セミナー:3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開(2019/01/30 (水):神奈川・川崎)

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3Dプリンターを利用した複合材料成形と応用展開

~炭素繊維複合材料3Dプリンターの開発・特徴・課題~

  • 新しい構造材料の製造方法として大きな可能性を有している炭素繊維複合材料3Dプリンター!
  • 炭素繊維複合材料3Dプリンターに関わる最新技術について、その特徴、従来技術との比較、用途展望などについて紹介!
セミナー番号 S90121 「3Dプリンター」
講 師 東京理科大学 理工学部 機械工学科 准教授 博士(工学) 松崎 亮介 氏
略 歴 【経歴】
 2003年3月 東京工業大学 工学部 機械宇宙学科 卒業
 2004年3月 東京工業大学 大学院 理工学研究科 機械物理工学専攻 修士課程 修了
 2007年3月 東京工業大学 大学院 理工学研究科 機械物理工学専攻 博士課程 修了
 2007年4月 東京工業大学 大学院 理工学研究科 機械物理工学専攻 助教
 2011年4月 東京理科大学 理工学部 機械工学科 講師
 2017年4月 東京理科大学 理工学部 機械工学科 准教授

【受賞】
 2010年 日本機械学会 奨励賞 (研究)
 2012年 強化プラスチック協会 協会賞 (論文賞)
 2013年 Best Paper Award of 27th American Society for Composites
 2015年 日本複合材料学会 林賞
対 象 3Dプリンターに関心のある技術者の方々
会 場 川崎市国際交流センター 1F 第1会議室 【神奈川・川崎】
東急東横線 元住吉駅 徒歩12分
日 時 2019年01月30日(水) 13:30-16:30
定 員 30名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
聴講料 【1名の場合】27,000円(税込、テキスト費用を含む)
【2名の場合】37,800円(税込、テキスト費用を含む)

【3名以上の場合は一名につき、10,800円加算】(税込、テキスト費用を含む)
※2名以上ご要望の場合は備考欄にその旨お書きくださいませ

※ 弊社講座では、同一部署に限り申込者のご紹介があれば、何名でもお1人10,800円で追加申し込みいただけます。(申込者は正規料金、お二人目以降は10,800円となります)。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏いただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。
主催 (株)AndTech

講演趣旨

 従来の複合材料成形は熟練した職人のノウハウに頼る所が大きく、金型も必要とするため、短期間での多品種生産が困難であった。一方、一般に利用される熱可塑性樹脂積層3Dプリンターは、樹脂自体の力学的特性が著しく低く、試作模型や玩具の製作としての利用が主体であり、航空宇宙・自動車用途製品レベルの構造を作製できない課題がある。自動車・航空宇宙用構造にも適用可能な高強度立体造形を目的として、連続炭素繊維をその場で樹脂と複合化し立体造形する「炭素繊維複合材料3Dプリンター」の開発が進んでいる。炭素繊維複合材料3Dプリンターは、以下の優れた特徴を持っており、新しい構造材料の製造方法として大きな可能性を有している。
・多品種の構造強度部材をCADデータのみから容易に成形が可能であり、軽量化が強く求められる分野の研究開発を加速できる。
・繊維配向の最適化により炭素繊維の持つ卓越した力学的特性を最大限に発揮できる。
・ニアネットシェイプでの成形が可能であり、トリム等の2次加工が最小限で済むため、原材料費や環境負荷の低減にも効果的である。
 これらの特徴のため、特に高強度部材が要求される航空宇宙・自動車用の構造部材の生産、アイソグリッド構造などの従来成形が困難であった複雑形状部材の生産、多品種・高剛性・迅速な入手が要求される機械加工などのための治具、少量多品種生産が求められる義足やアシストスーツなどの医療・介護分野といった分野に適用が進むと予想される。また複合材料の3Dプリントが可能となれば、多品種の構造強度部材をCADデータのみから容易に成形が可能となり、アナログであった複合材料成形を刷新する次世代複合材料デジタル成形プロセス (Composites 2.0) が実現されると予想されている。本講座では、炭素繊維複合材料3Dプリンターに関わる最新技術について、その特徴、従来技術との比較、用途展望などについて紹介する。

プログラム

1.複合材料3Dプリンター開発の背景
 1-1 複合材料の適用動向
 1-2 熱可塑性樹脂複合材料
 1-3 Automated Tape Laying(ATL)とAutomated Fiber Placement(AFP)
 1-4 3Dプリンターの国内・海外市場動向(売上、シェア、適用箇所)

2.3Dプリンターを利用した複合材料成形
 2-1 3Dプリンターの種類(粉末焼結積層、光造形、溶融積層他)
 2-2 自動車および航空機業界における3Dプリンターの利用
 2-3 複合材料成形ツーリングとしての利用
 2-4 プリント成形品の材料強度の異方性
 2-5 PEEK3Dプリンター

3.連続炭素繊維複合材料3Dプリンター
 3-1 従来3Dプリンターの課題
 3-2 強化の方法
 3-3 繊維切断
 3-4 プリントされた材料の強度
 3-5 サンドイッチ構造一括プリントと評価
 3-6 ATF/AFPに対する優位性
 3-7 想定される用途
 3-8 実用化に向けた課題

4.短繊維系複合材料3Dプリンター
 4-1 力学的特性
 4-2 大規模3Dプリンター(自動車のプリント)
 4-3 エポキシ系短繊維3Dプリンター
 4-4 短繊維含有フィラメントの種類と市販状況

5.連続繊維複合材料3Dプリンターの海外動向
 5-1 海外の取り組み(MarkForged社、Arevo社他多数紹介)
 5-2 織物複合材料3Dプリンター
 5-3 CFRP3Dプリント製品化の例:CFRPワッシャー

6.光硬化系複合材料3Dプリンター
 6-1 短繊維と光硬化の組み合わせ
 6-2 連続繊維と光硬化の組み合わせ

7.形状・繊維配向最適化技術
 7-1 曲線積層最適化(Tow-steered composites)
 7-2 形状配向同時最適化

8.関連知財の紹介(海外特許含む)
 8-1 ボーイング,MarkForged, Arevoなど

9.課題と今後の展開
 9-1 機能(電気回路、アクチュエータ)の3Dプリント
 9-2 オンライン3Dプリントプラットフォーム

10.まとめ

【質疑応答 名刺交換】


<確認事項>

  • その他、ご不明な点は備考欄にご記入ください。

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