HV/PHV/EVの世界市場 市場動向2

マーケット情報TOP
■HVエリア別市場予測

 2017年実績2035年予測2017年比
合計208万台420万台2.0倍
日本93万台131万台140.9%
北米39万台103万台2.6倍
欧州45万台58万台128.9%
中国16万台51万台3.2倍
ASEAN・東アジア11万台43万台3.9倍
その他4万台34万台8.5倍
富士経済推定

2017年のHV市場は前年比14.3%増の208万台となった。日本市場と北米市場は新型車種の販売も進んだが、プリウスの大幅な販売減が影響し微増にとどまった。一方、欧州市場と中国市場は環境規制が拍車を掛け急激に需要が増加した。日本市場は成熟しており、今後は緩やかな成長が続くとみられる。北米市場は当初のZEVクレジットを取得する役割が終了しており、日本市場と同様に緩やかな成長が続くとみられる。欧州市場は、各国が長期的に段階的なEVシフトを進めるなかで自動車メーカーが48VマイルドHVの拡充を図るならばHVも同様に拡大が予想される。中国市場は、日系自動車メーカーが今後も中国の環境規制に対応して販売を強化するとみられることから拡大が予想される。

■PHVエリア別市場予測

 2017年実績2035年予測2017年比
合計40万台1,243万台31.1倍
日本3万台90万台30倍
北米10万台247万台24.7倍
欧州15万台381万台25.4倍
中国12万台465万台38.8倍
ASEAN・東アジア僅少35万台
その他僅少25万台
富士経済推定

2017年のPHV市場は前年比33.3%増の40万台となった。なかでも、CO2排出量95g/km規制を掲げる欧州が15万台と最も構成比が高く、次いで中国が12万台となった。欧州自動車メーカーは2020年代前半から新型プラットフォームで、新しいサブブランドを打ち出し、高級車から普及価格帯のSUVまで新型PHVを大量投入し、CO2排出量規制のペナルティ回避に乗り出す考えである。また、日系自動車メーカーなどによる欧州市場への新規参入が多く計画されているため、欧州市場は2025年前後から急激に拡大すると予想される。欧州市場に次ぐ規模の中国市場は、政策に左右されるものの、2020年前後に外資系自動車メーカーの中国生産が開始され急拡大し、2030年には世界最大規模になると予想される。北米市場も2020年代中盤より大型車からプラグイン設定が進み拡大するとみられる。

■EVエリア別市場予測

 2017年実績2035年予測2017年比
合計76万台1,125万台14.8倍
日本2万台45万台22.5倍
北米11万台136万台12.4倍
欧州14万台216万台15.4倍
中国48万台642万台13.4倍
ASEAN・東アジア1万台43万台43倍
その他僅少43万台
富士経済推定

2017年のEV市場は前年比58.3%増の76万台となった。現状は、中国や欧州がEVシフトに注力している状況である。中国市場は、自動車を販売する全てのメーカーにEVの投入が義務付けられることから、2018年以降急激に拡大するとみられる。また、2020年前後から外資系自動車メーカーの現地生産モデルが出揃うことでさらなる拡大が予想される。拡大が続く中国市場に影響を受ける形で欧州やインドでもEVシフトが進むとみられる。

参考文献:2018年版 HEV,EV関連市場徹底分析調査

技術革新が進む自動車業界特集


戻る
エンプラ関連情報サイト エンプラネット トップページ