FA・ロボット関連分野の伸長率と装置の伸長率ランキング(総論3)

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■事業分野別販売金額の伸長率(世界需要)単位:億円
2007年の事業分野別伸長率は以下の通りである。
事業分野 2003年 2007年予測 伸長率07/03年
A.産業用ロボット 2,924 5,106 174.6%
B.電子部品実装機 3,454 4,375 126.7%
C.工作機械 5,344 7,908 148.0%
合 計 11,722 17,393 148.4%
出所:富士経済
FA ・産業用ロボット(3事業分野)市場において、2007年の産業用ロボット市場の伸長率は、電子部品実装機や工作機械の伸長率を上回り、174.6%(2003年比)と最も大きな成長が予測されている。

電子部品実装機市場は2004年に、前年比22.2%増の4,222億円規模に成長したが、その後2005年以降の市場は微減又は微増トレンドで推移すると見ている。

■事業分野別販売構成比と増減トレンド(世界需要)単位:億円
事業分野 2003年 2007年 増減率07−03年
実績 構成比 予測 構成比
A.産業用ロボット 2,924 24.9% 5,106 29.4% +4.5%
B.電子部品実装機 3,454 29.5% 4,375 25.2% -4.3%
C.工作機械 5,344 45.6% 7,908 45.4% -0.2%
合 計 11,722 100.0% 17,393 100.0%  
出所:富士経済
2003年のFA ・産業用ロボット(3事業分野)の世界市場は1兆1,722億円である。その3事業の中で構成比が最も大きいのは工作機械(45.6%)であるが、4年後の2007年構成比は45.4%となり0.2%減少すると予測している。但し、2003年の販売金額(5,344億円)に対して2007年は7,908億円(2003年比1.48倍)に成長し、2,564億円を上乗せした規模に拡大する見込みである。

一方、2003年の産業用ロボットは、3事業分野の中で24.9%と最も販売金額構成比が小さい市場であるが、2007年には、2003年の構成比に対して4.5%拡大し、電子部品実装機の販売金額を上回り5,106億円に成長すると推定している。

産業用ロボット市場の成長に貢献する装置は、「液晶PDPガラス搬送ロボット」「取り出しロボット」「ウェハ搬送ロボット」が挙げられる。

■FA・産業用ロボットの伸長率上位ランキング
事業分野毎に、2007年において伸長率が大きいFA・産業用ロボットのランキング表を作成した。(事業分野別の上位3品目は以下の通りである。)
事業分野 FA・産業用ロボット 販売金額(億円) 伸長率 伸長率
順位
2003年 2007年
予測
07/03年
A.産業用ロボット 液晶PDPガラス搬送ロボット 354 1,153 325.5%
取り出しロボット 345 597 173.0%
ウェハ搬送ロボット 445 761 171.0%
B.電子部品実装機 高速ノンロータリーチップマウンタ 620 1,340 216.1%
バンプボンダ 16 27 175.0%
大型多機能マウンタ 331 440 132.9%
C.工作機械 NC中ぐり盤 91 157 172.5%
マシニングセンタ 1,921 3,077 160.2%
NCフライス盤 43 63 147.9%
出所:富士経済
2007年において伸長率が最も大きいFA・産業用ロボットは、「液晶PDPガラス搬送ロボット」であり、その伸長率は2003年比3.26倍である。2位の「高速ノンロータリーチップマウンタ」は同2.16倍となり3位以下を大きく引き離している。

続いて、伸長率(2003年比)が170%を超えるFA・産業用ロボット(網掛け部)は、「取り出しロボット」「ウェハ搬送ロボット」「バンプボンダ」「NC中ぐり盤」の4製品が挙げられる。

 
参考文献:「2005年版 ワールドワイドFA・ロボット関連市場の全貌」
(2005年3月29日:富士経済)


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