白物家電製品の世界市場(後編)

マーケット情報TOP
(2)調理関連製品市場規模(単位:千台)
品目/年次2011年(実績)2016年(予測)16/11年比
冷蔵庫121,175149,850123.7%
ガスレンジ66,35085,400128.7%
電子レンジ/オーブンレンジ116,950132,900113.6%
IHクッキングヒーター2,5053,580142.9%
食器洗浄乾燥機19,17020,500106.9%
トースター69,52081,100116.7%
ジューサー・ミキサー43,51046,370106.6%
エスプレッソマシーン14,93021,470143.8%
フードプロセッサー8,5908,935104.0%
電気ケトル55,16067,350122.1%
炊飯器137,770146,400106.3%
ホームベーカリー2,5202,900115.1%
(富士経済調べ)
大量生産向きの小物家電も多く、中国の生産が全体の80%を占めている。高成長が続くインドでも、生産量が増加しており、徐々に中国での生産比率は減少している。

需要拡大が続く中国が世界全体の30%強を消費する最大市場となっている。今後インドやブラジル、東南アジアなどの新興国も高成長が続き、一層新興国の販売シェアは高まると予測する。

(3)空調・給湯関連市場規模(単位:千台)
品目/年次2011年(実績)2016年(予測)16/11年比
ルームエアコン150,990199,000131.8%
電気給湯器33,43543,100128.9%
扇風機196,720276,160140.4%
空気清浄機16,07523,410145.6%
(富士経済調べ)
安価な労働力と消費地としての経済成長を背景に、中国が全体の80%以上を占める。またルームエアコンは、マーケットシェアの高い企業が中国に集中している。地産地消を基本としているメーカーも少なくないため、市場が拡大中の東南アジアなども重要な生産地となりつつある。また北米や西欧から中南米などへの生産シフトも進んでいる。

人口増加や生活水準向上が続く中国が消費全体の約40%を占める最大の市場である。また、インドや東南アジアなどその他新興国においても、今後高い成長が期待される。

(4)パーソナルケア関連市場規模(単位:千台)
品目/年次2011年(実績)2016年(予測)16/11年比
メンズシェーバー101,500112,870111.2%
レディースシェーバー/脱毛器12,50013,050104.4%
ヘアドライヤー161,000182,950113.6%
ヘアアイロン91,800100,000108.9%
電動歯ブラシ66,19069,060104.3%
血圧計44,30060,950137.6%
体重計/体組成計57,45061,250106.6%
歩数計/活動量計64,15065,860102.7%
マッサージチェア1,1501,490129.6%
(富士経済調べ)
日本や欧州で生産されるメンズシェーバーや電動歯ブラシのハイエンド製品などを除き、普及価格帯製品はほぼ中国で生産する傾向が続いている。中国メーカーは日本や欧米メーカーへのOEM/ODM供給を中心に成長してきたが、近年自社ブランド製品を展開し急拡大するメーカーも増えている。但し中国の労働賃金上昇を受け、オムロンヘルスケアなど一部企業では中国から東南アジアへ生産地を移す動きも見られる。

欧州、北米、中国が主要需要市場となっている。欧州や北米は、すでに成熟市場化しているうえ近年の景気低迷の影響から、今後も需要は横ばいが続くと予測する。今後普及余地の大きいBRICsでは、16年には11年比25%近くの成長を予測する。16年には中国がシェア14%の巨大な消費市場として台頭して、生活習慣の変化などでその存在感が増すとも予測される

尚、製品別のエリアにおける生産/販売動向、メーカー動向等のデータについては、出典元のレポートに詳細が掲載されているので参考にされたい。

参考文献:「グローバル家電市場総調査 2012」
(2011年12月26日:富士経済)



注目業界の市場動向・将来展望


戻る
エンプラ関連情報サイト エンプラネット トップページ