電システム (135)
  • 18.太陽熱温水器/ソーラーシステム (139)
  • 19.コージェネレーションシステム (143)
【 セキュリティ/電材分野 】
  • 20.住宅用火災警報器 (147)
  • 21.テレビドアホン (151)
  • 22.住宅用照明器具 (153)
【 内装材(木質)分野 】
  • 23.フローリング材 (157)
  • 24.室内ドア (161)
  • 25.収納部材 (165)
  • 26.階段ユニット (169)
  • 27.造作材 (171)
【 内装材(非木質)分野 】
  • 28.壁クロス (173)
  • 29.クッションフロア (177)
【 断熱分野 】
  • 30.住宅用繊維系断熱材 (179)
  • 31.住宅用発泡系断熱材 (183)
  • 32.複層ガラス (187)
【 外部建具分野 】
  • 33.サッシ (189)
  • 34.玄関ドア (193)
  • 35.シャッター雨戸 (197)
【 屋根材・外装材関連分野 】
  • 36.窯業系サイディング材 (201)
  • 37.金属系サイディング材 (205)
  • 38.外装タイル (207)
  • 39.ALC (209)
  • 40.樹脂サイディング材 (211)
  • 41.新生瓦 (213)
  • 42.塩ビ雨樋 (215)
【 エクステリア分野 】
  • 43.門扉 (217)
  • 44.フェンス (219)
  • 45.カーポート (221)
【 注目商品分野 】
  • 46.樹脂サッシ(内窓) (223)
  • 47.潜熱回収型ガス給湯機 (225)
  • 48.Low-E複層ガラス (227)

<共通調査項目>
  1. 市場概況及び市場規模推移
  2. メーカーシェア推移(2009年→2010年見通し)
  3. 需要形態別市場分析(2010年見通し)
  4. エリア別市場構成比(2010年見通し)
  5. 新商品・売れ筋商品の特性分析
  6. 商品開発動向と今後の方向性
  7. 流通特性
  8. 主要メーカーの事業戦略動向
  9. グローバル化の動向
  10. 現状の課題/今後の方向性


※エリア別市場構成比については、以下のエリア分けで算出している。
北海道/東北 北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
甲信越/北陸 山梨県、新潟県、長野県、富山県、 石川県、福井県
中部 愛知県、岐阜県、静岡県、三重県
近畿 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県
中国/四国 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州/沖縄 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県