ティッシュエンジニアリング関連市場の最新動向と将来性 2012

ティッシュエンジニアリング関連市場の最新動向と将来性 2012

価格 132,000円(税抜 120,000円) 企業名 富士経済
発刊日 2012年07月02日 体裁 A4版 266ページ

はじめに

 細胞や組織などを人工的に培養し、損傷した臓器や組織の機能を回復させるティッシュエンジニアリングが、次世代の革新的な医療を切り拓く分野として注目されています。現在では多様な体性幹細胞の培養法が確立されている他、ES細胞やiPS細胞の研究が国内外で活発化しており、既存の医療を抜本的に塗り替える技術として再生医療の実用化が望まれています。

 日本国内では培養皮膚市場が形成されており、2012年中には培養軟骨製品の製造販売承認が下りて新たな市場が誕生する見通しにあり、再生医療の本格化に向けての前進が期待されています。

 また、培養角膜や心筋シート等も製造販売承認の取得に向けて企業が臨床試験などを実施しています。日本企業が採用している培養技術は自家培養のため拒絶反応や副作用が起きにくく、ドナー由来のウイルス感染を受けないメリットがあり、今後の動向が注目されています。

 一方、再生医療に関する研究分野では、幹細胞から唾液腺や涙腺、毛髪の再生、iPS細胞から肝臓を作製する事に成功するなど新しい技術が日々確立されており、産業化に向けての期待が高まっています。また、医薬品や化粧品メーカーでは新製品開発の際に、動物実験ではなく培養皮膚などを用いて有効性をテストするケースもあり、医療現場以外へと需要の裾野が広がる事も想定されています。

 当該資料では、2010年版調査の結果を踏まえ、「生体デバイス」、「人工生体材料用補填材」、「細胞」、「細胞培養・保管施設/設備」、「細胞培養機器・設備」、「セルカルチャーウェア・試薬」の6つのカテゴリーから『ティッシュエンジニアリング関連市場』を捉え、市場の現状と将来性を分析しています。

 末筆ながら、本調査資料の制作にあたり、情報収集に一方ならぬご高配を賜りました関係各位に心より感謝を申し上げ、各社ご事業の益々のご発展を衷心よりお祈り申し上げます。

2012年7月
株式会社 富士経済
大阪マーケティング本部
第一事業部

調査の目的

  • 培養製品として日本では、培養皮膚市場が形成されており、2012年中には培養軟骨製品の製造販売承認が下りて新たな市場が誕生する見通しにあります。今後、培養角膜や心筋シートなども上市される方向性にあり、再生医療の本格化が期待されています。
  • 本調査では、2010年刊行の前回調査の結果を踏まえて各市場のデータを更新し、市場実態と将来展望を明確化する事で参入各社にとって事業展開の一助となる情報提供を目的としています。

調査対象品目

生体デバイス・関連素材市場

  • 培養皮膚、培養軟骨、培養角膜、心筋シート、その他再生医療(歯周組織、食道)、
  • 皮膚補填材、骨補填材

細胞市場

  • ヒト細胞、ES細胞/iPS細胞

細胞培養・保管施設/設備市場

  • 細胞培養センター(CPC)、細胞/組織バンク

細胞培養機器・設備市場

  • 遠心分離機、CO2インキュベータ、自動培養装置、超低温フリーザ、薬用冷蔵ショーケース、
  • フローサイトメーター、細胞計数分析装置、生死細胞分析装置、セルイメージングシステム、
  • ティッシュスライサー、破砕装置、安全キャビネット/クリーンベンチ、滅菌器、アイソレータ、
  • 細胞搬送容器ユニット

セルカルチャーウェア/試薬市場

  • 細胞培養用シャーレ、細胞培養用プレート、細胞培養用ゲル、細胞培養用培地、血清、
  • トランスフェクション試薬、細胞凍結保存液、細胞培養バッグ


調査項目

<生体デバイス市場>
 1.市場形成経緯
 2.市場特性
 3.参入企業動向
 4.ターゲット市場のポテンシャル
 5.注目素材・技術特性
 6.研究開発の最新動向
 7.近年の企業間アライアンス動向
 8.海外R&Dと市場性
 9.法的基準・規制の整備状況
 10.市場の将来性予測
 11.主要参入企業一覧

<関連素材市場以下各市場>
 1.市場定義
 2.市場規模推移
 (09~11年実績、12年見込、13年予測)
 3.メーカーシェア推移
 (10~11年実績、12年見込)
 4.販売チャネル動向
 5.製品・技術特性
 6.販促・プロモーション特性
 7.新製品・新規参入動向
 8.市場の将来性予測
 9.主要参入企業一覧

調査方法

  • 参入企業、業界関連企業・団体、大学などに対するインタビュー形式によるヒアリング調査を主体としている

調査担当

(株)富士経済 大阪マーケティング本部 第一事業部


調査期間

2012年4月~2012年6月

目次

A.総括・集計編

I.ティッシュエンジニアリング関連市場の現状と将来性
  • 1.ティッシュエンジニアリング関連市場の現状 (1)
  • 2.ティッシュエンジニアリング関連市場の将来性 (2)
  • 3.品目別集計分析
  • [1].品目別市場規模推移(2009年実績~2013年予測) (4)
  • [2].品目別メーカーシェア(2011年実績) (16)
  • [3].品目別用途特性 (25)
  • 4.再生医療分野に於ける注目素材と製品トレンド動向 (28)
  • 5.患者数とターゲット市場への置き換え予測
  • [1].再生医療ターゲット患者数 (34)
  • [2].ターゲット市場への置き換え予測 (36)
  • 6.分野別・領域別将来見通し
  • [1].生体デバイス市場 (37)
  • [2].人工生体材料用補填材市場 (38)
  • [3].細胞市場 (39)
  • [4].細胞培養設備市場 (40)
  • [5].細胞培養・保管施設市場(細胞/組織バンク) (40)
  • [6].細胞培養機器・設備市場 (41)
  • [7].セルカルチャーウェア/試薬市場 (42)
  • 7.海外最新研究・市場動向編 (43)
  • 8.ティッシュエンジニアリング関連市場主要参入企業の事業展開領域 (47)
II.ティッシュエンジニアリング関連市場の技術開発動向
  • 1.胚性幹細胞(ES細胞)の研究動向 (51)
  • 2.人工多能性幹細胞(iPS細胞)の研究動向 (53)
  • 3.国家プロジェクト
  • [1].バイオ関連研究に対する政府動向と国家予算体系 (57)
  • [2].産-官-学の連携状況 (63)
  • 4.注目大学の研究開発状況 (66)
  • 5.ティッシュエンジニアリング関連特許動向 (67)
  • 6.再生医療関連の保険給付状況
  • [1].再生医療関連製品保険収載までのプロセス (68)
  • [2].再生医療関連製品保険収載状況 (68)
  • 7.再生医療実用化へのロードマップ (69)

B.品目市場編

III.生体デバイス・関連素材市場
  • III-1.生体デバイス
  • 1.培養皮膚 (71)
  • 2.培養軟骨 (79)
  • 3.培養角膜 (87)
  • 4.心筋シート (95)
  • 5.その他再生医療 (101)
  • III-2.人工生体材料用補填材
  • 6.皮膚補填材 (104)
  • 7.骨補填材 (110)
IV.細胞市場
  • 8.ヒト細胞 (117)
  • 9.ES細胞/iPS細胞 (123)
V.細胞培養・保管施設/設備市場
  • V-1.細胞培養設備
  • 10.細胞培養センター (CPC) (129)
  • V-2.細胞培養・保管施設
  • 11.細胞/組織バンク (134)
VI.細胞培養機器・設備市場
  • 12.遠心分離機 (143)
  • 13.CO2 インキュベータ (150)
  • 14.自動培養装置 (156)
  • 15.超低温フリーザ (161)
  • 16.薬用冷蔵ショーケース (167)
  • 17.フローサイトメーター (172)
  • 18.細胞計数分析装置 (181)
  • 19.生死細胞分析装置 (188)
  • 20.セルイメージングシステム (192)
  • 21.ティッシュスライサー (197)
  • 22.破砕装置 (202)
  • 23.安全キャビネット/クリーンベンチ (208)
  • 24.滅菌器 (215)
  • 25.アイソレータ (220)
  • 26.細胞搬送容器ユニット (225)
VII.セルカルチャーウェア/試薬市場
  • 27.細胞培養用シャーレ (229)
  • 28.細胞培養用プレート (234)
  • 29.細胞培養用ゲル (239)
  • 30.細胞培養用培地 (243)
  • 31.血清 (249)
  • 32.トランスフェクション試薬 (253)
  • 33.細胞凍結保存液 (258)
  • 34.細胞培養バッグ (262)

サンプルPDF

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