2011年版 機能性メタル/カーボン材料市場総調査

2011年版 機能性メタル/カーボン材料市場総調査

価格 97,000円+税 出版社 富士経済
発刊日 2011年07月29日 体裁 A4版 245ページ

はじめに

 昨今のIT技術、太陽電池・二次電池などのエネルギー技術、LEDなどの省エネ技術、携帯電話やスマートフォン・PCなどに欠かすことのできない半導体・電子デバイス関連技術の進展には、レアメタルやレアアース、ベースメタルなど鉱物資源は必要不可欠な存在となっている。加えて、新興国の急速な経済発展により、鉱物資源を使用した製品への需要も年々増加傾向にある。しかし、一部の鉱物資源には過剰な掘削による枯渇問題が噂され、もう一方ではその希少性から供給不足が生じている。鉱物資源に乏しい日本にとって、これらの鉱物資源の安定調達や代替材料の開発は、工業先進国としての地位保持並びに新たな局面を切り開いていく為に必要不可欠である。

 本調査では、日系企業の世界における資源調達状況及び、中国の資源戦略を整理することで、原料調達に関わるベースデータを提供すると同時に、鉱物資源に乏しい日本に於ける、鉱物資源の安定確保に向けた、リサイクルへの取り組みを纏めた。

 また、もう一つのキーワードとして、高付加価値素材の開発・需要動向に焦点を当て、アジアメーカーの台頭が著しい量産素材ではなく、加工による高付加価値を付けた機能性メタル材料やカーボン材料の特性、供給状況を明らかにすると同時に、どの様なアプリケーションに採用され、どの様なメタル材料やカーボン材料と競合し、そしてどの様なアプリケーション市場とリンクしながら市場を拡大していくのか、という主題に対して弊社としての結論を纏めた。

 末筆ながら、本調査資料作成にあたり、御多忙中にもかかわらず取材にご協力頂いた各社ご担当者様には心より厚く御礼申し上げると共に、本調査が業界発展の一助となることを願っている。

2011年7月
株式会社 富士経済
大阪マーケティング本部
第三事業部
素材プロジェクト

調査目的

 中国のレアアース輸出規制が波紋を広げている。資源を持たない日本、工業先進国である日本、相反する事実に不安を駆り立てられており、工業先進国の日本にとって資源確保の重要性が高まっている。本調査では原料素材の生産量やリサイクル状況、資源開拓状況、中国の資源戦略などの動向を整理することで原料調達に関わるデータベースを提供する。
 また、もう一つのキーワードとして、高付加価値素材の開発・需要動向に焦点を当てる。量産素材ではアジアメーカーが台頭する流れにあり、単なる素材の流通だけでなく、加工による付加価値を付けたビジネスへの関心が高まっている。収益力改善の観点から新素材・高付加価値製品開発が求められている。日本のものづくりの強さは、素材開発からものづくりを考える特徴があり、差別化を生み出す新素材への期待は高い。本調査ではそうした用途志向の付加価値素材に着目し、需要動向を分析する。本調査は、関連企業へのデータ提供を通じて、業界発展の一助となることを目的に実施した。

調査対象品目

フィルム5 品目
線材8 品目
粉体24 品目
繊維4 品目
焼結体2 品目
ターゲット材3 品目
ウエハ9 品目
合計55 品目

調査方法

対象品目及び関連市場・技術等の対象企業・団体等へのヒアリングにより個別情報を収集し、参入各社・団体が公表する情報等を含む既存情報の確認・要約とともに、レポートを取り纏めた。


調査期間

2011年4月~7月

目次

I.総括編

  • 1.素材別ポジショニングマップ (1)
  • 2.素材特性と用途開拓状況の相関 (3)
  • 3.アプリケーション別メタル/カーボン素材の採用状況分析(2010年) (6)
  • 4.アプリケーション別メタル/カーボン素材市場規模一覧(2010年) (10)
  • 5.注目アプリケーション別需要分析 (12)
  • 6.急成長する炭素系素材市場の動向 (15)
  • 7.元素別/国別 生産量/賦存量一覧 (17)
  • 8.中国のレアメタル/レアアースを含む資源戦略 (25)
  • 9.素材別リサイクル状況 (27)
  • 1)元素別・対象品目別のリサイクル状況 (27)
  • 2)日本におけるレアメタル・レアアース等の安定供給に向けた取り組み (30)
  • 10.レアメタル/レアアースの開拓状況マップ (32)
  • 1)世界に於ける日系企業のレアメタル/レアアース主要開拓状況 (32)
  • 2)責任ある資源開発への取り組み (34)
  • 3)日系企業の資源ビジネスグローバル展開最新動向 (35)

II.集計編

  • 1.品目別市場規模推移 (37)
  • 2.形状別・品目別メーカーシェア (2010年実績) (42)
  • 3.形状別・品目別用途構成比 (2010年実績) (57)

III.素材品目編

  • <A フィルム>
  • 1.アルミニウム箔 (69)
  • 2.マグネシウム/合金箔 (73)
  • 3.圧延/電解銅箔 (76)
  • 4.ステンレス箔 (80)
  • 5.銅/銅合金条 (83)
  • <B 線材>
  • 6.ステンレス鋼線 (87)
  • 7.極細炭素鋼線 (90)
  • 8.タングステン線 (93)
  • 9.モリブデン線 (96)
  • 10.銅/銅合金線 (99)
  • 11.金線 (103)
  • 12.Y/Bi系超電導線材 (106)
  • 13.ナノワイヤ (109)
  • <C 粉体>
  • 14.銀粉 (111)
  • 15.ニッケル超微粉 (114)
  • 16.タンタル粉 (117)
  • 17.タングステン粉 (120)
  • 18.モリブデン粉 (123)
  • 19.水酸化ニッケル (126)
  • 20.水素吸蔵合金 (129)
  • 21.マンガン(電解二酸化マンガン) (132)
  • 22.コバルト (135)
  • 23.リン酸鉄リチウム (138)
  • 24.酸化チタン/ナノサイズ酸化チタン (141)
  • 25.黒鉛(等方性/異方性) (145)
  • 26.黒鉛(カーボンナノチューブ/カーボンナノファイバー) (148)
  • 27.黒鉛(フラーレン) (152)
  • 28.黒鉛(リチウムイオン電池負極活物質) (155)
  • 29.シリコンカーバイド砥粒 (158)
  • 30.ダイヤモンドパウダー (161)
  • 31.リチウム (165)
  • 32.酸化イットリウム (168)
  • 33.酸化アルミニウム (171)
  • 34.窒化アルミニウム (174)
  • 35.ジルコニア (177)
  • 36.シリカ (180)
  • 37.酸化セリウム (183)
  • <D 繊維>
  • 38.ステンレス繊維 (187)
  • 39.炭素繊維(PAN系/ピッチ系) (190)
  • 40.炭化ケイ素繊維 (196)
  • 41.アルミナ繊維 (199)
  • <E 焼結体>
  • 42.ネオジム磁石 (203)
  • 43.ハニカムフィルタ (206)
  • <F ターゲット材>
  • 44.酸化インジウムスズ(ITO) (209)
  • 45.酸化亜鉛(ZnO) (212)
  • 46.モリブデン(Mo) (215)
  • <G ウエハ>
  • 47.ガリウムひ素(GaAs) (219)
  • 48.ガリウムリン(GaP) (222)
  • 49.インジウムリン(InP) (225)
  • 50.窒化ガリウム(GaN) (228)
  • 51.タンタル酸リチウム(LiTaO3) (231)
  • 52.ニオブ酸リチウム(LiNbO3) (234)
  • 53.炭化ケイ素(SiC) (237)
  • 54.シリコンウエハ(太陽電池用) (240)
  • 55.サファイア基板 (243)
<調査項目>
 1.製品概要(素材特徴/特性・適用箇所図解等)
 2.原材料の需給動向及び当該市場に与える影響
 3.市場規模推移及び需給状況分析
 4.メーカー動向(参入企業数・メーカーシェア)
 5.用途構成比
 6.価格動向
 7.他素材との競合/棲み分け状況

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