光学関連デバイスの世界市場 市場動向1

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本調査では、デジタルカメラを始めとする光学製品や情報通信関連機器の部材に用いられる半導体デバイス、レンズユニット/モジュール、フィルタなど光学デバイス、集光型太陽電池用レンズなどエコ関連製品、レンズ用樹脂材料、光学薄膜装置、射出成形機など光学デバイス製造関連製品の各市場について現状を分析し今後の動向を予測した。なお、タイにおける洪水被害の影響は考慮していない。

■市場概要
1.光学関連デバイス
市場規模推移の予測
  2010年 2011年見込 2015年予測
半導体デバイス 10,478億円 10,767億円 11,872億円
光学デバイス 19,812億円 19,059億円 22,919億円
エコ関連製品 39億円 56億円 107億円
光学デバイス関連製品 1,409億円 1,775億円 2,044億円
合計 31,738億円 31,657億円 36,942億円
※上記の数値に含まれる製品群
分類 製品群名
半導体デバイス
エリアイメージセンサ画像処理LSIレンズドライバIC
リニアイメージセンサ半導体レーザ 
光学デバイス
カメラモジュール(小型カメラモジュール、車載カメラモジュール)
光ピックアップ(OPU)プリントヘッド(LD・LED・VCSEL)
レンズユニットIRカットフィルタ水晶ローパスフィルタ
カメラ用モータ/アクチュエータ内視鏡用レンズ
光ピックアップ用光学レンズ光ピックアップ用薄膜部品
スキャナレンズ/ロッドレンズアレイfθレンズ/コリメータレンズ
プロジェクタ用投射レンズ 
エコ関連製品
集光型太陽電池用レンズ遮光ガラス
光学デバイス製造
関連製品
レンズ用樹脂材料ガラスレンズ用プリフォームレンズ用コーティング材料
酸化セリウム系研磨剤光学用接着剤光学薄膜形成装置
レンズ用測定器射出成形機イメージセンサ検査装置
2010年の半導体デバイス、光学デバイス、エコ関連製品、光学部品製造関連製品の合計市場(光学関連デバイス市場)は、世界的な景気後退からの脱却や、スマートフォンなど新規アプリケーション需要拡大を要因に、前年比117.2%の31,738億円となった。

2011年は、カメラモジュールやレンズユニットの単価下落による光学デバイス市場の減少が影響し、微減が見込まれるものの、2012年以降は年率3~5%程度の拡大が予測される。

半導体デバイスでは、小型カメラモジュール市場の拡大に伴い、エリアイメージセンサの需要が増えている。高感度化、高画質化が進み、小型化、低消費電力、高速伝送などでも優位なCMOSへのシフトが進んでいる。

光学デバイスでは、カメラ搭載モバイル機器の増加を受け、小型カメラモジュール市場の拡大が続いている。スマートフォンが起爆剤となって、高画素化が再び加速している。スマートフォンを中心にサブカメラの搭載も増加しており、2014年には1兆円超の市場規模が予測される。

エコ関連製品では、集光型太陽電池用レンズが欧米における新規太陽電池設備向けの需要が期待される。LEDテレビ用レンズは、ローエンドモデルの需要が牽引していく見通しである。

ガラスレンズ、プラスチックレンズ共に需要が旺盛であることから、光学デバイス製造関連製品では、樹脂材料、プリフォーム、接着剤、薄膜装置、レンズ測定器などの市場が好調である。

2.アプリケーション動向
情報通信関連機器では、スマートフォンをはじめとしたカメラ搭載モバイル機器市場が好調である。採用アプリケーション拡大や高画素化により活性化している。

安全・センシング分野の機器では、監視カメラ市場の拡大が続いている。IPカメラの普及も本格化しつつあり、先進国を中心に新規建築物への採用が広がっている。

医療・ヘルスケア分野の機器では、中国をはじめとした新興国の需要が高まっている。

OA機器、プロジェクタ分野の機器では、新興国の需要拡大が期待される一方、先進国の需要喚起が課題である。

参考文献:「2011 イメージング関連市場総調査」
(2011年09月13日:富士キメラ総研)



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