一般用医薬品データブック 2012 No.3

一般用医薬品データブック 2012 No.3

価格 165,000円(税抜 150,000円) 企業名 富士経済
発刊日 2012年06月15日 体裁 A4版 396ページ

関連書籍
 ・一般用医薬品データブック 2012 No.1
 ・一般用医薬品データブック 2012 No.2

はじめに

2011年3月に発生した東日本大震災は東北地方を中心として人的、家屋に甚大な被害を与えただけでなく、経済面への打撃も大きなものがあった。

一般用医薬品業界でも、一部の生産工場が被害を受けたのをはじめ、原材料、包材等の供給難、流通網の混乱が生じ、通常の活動が大いに妨げられた。また、震災発生から2ヶ月間ほどは広告活動の自粛により、マーケティング活動全般に停滞を強いられ、製品投入やシーズン製品の施策についても遅滞が生じた。さらには、社会全体に漂った自粛ムードが消費の低迷を招き、保健薬を中心に買い控えの動きが強まるなど、一般用医薬品市場にとっても大きな試練を与えられた一年となった。

さて、「一般用医薬品データブック」の構成については、2011年版より収載品目を再編成し、店頭での棚割に対応したカテゴリー分類とし、従来のNo.1-4からなる4巻構成を3巻構成へと変更した。

今回のNo.3では一般用医薬品市場の総括分析を行っているが、具体的調査項目としては、市場横断的な集計分析としてリスク分類別、スイッチOTC、医薬部外品、剤形について市場動向をまとめると共に、市場の主要なプレイヤーである32のメーカーと12のドラッグストアについてのケーススタディを収載している。また、有効成分ごとの市場分析やコンセプトにより市場を再編成したテーマ別分析、2011年の新製品投入状況や広告宣伝展開状況の一覧など、様々な角度から一般用医薬品市場を捉えることができる内容となっている。

また、今回版よりこの一年間にヒットした商品の事例研究も加えており、第一三共ヘルスケア「ロキソニンS」とロート製薬「メンソレータム メディクイックH」について、その販売戦略や販売推移、ヒット要因について分析を試みた。

一般用医薬品市場では、景気低迷や低価格志向の強まりによる低調な推移が続いてきたが、2011年の震災はこのような状況にさらに追い打ちをかける結果となり、市場環境は厳しさを増していると言える。また、改正薬事法施行以降の第1類の不振やスイッチ化が思うように進まないといった一企業の努力では如何ともし難い問題もあり、低迷からの脱却は容易ではないと考えられる。

しかしながら、ヒット商品事例研究で取り上げた2製品に代表されるように、生活者ニーズにマッチした製品提案がなされれば、需要開拓の余地は十分に残されていることも事実であり、参入各社が生活者ニーズに対する感度を高め、生活者に求められるOTCを開発していくことが、市場回復には必要な条件と考えられる。

最後に、「一般用医薬品データブック2012」シリーズのNo.3製作に際し、弊社の取材活動にご協力を頂いた方々に厚く御礼を申し上げるとともに、本書がOTC業界の発展、理解の一助となることを祈念する次第である。


2012年 6月

株式会社 富士経済
東京マーケティング本部
第二事業部

調査背景/目的

No.1~2で品目分析を行った一般用医薬品の主要薬効について、今回のNo.3ではカテゴリー横断的に市場を捉えるテーマ分析や総括分析を行うと共に、企業事例分析を行い、一般用医薬品市場を総合的に把握することを調査目的とする。

調査対象品目

A.総括編
 1.2011年のOTC市場総合分析
 2.品目別構成比ランキング
 3.品目別対前年比ランキング
 4.品目別伸長率ランキング
B.カテゴリー別市場分析編
<リスク分類別市場>
 1.定義
 2.マーケット推移
 3.リスク分類別市場動向
 4.薬効別実績一覧
<スイッチOTC市場>
 1.定義
 2.マーケットデータ
 3.種類別市場動向
 4.市場占有状況
 5.今後の方向性
<医薬部外品市場>
 1.定義及び対象品目
 2.マーケットデータ
 3.種類別市場動向
 4.市場占有状況
 5.チャネル別市場動向
 6.今後の方向性
<剤形別市場>
・剤形別販売高(2011年)
C.ヒット商品事例研究
 1.商品概要
 2.開発の経緯
 3.販売動向
 4.市場でのポジショニング
 5.プロモーション活動の展開状況
 6.今後の方向性
D.OTCメーカー事例分析編
 1.ブランド動向
 2.一般用医薬品事業のポジショニング
 3.新製品投入状況
 4.プロモーション活動の展開状況
 5.営業人員
E.薬効群別市場分析編
 1.市場規模推移
 2.医薬部外品市場規模推移
 3.主要参入企業の販売動向
 4.リスク分類別動向
 5.スイッチOTC動向
F.有効成分別市場分析編
 1.成分の概要
 2.成分市場規模推移
 3.ブランドシェア
 4.医療用医薬品市場の概況
 5.今後の方向性
G.テーマ別分析編
 1.定義及び対象品目
 2.対象品目のポジショニング
 3.マーケット推移
 4.品目別市場動向
 5.ポジショニング別市場規模推移
 6.市場占有状況
 7.今後の方向性
 8.主要製品リスト
H.ドラッグストア事例分析編
 1.資本・提携関係
 2.販売実績動向
 3.改正薬事法への対応
I.新製品投入状況
J.広告宣伝展開状況

調査期間

2012年3月~2012年6月


調査機関

株式会社富士経済 第二事業部

目次

はじめに

調査概要

A.総括編 (1)

  • 1.2011年の一般用医薬品市場総合分析 (3)
  • 2.品目別構成比ランキング (15)
  • 3.品目別対前年比ランキング (19)
  • 4.品目別伸長率ランキング (20)

B.カテゴリー別市場分析編 (21)

  • 1.リスク分類別市場 (23)
  • 2.スイッチOTC市場 (36)
  • 3.医薬部外品市場 (47)
  • 4.剤形別市場 (57)

C.ヒット商品事例研究 (61)

  • 1.ロキソニンS (第一三共ヘルスケア) (63)
  • 2.メンソレータム メディクイックH (ロート製薬) (67)

D.OTCメーカー事例分析編 (71)

  • 生活改善薬総括 (111)
  • 47.禁煙補助剤 (114)
  • 48.頻尿・尿もれ改善薬 (120)
  • 49.催眠鎮静剤 (127)
  • 50.眠気倦怠防止剤 (135)
  • 51.育毛剤 (140)
  • 一般用医薬品実績の企業ランキング (73)
  • 1.大正製薬 (74)
  • 2.武田薬品工業 (80)
  • 3.第一三共ヘルスケア (84)
  • 4.ライオン (90)
  • 5.エスエス製薬 (94)
  • 6.ロート製薬 (99)
  • 7.興和新薬 (104)
  • 8.佐藤製薬 (108)
  • 9.小林製薬 (112)
  • 10.久光製薬 (117)
  • 11.エーザイ (121)
  • 12.大鵬薬品工業 (125)
  • 13.ゼリア新薬工業 (129)
  • 14.養命酒製造 (133)
  • 15.池田模範堂 (137)
  • 16.クラシエ薬品 (140)
  • 17.ジョンソン・エンド・ジョンソン (143)
  • 18.全薬工業 (146)
  • 19.明治 (149)
  • 20.湧永製薬 (153)
  • 21.常盤薬品工業 (157)
  • 22.アラクス (161)
  • 23.田辺三菱製薬 (164)
  • 24.塩野義製薬 (167)
  • 25.グラクソ・スミスクライン (171)
  • 26.ノバルティス ファーマ (174)
  • 27.大塚製薬 (177)
  • 28.祐徳薬品工業 (180)
  • 29.ツムラ (183)
  • 30.わかもと製薬 (186)
  • 31.資生堂薬品 (189)
  • 32.アサヒ フードアンドヘルスケア (192)

E.薬効群別市場分析編 (197)

  • 1.ドリンク剤 (199)
  • 2.疲労対策 (202)
  • 3.女性関連 (206)
  • 4.フットケア (211)
  • 5.美容関連用薬 (215)
  • 6.肩こり・関節痛関連 (220)
  • 7.小児用薬 (224)
  • 8.その他外用薬 (227)
  • 9.環境衛生用薬 (232)
  • 10.感冒関連用薬 (235)
  • 11.花粉症関連 (240)
  • 12.生活習慣病関連 (244)
  • 13.生活改善薬 (248)
  • 14.胃腸・消化器官用薬 (253)
  • 15.オーラルケア (260)
  • 16.感覚器官用薬 (264)
  • 17.漢方薬 (268)

F.有効成分別市場分析編 (271)

  • 1.ロキソプロフェンナトリウム水和物 (273)
  • 2.エピナスチン塩酸塩 (276)
  • 3.イブプロフェン (279)
  • 4.アンブロキソール塩酸塩 (282)
  • 5.ケトチフェンフマル酸塩 (285)
  • 6.クロモグリク酸ナトリウム (288)
  • 7.ファモチジン (292)
  • 8.ピレンゼピン塩酸塩 (295)
  • 9.フェルビナク (297)
  • 10.インドメタシン (300)
  • 11.ジクロフェナクナトリウム (303)
  • 12.テルビナフィン塩酸塩 (306)
  • 13.ブテナフィン塩酸塩 (309)
  • 14.ラノコナゾール (312)

G.テーマ別分析編 (315)

  • 1.花粉症対策市場 (317)
  • 2.肩こり対策市場 (325)
  • 3.腸内環境訴求製品市場 (333)
  • 4.内服液 (ドリンクタイプ)市場 (339)

H.ドラッグストア事例分析編 (347)

  • 1.マツモトキヨシホールディングス (349)
  • 2.サンドラッグ (352)
  • 3.スギホールディングス (355)
  • 4.ツルハホールディングス (358)
  • 5.ココカラファイン (361)
  • 6.グローウェルホールディングス (364)
  • 7.カワチ薬品 (367)
  • 8.コスモス薬品 (369)
  • 9.クリエイトSDホールディングス (371)
  • 10.CFSコーポレーション (373)
  • 11.キリン堂 (376)
  • 12.クスリのアオキ (379)

I.新製品投入状況 (381)

J.広告宣伝展開状況 (390)

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