World-Wide 自動車環境技術関連市場実態総調査 2012

World-Wide 自動車環境技術関連市場実態総調査 2012

価格 120,000 円+税 企業名 富士経済
発刊日 2012年09月24日 体裁 A4版 343ページ

はじめに

 最近、新聞、テレビのニュース、インターネット等を見てみると、一時期過熱した「エコブーム」の時代を通り過ぎて、「環境」について考えることは当たり前の時代になってきています。省エネ効果の高い家電製品、再生可能エネルギーの普及等、もはや私たちと「環境」とは切り離すことはできません。

 当然「自動車」についても同様です。自動車は「個人が操縦する移動手段」において旧来の「馬」から大きく進歩した、まさに近代最大の発明です。自動車の私たち人間への貢献度は計り知れません。しかし、近代における人類の進歩と自動車の急速な普及は同時に「排ガス」による環境汚染を引き起こす一要因となってしまいました。

 こうした中「環境」に対応した排ガス処理技術の向上は自動車メーカーの至上命題となっています。今では自動車メーカーが排出ガス量を大幅に削減した自動車を販売することは普通となりました。また電気自動車(EV)に代表される「ゼロ・エミッション」つまり環境汚染を引き起こす要因となる有害物質が全く排出されない車の登場によって、自動車を取り巻く環境への対応はますます加速することになるでしょう。

 考えてみると、人類が文明を有する前の地球はまさに「ゼロ・エミッション」でありました。しかし、世界的にはまだまだガソリンエンジン車の販売台数が増加していくでしょうから、見通しうる将来すべての自動車が電気自動車(EV)になるような「ゼロ・エミッション」の世界に再び戻るのはおそらく困難でしょう。自動車メーカーはあくまで「ガソリンエンジンの改良」によって、排ガス処理技術の向上に努めなければなりません。

 そんな中、現在注目されているのが「第三のエコカー」と呼ばれる低燃費かつ環境に対応した新しい自動車の概念です。「クリーンディーゼル車」もその一つです。これらの新しい技術の登場によって、環境汚染の少なかったあの「馬」の時代のように環境にやさしい新たな世界が実現するかもしれません。


 本資料はワールドワイドにおける各自動車メーカー及び自動車部品メーカーの取り組み、関連部品及び材料市場についてまとめています。「B.自動車メーカー編」ではエンジン技術を中心に、第三のエコカーを中心としたガソリン車、クリーンディーゼル車への今後の取り組みを自動車メーカー毎に掲載しています。「C.市場編」では自動車環境技術に象徴される関連部品及び車体軽量化にかかわる関連部材について重要な位置を占めるキーパーツ開発の実態、市場動向や関連各社の供給・連携状況を捉え、2025年までの市場予測を算出しております。「D.企業事例編」では、「C.市場編」各品目の主要プレイヤーの戦略をそれぞれ掲載しています。

 本資料を事業戦略の企画・展開のためのデータとして活用、或いは技術開発計画の企画・展開のための基礎資料として活用していただければ幸いです。

 尚、本資料の作成にあたり、快く取材に応じて頂きました各社の担当者の方々に深く御礼申し上げます。

2012年9月

株式会社 富士経済
名古屋マーケティング本部
自動車エコ推進プロジェクト

調査目的

環境規制は年々強化される方針が打ち出されている。特に先進国を中心に2020年に向けて、厳しいCO2排出量に対する規制が課せられ、これらの規制に対応するために完成車メーカーは、環境対応車の開発を本格的に進めている。とりわけ欧州地域では2015年からスタートする排ガス規制「Euro6」等、一層強化された。環境規制に対応するために、欧州の完成車メーカーは、ガソリンエンジンを小排気量化して、ターボチャージャーといった過給機を搭載する方向で環境規制への対応を行っている。本資料では、このような環境規制に対応するための完成車メーカー、自動車部品、自動車材料メーカー各社の動向と、環境規制部品・材料市場の調査・分析を行った。

調査対象

B.自動車メーカー事例編 国内自動車メーカー11社、海外自動車メーカー5社
C-1.環境規制対応部品
(15品目)
[1]ガソリン直噴エンジン [2]アトキンソンサイクル/ミラーサイクル [3]HCCI(予混合圧縮着火) [4]可変バルブタイミング/可変バルブリフトタイミング [5]インジェクタ [6]過給機 [7]アイドリングストップシステム [8]CVT [9]EGR(排気循環システム)、[10]尿素SCR(尿素選択還元システム)[11]排ガス処理用三元触媒 [12]DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルタ)[13]エアフロメータ [14]LAFセンサ(リニア空燃比センサ)[15]ノックセンサ
C-2.車体軽量化部材
(7品目)
[1]高張力鋼板 [2]アルミニウム合金 [3]汎用樹脂 [4]エンプラ [5]熱可塑性エラストマー[6]熱硬化性樹脂 [7]CFRP

調査項目

A.総括編 1.環境規制スケジュールと概要
2.環境対応車のワールドワイド市場規模推移
3.自動車の燃費改善技術
4.主要な資本・業務提携関係
5.自動車メーカー各社の環境対応車の取り組み状況
6.エンジン別排ガス規制クリア状況
7.環境規制対応部品の市場規模推移
8.車体軽量化部材の市場規模推移
9.サプライヤーの開発動向
B.自動車メーカー編 1.国内メーカーの動向
[1]トヨタ自動車 [2]日産自動車 [3]本田技研工業 [4]スズキ [5]マツダ [6]三菱自動車工業 [7]ダイハツ工業 [8]富士重工業 [9]いすゞ自動車 [10]日野自動車 [11]三菱ふそうトラック・バス

2.海外メーカーの動向
[1]Volkswagen Group [2]Daimler [3]BMW [4]Ford Motor [5]FIAT GROUP
C.市場編 上記対象品目[1]~[3] 1.製品概要/定義
2.市場規模推移
3.技術提携
4.製品特長(採用エンジン)
5.開発の方向性、課題と対応策
上記対象品目[4]~[15] 1.製品概要/定義
2.市場規模推移
3.マーケットシェア
4.価格動向
5.供給・連携マップ
6.開発ロードマップ
7.開発の方向性、課題と対応策
D.企業事例編 1.企業データ
2.主要取り扱い製品一覧
3.R&D体制
4.環境規制への取り組み状況
5.技術開発の方向性
6.将来展望

調査方法

弊社専門調査員による直接面接取材及び弊社データベースを併用した。


調査期間

2012年7月4日~9月20日

目次

A.総括編

  • 1.環境規制スケジュールと概要 (3)
  • 1)環境規制スケジュール (3)
  • 2)排出ガス規制 (5)
  • 3)CO2排出規制 (11)
  • 4)WLTP (18)
  • 2.環境対応車のワールドワイド市場規模推移 (19)
  • 1)自動車販売総市場―エリア別(トラック・バスを含む) (19)
  • 2)自動車販売総市場―エリア別(トラック・バスを除く) (20)
  • 3)自動車販売総市場―ガソリン車/ディーゼル車/HEV/EV/PHEV別(トラック・バスを除く) (21)
  • 4)ガソリン車&ディーゼル車市場―エリア別(トラック・バスを除く) (22)
  • 5)ガソリン車市場―エリア別(トラック・バスを除く) (23)
  • 6)ディーゼル車市場―エリア別(トラック・バスを除く) (24)
  • 7)トラック・バス市場―エリア別 (25)
  • 3.自動車の燃費改善技術 (26)
  • 1)燃費改善技術動向 (26)
  • 2)車体軽量化動向 (28)
  • 4.主要な資本・業務提携関係 (29)
  • 1)日本 (29)
  • 2)米国 (29)
  • 3)欧州 (30)
  • 5.自動車メーカー各社の環境対応車の取り組み状況 (31)
  • 1)環境対応車の開発の方向性 (31)
  • 2)環境規制対応策についての考え方 (33)
  • 3)環境規制がもたらすコスト対策 (34)
  • 4)課題と対応策 (35)
  • 6.エンジン別排ガス規制クリア状況 (36)
  • 1)国内完成車メーカー (36)
  • 2)海外完成車メーカー (50)
  • 7.環境規制対応部品の市場規模推移 (61)
  • 8.車体軽量化部材の市場規模推移 (64)
  • 9.サプライヤーの開発動向 (65)

B.自動車メーカー編

I.国内メーカーの動向 (75)
  • 1.トヨタ自動車(株) (77)
  • 2.日産自動車(株) (93)
  • 3.本田技研工業(株) (107)
  • 4.スズキ(株) (117)
  • 5.マツダ(株) (125)
  • 6.三菱自動車工業(株) (133)
  • 7.ダイハツ工業(株) (141)
  • 8.富士重工業(株) (147)
  • 9.いすゞ自動車(株) (153)
  • 10.日野自動車(株) (159)
  • 11.三菱ふそうトラック・バス(株) (165)
共通調査項目
 1.企業データ
 2.地域別環境対応車販売台数推移
  1)四輪車総販売台数
  2)ガソリン車・ディーゼル車・HEV,PHEV,EV別販売台数
 3.R&D体制
  1)R&D体制組織及びR&D部門の位置付け
  2)組織の特色
 4.環境規制への取り組み状況
 5.環境対応車の開発の方向性
 6.環境規制対応車の車種展開についての考え方
 7.環境規制がもたらすコスト対策
 8.課題と対応策
 9.低燃費・低排出ガス認定車ラインナップ一覧
II.海外メーカーの動向 (171)
  • 1.Volkswagen Group (173)
  • 2.Daimler AG (174)
  • 3.BMW (175)
  • 4.Ford Motor (176)
  • 5.FIAT GROUP (177)
共通調査項目
 1.環境対応車の開発の方向性
 2.主要技術

C.市場編

I.環境規制対応部品 (181)
  • 1.ガソリン直噴エンジン (183)
  • 2.アトキンソンサイクル/ミラーサイクル (191)
  • 3.HCCI(予混合圧縮着火) (197)
共通調査項目(1~3)
 1.製品概要/定義
 2.市場規模推移
 3.技術提携
 4.製品特長
 5. 開発の方向性、課題と対応策
  • 4.可変バルブタイミング/可変バルブリフトタイミング (201)
  • 5.インジェクタ (205)
  • 6.過給機 (209)
  • 7.アイドリングストップシステム (213)
  • 8.CVT (217)
  • 9.EGR(排気循環システム) (221)
  • 10.尿素SCR(尿素選択還元システム) (225)
  • 11.排ガス処理用三元触媒 (227)
  • 12.DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルタ) (231)
  • 13.エアフロメータ (235)
  • 14.LAFセンサ(リニア空燃比センサ) (239)
  • 15.ノックセンサ (243)
共通調査項目(4~15)
 1.製品概要/定義
 2.市場規模推移
 3.マーケットシェア
 4.価格動向
 5.供給・連携マップ
 6.開発ロードマップ
 7.開発の方向性、課題と対応策
II.車体軽量化部材 (247)
  • 1.高張力鋼板 (249)
  • 2.アルミニウム合金 (253)
  • 3.汎用樹脂 (255)
  • 4.エンプラ (261)
  • 5.熱可塑性エラストマー (267)
  • 6.熱硬化性樹脂 (271)
  • 7.CFRP (275)
共通調査項目(1~7)
 1.製品概要/定義
 2.市場規模推移
 3.マーケットシェア
 4.価格動向
 5.供給・連携マップ
 6.開発ロードマップ
 7.開発の方向性、課題と対応策

D.企業事例編

  • 1.Robert Bosch GmbH (279)
  • 2.(株)デンソー (289)
  • 3.アイシン精機(株) (299)
  • 4.日立オートモティブシステムズ(株) (307)
  • 5.Mahle GmbH (315)
  • 6.BorgWarner, Inc. (321)
  • 7.八千代工業(株) (327)
  • 8.JFEスチール(株) (333)
  • 9.東レ(株) (337)
  • 10.三菱化学(株)(三菱ケミカルグループ) (341)
共通調査項目
 1.企業データ
 2.主要取り扱い製品一覧
 3.R&D体制
  1)R&D体制組織及びR&D部門の位置付け
  2)部門別研究開発内容とマンパワー
  3)組織の特色
 4.環境規制への取り組み状況
 5.技術開発の方向性
  1)ロードマップ
  2)取り組み状況
  3)課題と対応策
 6.将来展望

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