エレクトロニクス製品の世界市場 市場動向2

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■エレクトロニクス製品の世界市場と予測:生産規模
4)モビリティ・産業機器
 2016年実績2022年予測2016年比
モビリティ・産業機器(5品目)2億4,298万台2億8,386万台116.8%
富士キメラ総研推定


※次世代自動車(EV、HV、PHV、FCV)は、自動車の内数である。
2016年に最も高い成長率を記録したのはドローンで、前年比50.0%増となった。土木工事や農業、映画の撮影などに用いられている。その他、人の立ち入りが困難な分野への活用から、従来とは違ったコンシューマーユーザーのニーズの掘り起こしが進められている。監視カメラは中国、台湾系メーカーが多く参入している。特に需要の多い中国では中国メーカーの生産量が多く、生産ウェイトが高い。今後も、最大の需要地である中国と、生産コストが低いアジア地域での生産が多く行われる。自動二輪車は、アジアや中国といった新興国市場のウェイトが高く、価格が安く日常の足として使用しやすい小型二輪車が需要の中心となっている。

5)車載電装機器
 2016年実績2022年予測2016年比
車載電装機器(4品目)2億4,298万台2億8,386万台122.6%
富士キメラ総研推定

車載カメラはKT法やNCAPの施行を背景に市場が拡大している。以前はビューイングカメラの市場がメインボリュームとなっていたが、ADAS搭載の推奨に後押しされ、センシングカメラの搭載も増加している。将来的な自動運転システムの実用化に向けて市場拡大が続く見通しである。ヘッドアップディスプレイはEuroNCAPにおいてポイント加算の対象となっていることから搭載が進んでいる。今後も欧州を中心とした市場拡大が継続する見通しである。カーオーディオ、カーナビゲーションシステム市場は、自動車市場の拡大・装着率の上昇に伴って、増加傾向で推移する見通しである。カーオーディオ自体はカーナビゲーションへの機能統合により、市場は微減するものの、ディスプレイオーディオの増加があり、全体市場としては微増傾向での推移となる。

6)ユニット製品・部品
 2016年実績2022年予測2016年比
情報通信機器(11品目)73億1,435万台77億2,425万台105.6%
富士キメラ総研推定

ユニット製品・部品市場はアプリケーション市場に連動する。アプリケーション市場の縮小により大型LCD、中小型LCD、HDD、光ピックアップの市場が縮小している。一方、有機ELディスプレイ、小型カメラモジュールはスマートフォンと連動して増加する見通しである。有機ELディスプレイはスマートフォン向けが大半であるが、今後はTV、車載での市場拡大が予測される。HDD市場はNANDフラッシュメモリーの容量単価の下落に伴い、耐衝撃性やIOPS性能に優れるSSDとの競合が進んでおり、減少傾向で推移していくとみられる。

参考文献:2017 ワールドワイドエレクトロニクス市場総調査
(2017年03月15日:富士キメラ総研)


注目業界の市場動向・将来展望


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