2011年世界のタッチパネル市場 市場動向4

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■タッチパネル搭載機器の市場動向と搭載率の傾向
 上段:機器出荷台数(千台)
下段:タッチパネル搭載率(%)
摘要\年次2011年(実績)2012年(見込)2016年(予測)
携帯電話
スマートフォン
1,456,0001568,0002,083,000
37.750.362.1
PDA・PND41,00040,20037,900
92.292.083.1
DSC・DVC155,000156,000172,000
10.210.615.0
カーナビ10,70012,00015,700
76.684.689.8
車載ディスプレイ11,00013,50019,000
30.034.462.1
タブレット端末62,00087,200214,200
100.0100.0100.0
ノートPC221,000232,000267,000
1.83.14.8


■各機器別採用方式の方向性

携帯電話
スマートフォン
2011年はアウトセル型静電容量式タッチパネルが約70%占めていたが、2016 年にはカバーガラス一体型静電容量式タッチパネルが半数近くのシェアを占め、当該市場で主流方式になる見通しである。

抵抗膜式タッチパネルはローエンド向けが主体となり、シェアは低下していくとみられる。
PDA・PNDPDA・PNDへのタッチパネル搭載は標準化しており、抵抗膜式タッチパネルの採用が大半である。

静電容量式タッチパネルの需要は増大していくが、PND市場が縮小傾向である為、当該品向けタッチパネルの供給量は減少していく見通しである。
DSC・DVCDSC・DVCではハイエンド機種を主体にタッチパネル搭載が進行しており、タッチパネル搭載率は2016年で15%とみられる。

一部ハイエンド機種では静電容量式タッチパネルが採用されているが、DSC・DVCでは抵抗膜式の採用が大半である。但し、ハイエンド機種では差別化の為マルチタッチのニーズが根強く、2016年に静電容量式タッチパネルは、タッチパネル搭載機種において約44%のシェアを占めると予測される。
カーナビマルチタッチのニーズが高まっている為、高級車種から静電容量式タッチパネルが搭載されていく見込みである。その中で低コスト志向の強いユーザーはマルチタッチ抵抗膜式タッチパネルを採用するとみられる。

カーナビにはタッチパネルが標準搭載されていることから、自動車生産台数の拡大に連動して、需要が増加していく見通しである。
車載ディスプレイカーオーディオを主体にタッチパネル搭載率の拡大が期待できる。

フリック入力のニーズが高いことから、マルチタッチ抵抗膜式タッチパネル、静電容量式タッチパネルの採用拡大が予測される。
タブレット端末静電容量式タッチパネルが多用されている。今後は「軽薄化」「低コスト化」に有利なカバーガラス一体型のシェアが高まり、2016年には約33%まで達する見通しである。

2014年からは「iPad」シリーズでインセル型の搭載が始まり、2016年にはインセル型は半数近くまでシェアを高めると見込まれている。
ノートPC今後、発売予定の「Windows8」はマルチタッチに対応している為、静電容量式タッチパネルの需要が増加していくと見込まれる。

但し、モバイル機器に比べタッチパネル機能の必要性は薄い為、タッチパネルの搭載は一部機種に限定され、2016年で約5%の搭載率とみられる。
参考文献:「2012 タッチパネルと構成部材市場の将来展望」
(2012年02月07日:富士経済)



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