高機能熱可塑性エラストマー(TPE)市場:分野・用途別需要(2002年:国内市場)


前回概要を紹介した『2003年 高機能熱可塑性エラストマー&コンパウンドの用途展開とグローバル戦略』の市場調査から取上げている16品目について、各品目の国内市場の分野・用途動向を一覧として整理しました。
シェアについては同資料データを一部加工(主に数値の丸め処理)しています。
尚、個別品目の動向及び世界市場については今後公開していきます。

■ 分野・用途別需要(2002年:国内市場)
○:上昇傾向 △:維持 ▲:下降傾向
●スチレン・ブタジエン・スチレンブロックコポリマー:SBS (販売数量:63,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
アスファルト改質 43%
PS改質 30%
靴底材料 11%
コンパウンドその他 16%
合   計 100%


●エポキシ化スチレン系エラストマー (販売数量:300t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
樹脂改質 93%
粘・接着剤 7%
合   計 100%


●スチレン・イソプレン・スチレンブロックコポリマー:SIS (販売数量:16,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
粘接着剤 90%
アスファルト改質 7%
コンパウンド・樹脂改質 3%
合   計 100%


●水添スチレンブロックコポリマー:水添SBC (販売数量:19,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
樹脂改質 55%
コンパウンド 33%
粘・接着剤 12%
合   計 100%


●水添SBCコンパウンド:水添TPS (販売数量:11,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
雑貨・日用品 34%
医療 24%
食品 24%
自動車 8%
工業部品 10%
合   計 100%

※水添SBCコンパウンドは"非架橋型"のみとし、架橋型のSBCコンパウンドは架橋型エラストマ(TPV)に含んでいる。

●単純ブレンド型オレフィン系エラストマー:非架橋TPO (販売数量:30,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
雑貨・日用品 51%
自動車 27%
家電 12%
工業部品 10%
合   計 100%

※TPV、RTPOを除くTPOが対象。

●架橋型エラストマー:TPV (販売数量:31,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
自動車 67%
土木・建材 12%
雑貨・日用品 11%
工業部品 10%
合   計 100%

※架橋型TPOと同水添SBCコンパウンドが対象。

●塩ビ系エラストマー:TPVC (販売数量:27,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
自動車 66%
電線・家電 19%
土木・建材 11%
その他 4%
合   計 100%

※PVCが高重合(重合度3000〜5000)のPVCコンパウンドと、架橋ニトリルゴムとPVCをポリマーアロイ化したPVCコンパウンドが対象。

●塩素化エチレンコポリマー架橋体アロイ (販売数量:1,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
自動車 88%
工業資材 12%
合   計 100%


●塩素化ポリエチレン系エラストマー:CPE (販売数量:8,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
樹脂改質材 31%
電線分野 26%
難燃分野 18%
フィラーローディング 8%
その他 17%
合   計 100%


●シンジオタクチック1,2−ポリブタジエン (販売数量:5,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
SBS改質(靴底) 65%
TPE単独 28%
加硫ゴム 7%
合   計 100%


●ウレタン系エラストマー:TPU (販売数量:11,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
ホース・チューブ、シート・フィルム 51%
自動車・工業部品 24%
スポーツ・レジャー用品 14%
その他 11%
合   計 100%


●ポリエステル系エラストマー:TPEE (販売数量:8,000t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
自動車 46%
電機・電子 20%
生活関連用品 19%
工業資材 15%
合   計 100%

※ポリエステルブロックポリマー及びそのアロイが対象。

●ポリアミド系エラストマー:TPAE) (販売数量:1,300t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
電機・電子 24%
生活関連・スポーツ用品 20%
自動車 16%
その他 40%
合   計 100%


●フッ素系エラストマー (販売数量:300t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
工業 60%
建材 22%
電線・電気 10%
食品・衛生 8%
合   計 100%

※フッ素樹脂ブロックポリマーと同グラフトポリマーが対象。

●シリコーン系エラストマー (販売数量:200t)
分野・用途 シェア(%) 今後の傾向
(富士経済推定)
樹脂改質 100%
合   計 100%

参考資料:「2003年 高機能熱可塑性エラストマー&コンパウンドの用途展開とグローバル戦略」

※本記事は富士経済グループ各社の独自調査資料を再編集したものです。

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