中国経済の現状と中国エンプラの市場動向 ポリカーボネート(PC)

マーケット情報TOP
中国経済の現状と中国エンプラの市場動向
中国経済の現状と中国エンプラの市場動向 総論
ポリカーボネート(PC)
ポリアミド(PA)
ポリアセタール(POM)
ポリブチレンテレフタレート(PBT)/ポリエチレンテレフタレート(PET)
変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)
中国の2003年の自動車生産実績
■ポリカーボネート(PC)

 PCは中国のエンプラ市場でもっとも需要量が大きく高い伸びが期待される。PC樹脂は透明性、耐熱性、寸法精度・寸法安定性、耐衝撃性、自己消化性(難燃性)、耐薬品性、良外観性、電気特性(電気絶縁性、絶縁破壊電圧)を兼ね備えた優れた材料であるため中国市場のあらゆる分野で使用されている。

 2001年の中国のPCの市場規模は約22万トンである。その需要構成は光学関係が31.3%で最も多く、次いで電気・電気機器の20.6%、建材の14.0%、機械産業の10.6%と続く。自動車・車両は4.7%であるが、PC/ABSアロイなどの用途開発が進み、この分野の構成比が高くなることが期待される。中国でのPC生産については帝人化成が2004年以降10万トン、Bayer/上海クロルアルカリが2003年末までに5万トン、2004年以降15万トンの新設プラントを準備している。


●中国PCの需要構成(2001年)
中国PCの需要構成(2001年)

参考文献: 「プラスチックス、Vol.55 No.4 」   (2004年4月 工業調査会)
「プラスチックス・機能性高分子材料事典」
(2004年 産業調査会事典出版センター編)
「2002年 中国・アジアプラスチック市場の現状と将来展望」
(2002年5月30日:富士経済)


戻る