エネルギー需要家別マーケット調査要覧2012 業務分野編

エネルギー需要家別マーケット調査要覧2012 業務分野編

~BEMSアグリゲーター制度で注目される高圧小口需要家のポテンシャルを明確化
39業種の施設特性や省エネ・節電対策動向、機器市場を徹底調査~

価格 97,000円+税 企業名 富士経済
発刊日 2012年07月02日 体裁 A4版 222ページ

はじめに

 本調査資料は、市場セグメント別のマーケット情報提供を目的とした需要家シリーズ、エネルギー需要家別マーケット調査要覧の業務分野編である。2012年版は2011年版と同様「業務分野編」と「住宅分野編」のセットとなる。
 
 近年の業務施設における省エネルギー対策の取り組みは、国の改正省エネルギー法の規制範囲の拡大や東京都を初めとした多くの地方自治体による地球温暖化対策条例などが施行されたことによって、中小規模事業者や物販小売、飲食事業者、ビルテナントにおいても具体的な省エネルギー・環境対策を講じる動きが顕在化した。特に2011年は東日本大震災や福島第一原発事故に端を発した電力需給の逼迫による節電要請を踏まえ、全国的な意識の高まりが各事業者の取り組みを加速させた。
 東京都が実施した2011年夏期の節電アンケート結果からも、2010年と比較して15%以上の節電を達成した事業者は、節電義務が課せられた契約電力500kW以上の大口需要家で90%、500kW未満の小口需要家は68%に達していた。主な対策としては、照明の間引きや点灯時間の変更、空調の設定温度の維持など運用改善による対策が中心となっているが、照明のLED化やHf化が共に15%程度、高効率空調機の更新が17%の設備導入率となった。
 
 現在、電源構成から新たなエネルギーシステムの構築等を柱に現行のエネルギー基本計画の抜本的な見直し作業が進められている。特に省エネ・節電対策の強化や中長期的な脱原発への転換、再生可能エネルギーの利用拡大等、エネルギーのベストミックスに向けたキーワードが挙げられている。また、省エネ法も2012年に改正予定であり、新たに「電気の需要の平準化」という概念を追加する予定である。これにより、既存の省エネ機器に加えて電力負荷のピークカットやピークシフトに寄与する蓄電池やBEMS、自家発電システム、蓄熱式空調機、ガス空調機器等が法的に評価されることになり、普及を促す施策も充実すると想定される。
 
 これらの背景を踏まえ、エネルギー需要量や施設ストック数の多い7分野39施設を調査対象に震災後の施設エネルギー特性を整理した他、今後の業務施設におけるエネルギー施策の方向性を俯瞰し、注目を集めるBEMSアグリゲータのターゲットポテンシャルや各施設における省エネ、節電対策プロジェクト動向などを総括した。また、業務施設に導入されている注目設備機器の市場動向についても取りまとめている。
 
 本調査資料は、エネルギー需要家側からのマーケット分析によるデータ提供を行うことで、関係各位の抱える様々な事業課題を打破する一助としたく発刊に至った。本調査資料が、エネルギー関係企業各位の戦略構築に役立つ事ができれば幸甚の至りである。
 末筆ではありますが、本調査資料の作成にあたり、取材及び情報提供等に快く御協力いただいた関係各位の皆様に対し、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

2012年7月
株式会社富士経済
東京マーケティング本部
第二統括部 第四部

調査目的

本調査資料では、主要な業務用施設におけるエネルギー利用の現状と将来動向を整理した。また、施設別の注目省エネルギー機器の市場分析を行うことで、業務分野における今後の対応及び潜在的なエネルギーマーケットの実態を把握することを目的とした。

調査対象

<調査対象施設(39施設)> <調査対象機器(15品目)>
1.事務所関連施設
 ・オフィスビル
 ・データセンター
 ・郵便局
 ・銀行
2.物販施設
 ・GMS
  (General Merchandise Store)
 ・食品スーパー
 ・コンビニエンスストア
 ・ドラッグストア
 ・ホームセンター
 ・家電量販店
 ・自動車ディーラー
 ・ガソリンスタンド
3.飲食施設
 ・ファストフード(ハンバーガー)店
 ・コーヒーショップ
 ・牛丼店
 ・ラーメン店
 ・うどん ・そば店
 ・ファミリーレストラン
 ・焼肉店
 ・居酒屋
4.宿泊関連施設
 ・シティホテル
 ・ビジネスホテル
 ・旅館
5.医療 ・福祉施設
 ・病院
 ・診療所
 ・介護老人福祉施設
  (特別養護老人ホーム)
 ・介護老人保健施設
 ・グループホーム
 ・ケアハウス
 ・有料老人ホーム
 ・保育所
6.文教施設
 ・小学校 ・中学校
 ・高等学校
 ・大学
 ・学校給食センター
 ・図書館
 ・博物館
7.サービス施設
 ・理・美容院
 ・フィットネスクラブ
[空調機器]
 1.パッケージエアコン
 2.ガスヒートポンプエアコン
 3.ターボ冷凍機
 4.チリングユニット
 5.吸収式冷凍機
[給湯機器]
 6.業務用ヒートポンプ給湯器
 7.簡易 ・小型貫流ボイラ
[照明機器]
 8.Hf蛍光灯照明器具
 9.LED照明器具(LED電球)
 10.LED照明器具(LED蛍光灯)
[発電機器]
 11.常用自家発電システム
 12.非常用自家発電システム
 13.非住宅用太陽光発電システム
 14.蓄電池
[EMS]
 15.BEMS

調査方法

・ 業界関係者へのヒアリング調査
・ 一部、文献調査等を併用



調査期間

2012年5月~2012年7月

調査担当

株式会社富士経済 東京マーケティング本部  第二統括部 第四部

目次

I 市場分析編

  • 1.業務用施設エネルギー市場全体図 (3)
  • 2.業務施設におけるエネルギー関連施策ロードマップ (5)
  • 3.電力需給状況及び節電要請 (6)
  • 4.環境関連法・条例の動向 (7)
  • 5.BEMSアグリゲータ事業の現状 (12)
  • 6.BEMSアグリゲータのターゲットポテンシャル (14)
  • 7.業態別の延床面積あたり契約電力量の分布 (15)
  • 8.主要施設における時間帯別エネルギー消費パターン (18)
  • 9.事業者別の省エネルギー対策動向 (21)

II 集計編

  • 1.施設別延床面積分布 (45)
  • 2.施設別契約電力分布 (46)
  • 3.施設別稼動状況分布図 (47)
  • 4.施設数推移(2007~2012年、2015年) (50)
  • 4-1.ストック推移 (50)
  • 4-2.フロー推移 (51)
  • 5.都道府県別施設数(2012年見込) (52)
  • 6.施設形態別施設数一覧(2012年見込) (57)
  • 7.規模別施設数一覧(2012年見込) (58)
  • 8.契約電力別施設数一覧(2012年見込) (59)
  • 9.規模別エネルギー消費原単位(2012年見込) (60)
  • 10.規模別総延床面積一覧(2012年見込) (61)
  • 11.規模別年間エネルギー需要量(2012年見込) (62)
  • 12.施設別エネルギー消費内訳(2012年見込) (63)
  • 13.機器別導入状況(2011年実績) (69)

III 施設分析編

[事務所関連施設]
  • 1.オフィスビル (73)
  • 2.データセンター (76)
  • 3.郵便局 (79)
  • 4.銀行 (82)
[物販施設]
  • 5.GMS(General Merchandise Store) (85)
  • 6.食品スーパー (88)
  • 7.コンビニエンスストア (91)
  • 8.ドラッグストア (94)
  • 9.ホームセンター (97)
  • 10.家電量販店 (100)
  • 11.自動車ディーラー (103)
  • 12.ガソリンスタンド (106)
[飲食施設]
  • 13.ファストフード(ハンバーガー)店 (109)
  • 14.コーヒーショップ (112)
  • 15.牛丼店 (115)
  • 16.ラーメン店 (118)
  • 17.うどん・そば店 (121)
  • 18.ファミリーレストラン (124)
  • 19.焼肉店 (127)
  • 20.居酒屋 (130)
[宿泊関連施設]
  • 21.シティホテル (133)
  • 22.ビジネスホテル (136)
  • 23.旅館 (139)
[医療・福祉施設]
  • 24.病院 (142)
  • 25.診療所 (145)
  • 26.介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム) (148)
  • 27.介護老人保健施設 (151)
  • 28.グループホーム (154)
  • 29.ケアハウス (157)
  • 30.有料老人ホーム (160)
  • 31.保育所 (163)
[文教施設]
  • 32.小学校・中学校 (166)
  • 33.高等学校 (169)
  • 34.大学 (172)
  • 35.学校給食センター (175)
  • 36.図書館 (178)
  • 37.博物館 (181)
[サービス施設]
  • 38.理・美容院 (184)
  • 39.フィットネスクラブ (187)
<個票項目:施設分析編>
1.施設状況・特性
 ・施設定義
 ・節電要請などによる影響
 ・エネルギーセキュリティ・バックアップニーズの変化
 ・施設概要
 ・施設の稼働状況
2.マーケットポテンシャル分析
 ・施設数推移
 ・エリア別施設数(2012年見込ストック)
 ・施設形態別施設数(2012年見込ストック)
 ・施設規模別ポテンシャル(2012年見込ストック)
3.エネルギー消費動向分析
 ・規模別エネルギー消費特性(2012年見込)
 ・施設1件あたりのエネルギー消費内訳(2012年見込)

IV 機器市場編

[空調機器]
  • 1.パッケージエアコン (193)
  • 2.ガスヒートポンプエアコン (195)
  • 3.ターボ冷凍機 (197)
  • 4.チリングユニット (199)
  • 5.吸収式冷凍機 (201)
[給湯機器]
  • 6.業務用ヒートポンプ式給湯器 (203)
  • 7.簡易・小型貫流ボイラ (205)
[照明機器]
  • 8.Hf蛍光灯照明器具 (207)
  • 9.LED照明器具(LED電球) (209)
  • 10.LED照明器具(LED蛍光灯) (211)
[発電機器]
  • 11.常用自家発電システム (213)
  • 12.非常用自家発電システム (215)
  • 13.非住宅用太陽光発電システム (217)
  • 14.蓄電池 (219)
[EMS]
  • 15.BEMS (221)

<個票項目:機器市場編>
1.市場定義
2.フロー市場規模推移・将来予測(2010~2015年)
3.参入メーカーシェア(2011年実績)
4.需要別の機器導入実態と市場ターゲット動向(2011年実績)
5.震災による影響

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