汎用エンプラ・スーパーエンプラの市場動向(総論2:樹脂別市場概況)

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汎用エンプラでは、PCが41.3%の高いシェアを占めている。次いでPA6/66 が続いており、PCと合わせと、この三大汎用樹脂が72.6%を占めている。

中国を中心とした電気電子・OA用途、自動車用途の需要増加に伴い需要が拡大している。今後も新興国市場でのエレクトニクス製品部品や自動車部品の需要に連動して汎用エンプラ市場は推移していく。

■樹脂別シェア(ワールドワイド数量ベース)
 
樹脂タイプ シェア
PC 41.3%
PA6 16.4%
PA66 14.9%
POM 10.9%
PBT 9.9%
m-PPE 5.3%
GF-PET 1.3%
富士経済推定
※シェアは2007年次のワールドワイド出荷実績726万トンを母数とした。

■用途別樹脂のシェア
 
樹脂タイプ 電気・電子 自動車 その他 全体 備考
PC 18.7% 4.7% 17.9% 41.3% その他にはフィルム/シート用途の8.1%を含む
PA6 0.8% 5.4% 10.2% 16.4% その他にはフィルム/押出品用途5.4%を含む
PA66 4.2% 7.0% 3.7% 14.9%  
POM 2.8% 4.0% 4.1% 10.9%  
PBT 3.7% 3.5% 2.7% 9.9%  
m-PPE 1.6% 1.3% 2.4% 5.3%  
GF-PET 0.6% 0.3% 0.4% 1.3%  
合計 32.4 26.2% 41.4% 100%  
富士経済推定

PCの電気・電子用途のおよそ半数は光ディスクを中心とするメディア媒体用である。

PA6自動車用構造材、及びフィルム/押出品で用いら入れる包装容器や漁網などが用途である。

PA66は耐熱性や機械強度を求められる自動車や電気製品の構造材が主力用途である。

POMは耐熱性/機械強度プラス対候性、耐薬品性の特性を活かしプラスチックギヤや自動車のオイル周り部品の機構部材に用いられている。

その他の中にはフィルム/シート/押出品等の汎用的な用途を除くと、産業機器、OA機器等の構造材や機構部品としての用途があげられる。

参考文献:「2008年 エンプラ市場の展望とグローバル戦略」
(2008年5月23日:富士キメラ総研)


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