2011年 水系ケミカル市場の現状と将来展望

2011年 水系ケミカル市場の現状と将来展望

日本における塗料・接着剤・粘着テープ・インキの水系化・環境対応動向を徹底解明

価格 97,000円+税 出版社 富士経済
発刊日 2011年04月14日 体裁 A4版 185ページ

はじめに

当調査レポートは、日本国内を中心に塗料・接着剤・粘着テープ・インキの「脱溶剤」と「水系化を中心とした環境対応」の動向を定量的に分析したレポートである。

塗料・接着剤・粘着テープ・インキでは旧来溶媒に溶剤を使用した製品が主流を占めていた。しかし、溶剤系ケミカルはVOCによる人体への有害性(生殖毒性、臭い)が問題視されたことにより、国内外で環境規制が強化され、ノントル・ノンキシ溶剤化や水系等の環境対応グレードへと代替が進んだ。

日本では、大気汚染防止法のVOC排出規制の基準が改正される以前から、塗料、接着剤、粘着テープ、インキの各メーカーは業界自主規制によって水系化や脱溶剤化を進めるなど、環境対応の動きが活発である。また、自動車業界や建築業界も水系化や脱溶剤化には積極的である。

更に今後も大気汚染防止法などの法改正内容如何ではノントル・ノンキシ溶剤グレードや水系グレードの需要が喚起される可能性がある。そのため、水系を軸とした環境対応を如何に図るかは企業の業績を左右し兼ねない重要な経営課題とも言える。

そこで当企画は「2008年 水系ポリマーの世界市場動向」「2009年版 溶剤市場の全貌」に次ぐ第3弾の企画として、日本における塗料・接着剤・粘着テープ・インキの「脱溶剤化並びに水系化を中心とした環境対応」動向の全体像を俯瞰的かつ正確に把握・分析することを目的として、茲に『2011年 水系ケミカル市場の現状と将来展望』を刊行する次第である。
本書が関連企業の皆様にとって市場分析や事業推進の一助となり、さらには関連産業の発展に繋がることを切に願います。

尚、末筆になりますが、当資料を作成するにあたり、業界関係者の皆様に多大なるご協力を賜りました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
この度の東日本大震災により被災された方々に謹んでお見舞い申し上げると共に、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

2011年4月
株式会社 富士経済
東京マーケティング本部
ケミカル&マテリアルグループ

調査の目的

水系ケミカルの市場実態を幅広く調査することによって、溶剤系から水系及びその他環境対応技術への代替、国内需要動向、参入メーカー動向、などを明らかにする。

調査ポイント

  • 水系ケミカル(塗料、接着剤、粘着テープ、インキ)の国内市場動向
  • 溶剤系から水系化への動き
  • ハイソリッド系、ホットメルト系、UV硬化型など他の環境対応技術との競合状況
  • 参入メーカー動向

調査対象品目

A.塗料
1.自動車外装用塗料(下塗り)
2.自動車外装用塗料(中・上塗り)
3.自動車補修用塗料
4.家電・OA機器用塗料
5.建築内装用塗料
6.建築外装用塗料(現場塗装)
7.建築外装用塗料(工場塗装)
8.土木用塗料
B.接着剤
1.自動車・車両用接着剤
2.家電・OA機器用接着剤
3.建築現場用接着剤
4.建築工場用接着剤
5.建築用シーリング材
6.二次合板・木工用接着剤
7.土木用接着剤
8.ラミネート用接着剤
C.粘着テープ
1.自動車ワイヤハーネス用粘着テープ
2.自動車塗装マスキング用粘着テープ
3.自動車部品固定用両面粘着テープ
4.機器内用電気絶縁粘着テープ
5.電子機器用マスキングテープ
6.家電・OA機器用両面粘着テープ
7.建築・土木配線用電気絶縁用粘着テープ
8.建築・土木用両面粘着テープ
D.インキ
1.グラビアインキ(紙用)
2.グラビアインキ(軟包装用)
3.フレキソインキ(段ボール・紙・ラベル用)
4.フレキソインキ(軟包装用)
5.スクリーンインキ
6.オフセットインキ

調査方法

  • 弊社専門調査員による対象企業及び関連企業・団体などへの面接取材を基本とした情報収集を行う。
  • 販売数量や販売金額などの数値は有価証券報告書などの提出のある企業はそれに準拠し、その他の企業もしくは限定できないものについては弊社調査員による推定値である。また、特に断りのない限りメーカー出荷数量、メーカー出荷金額として提示した。
  • 予測値は東日本大震災の影響を考慮しておりません。
  • 各カテゴリーの数値は年次ベース(1~12月)とする。

調査期間

  • 2011年2月~2011年4月

調査担当

(株)富士経済 東京マーケティング本部 ケミカル&マテリアルグループ

目次

【 総括編 】

  • 1. 環境対応グレードの分類(3)
  • 2. 水系ケミカルの全体市場展望(4)
  • 3. 分野別市場総括(5)
  • 3-1) 塗料分野(5)
  • 3-2) 接着剤分野(7)
  • 3-3) 粘着テープ分野(9)
  • 3-4) インキ分野(11)
  • 4. 用途別市場総括(13)
  • 4-1) 自動車(13)
  • 4-2) 家電・OA機器(16)
  • 4-3) 建築・土木(18)
  • 4-4) 軟包装(21)
  • 5. 環境規制動向(23)

【A 塗料編 】

  • 1. 自動車外装用塗料(下塗り)(27)
  • 2. 自動車外装用塗料(中・上塗り)(32)
  • 3. 自動車補修用塗料(40)
  • 4. 家電・OA機器用塗料(45)
  • 5. 建築内装用塗料(50)
  • 6. 建築外装用塗料(現場塗装)(54)
  • 7. 建築外装用塗料(工場塗装)(60)
  • 8. 土木用塗料(66)

【B 接着剤編 】

  • 1. 自動車・車両用接着剤(73)
  • 2. 家電・OA機器用接着剤(77)
  • 3. 建築現場用接着剤(81)
  • 4. 建築工場用接着剤(86)
  • 5. 建築用シーリング材(91)
  • 6. 二次合板・木工用接着剤(96)
  • 7. 土木用接着剤(101)
  • 8. ラミネート用接着剤(105)

【C 粘着テープ編 】

  • 1. 自動車ワイヤハーネス用粘着テープ(113)
  • 2. 自動車塗装マスキング用粘着テープ(118)
  • 3. 自動車部品固定用両面粘着テープ(123)
  • 4. 機器内用電気絶縁粘着テープ(128)
  • 5. 電子機器用マスキングテープ(133)
  • 6. 家電・OA機器用両面粘着テープ(138)
  • 7. 建築・土木配線用電気絶縁用粘着テープ(143)
  • 8. 建築・土木用両面粘着テープ(147)

【D インキ編 】

  • 1. グラビアインキ(紙用)(155)
  • 2. グラビアインキ(軟包装用)(159)
  • 3. フレキソインキ(段ボール・紙・ラベル用)(164)
  • 4. フレキソインキ(軟包装用)(168)
  • 5. スクリーンインキ(173)
  • 6. オフセットインキ(179)
<調査項目>~共通~
1. 製品概要
2. 水系グレードの材料構成
3. 主要参入企業及び製品概要
4. 水系グレード別国内市場規模推移(2008年実績~2015年予測)
5. 水系グレードのメーカー別販売数量及びシェア(2010年実績)
6. 水系グレードと競合技術グレード別需要量及び構成比率(2010年実績~2015年予測)
7. 海外の水系化事例
8. 水系グレードの価格動向
9. 水系化における技術的課題・問題点
10. 新規水系グレードの開発動向
11. 注目すべき環境規制・自主規制
  • ※当資料中の構成比は、端数処理の関係上、合計値が100.0%にならないことがあります。
  • ※家電・OA機器用塗料、スクリーンインキの調査項目4及び5については溶剤系等を含む全体市場で算出しています。
  • ※オフセットインキは水系グレードが存在しない為、全体市場で算出しています。
  • ※調査項目6の競合技術グレードとは溶剤系、ハイソリッド、ホットメルト系等を指します。
  • ※調査項目11については、品目によって調査対象外としている場合があります。

データサービス(FK-Mards)

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