アドバンストデバイス・製造装置関連市場の将来展望 2012

アドバンストデバイス・製造装置関連市場の将来展望 2012

リチウムイオン二次電池、パワー半導体、LED、有機EL、太陽電池向け製造装置

価格 97,000円+税 出版社 富士経済
発刊日 2012年09月18日 体裁 A4版 256ページ

はじめに

世界経済に減速感が出始めている中で、「省エネ」、「節電」、「温暖化対策」などに対する意識の高まりから、「エコカー」、「省エネ機器」、「LED照明」、「有機ELディスプレイ」、「太陽光発電システム」などのアプリケーション市場の成長に対する期待が大きく、これらのアプリケーションに搭載されるキーデバイスの製造を担うデバイス製造装置の市場も拡大が見込まれる。

デバイス製造装置市場は、エコカー減税やFIT制度などの環境・エネルギー関連の優遇政策や導入支援策、スマートフォンなどの民生機器の需要拡大に支えられ、これまで市場拡大を続けてきたが、2012年はデバイス製造装置に生産能力過剰の局面が見られたほか、中国経済の先行きの不透明感などから世界的に設備投資抑制の動きが出始めた。2012年9月時点においても状況は変わらないが、中国でのデバイス製造装置の引き合いや計画は依然多く、また中国国家主席交代などの時期であり、新しい時代に向けて案件の顕在化が期待されるところでもある。

一方、デバイス製造装置メーカーにおいては、高い技術力、開発力が必要となり、デバイスの性能を大きく左右する工程向け装置では日系メーカーが依然優位性を保っているが、技術ハードルが低い工程向け装置からアジア装置メーカーがキャッチアップを進めてきている。またデバイス生産技術面でもターンキーや製造ノウハウ込みの装置販売が進められてきたことで、アジアデバイスメーカーが勢力を高めており、太陽電池やLED、民生用リチウムイオン電池などの主要生産地はアジアにシフトしている。アジア市場においては日本のように高品質に対する付加価値が受け入れられ難く、一定水準の品質を確保した上で、価格が重視される。デバイスや製造装置においても同様の傾向があり、車載用電池など安全性に対する要求が高い製造装置は別として価格が優先される傾向が強まっている。日系デバイス製造装置メーカーがアジア装置メーカーと対抗、アジア市場で収益確保していくためには、革新的な装置の開発と、装置のコストダウンに向けた継続的な取り組みが必要となろう。

2012年のデバイス製造装置市場は、世界的な設備投資抑制による停滞感が見られるものの、環境・エネルギーに対する様々な取り組みが追い風となり、デバイス製造装置市場も、回復・拡大が予測される。

本調査資料は、デバイス製造装置を取り巻く市場環境の変化を捉え、今後の方向性に関するエッセンスを取りまとめたものであり、業界各社の事業戦略の一助となれば幸いである。

尚、末筆ながら、本資料作成にあたり、快く取材に応じて頂いた企業ご担当者様に、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。

2010年9月
株式会社 富士経済
大阪マーケティング本部 第二事業部

調査対象品目

アドバンストデバイス製造装置とは

富士経済では2009年、2010年に亘り、エネルギー関連デバイスの製造工程の明確化と、工程毎の主要製造装置市場の動向把握を行ってきた。既に主要装置メーカーや関連機器メーカーでは、製造工程や業界構造の解明を終え、市場規模・成長性が大きいデバイスをターゲットとしたビジネス展開が図られていることを受けて、当該調査レポートでは、「一大市場を形成」、「市場性が見込まれる」注目デバイスをアドバンストデバイスと位置付けている。


A.リチウムイオン二次電池(8品目)
1.ミキシング装置、2.コータ、3.スリッタ、4.スタッキング装置、5.ワインダ、6.注液装置、7.電池組立装置、8.外装組立装置

B.パワー半導体(5品目)
1.エピ膜成長装置、2.アニール装置、3.GaN用MOCVD装置、4.ドライエッチング装置、5.イオン注入装置

C.LED(3品目)
1.プラズマCVD、2.MOCVD、3.レーザースクライブ装置

D.有機EL(5品目)
1.スパッタリング装置、2.コータ、3.露光装置、4.蒸着装置、5.塗布印刷装置

E.太陽電池(4品目)
1.スパッタリング装置、2.プラズマCVD、3.乾燥・焼成炉 、4.ラミネータ

デバイス製造装置メーカー事業戦略事例(18社)

調査方法

弊社専任調査員による対象企業へのヒアリングを実施


調査期間

2012年7月~2012年9月

目次

Ⅰ.総括編

  • 1.分野別製造フローと調査対象製造装置の位置づけ (1)
  • 2.アドバンストデバイス製造装置市場の俯瞰・将来予測 (3)
  • 3.アドバンストデバイス製造装置分野別市場動向 (4)
  • 4.分野別製造装置市場規模推移・予測 (5)
  • 1)リチウムイオン二次電池製造装置 (5)
  • 2)パワー半導体製造装置 (10)
  • 3)LED製造装置 (14)
  • 4)有機EL製造装置 (18)
  • 5)太陽電池製造装置 (22)
  • 5.製造装置市場規模伸長率ランキング (26)
  • 1)調査対象装置の市場性 (26)
  • 2)装置全体伸長率ランキング (27)
  • 3)装置分野別伸長率ランキング (28)
  • 6.デバイス別「内作」・「特機」・「汎用」製造装置割合 (29)
  • 7.主要デバイス製造装置メーカーの事業戦略 (34)
  • 1)主要事業分野と今後のターゲット分野 (34)
  • 2)アジア展開状況と方向性 (35)
  • 3)アライアンス状況 (38)
  • 8.主要製造装置の販売チャネル分析 (39)
  • 9.ターンキービジネスの展開状況 (41)
  • 10.海外製造装置メーカーの動向 (42)
  • 11.アドバンストデバイス市場動向 (45)
  • 1)リチウムイオン二次電池 (45)
  • 2)電気二重層キャパシタ (47)
  • 3)パワーMOSFET (49)
  • 4)IGBTモジュール (51)
  • 5)パワーIC (53)
  • 6)LEDチップ (55)
  • 7)ディスプレイ用有機EL (57)
  • 8)照明用有機EL (59)
  • 9)結晶シリコン太陽電池 (61)
  • 10)薄膜シリコン太陽電池 (63)
  • 11)CI(G)S太陽電池 (65)
  • 12.アドバンストデバイス装置市場参入メーカー一覧 (67)

II.デバイス製造装置市場編

A.リチウムイオン二次電池
  • 1.ミキシング装置 (71)
  • 2.コータ (77)
  • 3.スリッタ (83)
  • 4.スタッキング装置 (89)
  • 5.ワインダ (95)
  • 6.電池組立装置 (101)
  • 7.注液装置 (107)
  • 8.外装組立装置 (113)
B.パワー半導体
  • 1.エピ膜成長装置 (119)
  • 2.アニール装置 (125)
  • 3.GaN用MOCVD装置 (131)
  • 4.ドライエッチング装置 (137)
  • 5.イオン注入装置 (143)
C.LED
  • 1.MOCVD装置 (149)
  • 2.プラズマCVD装置 (155)
  • 3.レーザスクライブ装置 (161)
D.有機EL
  • 1.スパッタリング装置 (167)
  • 2.コータ (173)
  • 3.露光装置 (179)
  • 4.蒸着装置 (185)
  • 5.塗布・印刷装置 (191)
E.太陽電池
  • 1.プラズマCVD装置 (197)
  • 2.スパッタリング装置 (203)
  • 3.乾燥・焼成炉 (209)
  • 4.ラミネータ (215)
<共通調査項目>
 1.製造装置の概要
 2.市場規模推移
 3.地域別販売実績
 4.メーカーシェア
 5.価格動向
 6.技術トレンド
 7.製造装置の内作、特機、汎用ウエイト
 8.製造装置のリプレース期間と動向
 9.販売チャネル特徴・主要商社/SIer
 10.海外製造装置メーカー動向
 11.市場の課題と将来見通し
 12.主要参入企業一覧

III.デバイス製造装置メーカー事業戦略編

  • 1.AIXTRON SE (221)
  • 2.Veeco Instruments Inc. (223)
  • 3.(株)アルバック (225)
  • 4.キヤノントッキ(株) (227)
  • 5.Applied Materials, Inc. (229)
  • 6.Oerlikon Solar AG (231)
  • 7.centrotherm photovoltaics AG (233)
  • 8.(株)ディスコ (235)
  • 9.大陽日酸(株) (237)
  • 10.大日本スクリーン製造(株) (239)
  • 11.日清紡メカトロニクス(株) (241)
  • 12.東レエンジニアリング(株) (243)
  • 13.キヤノンマシナリー(株) (245)
  • 14.日立設備エンジニアリング(株) (247)
  • 15.東京エレクトロン(株) (249)
  • 16.(株)ヒラノテクシード (251)
  • 17.(株)FDKエンジニアリング (253)
  • 18.日立造船(株) (255)
<共通調査項目>
 1.企業概要
 2.主要製造装置の事業展開状況
 3.アライアンス状況
 4.事業拡大の方向性
 5.事業課題と将来見通し

サンプルPDF

  • リンク先のPDFはサンプルの為、数値及びグラフなどのデータは削除しております。
    本ページのサンプルPDFはFK-Mardsで使用しているPDFを表示します。

データサービス(FK-Mards)

  • データでの部分利用をご要望の方は、弊社サービスである「FK-Mards(エフケイマーズ)」もご検討ください。
  • FK-Mards(エフケイマーズ)」は、富士経済グループが発刊するオリジナル市場調査レポートをインターネット経由でご提供するサービスです。1冊の調査資料を市場別に細分化しデータ化していますので、検索機能を使用することで検索ワードより、複数資料から横断的に必要なデータを抽出・取得できます。
  • データ収載分野も、電子部品・マテリアル・FA機器・食品・化粧品・医薬品・サービス産業など多岐に渡っており、様々なジャンルの有力参入企業に関する市場調査レポート、市場規模やシェア、チャネル動向などが把握できます。
  • 本サービスは法人向けの会員サービスとして入会金(税込:31,500円)及び基本料金をお支払いいただくことでデータをダウンロードできるユーザーIDをお渡ししております。インターネットを介したサービスのため、24時間いつでもご利用可能です。
  • サービスの詳細に関してはFK-Mardsサイトをご覧ください。

サンプルPDFにすすむFK-Mards 初めての方へすすむ